早稲田国際教養 英語対策2(和訳・リスニング)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん3

(引き続き英語対策に関して伺っていきます。和訳問題の対策はどのようにされていましたか?)

和訳では構文を特に意識して、手順としては全体を読んでから細部の文法を読んでいくことを心がけていました。また、訳出した後に、前の文と後の文だけ読んで、内容がずれていないかを確認することも大切だと思います。

特定の箇所を訳す際も、前後にヒントとなる箇所や、全体を見ると同じ内容を繰り返している箇所などがあるので、時間があるときはそのようなチェックもしていました。
(リスニングに関してはいかがでしょう?)

試験の緊張もあったと思うのですが、試験ではとにかく放送のスピードが早いと感じました (笑)

大問が2つあって、1問は1回しか放送されないのですが、そちらの問題は厳しかったです。

なので、1回で聴き取る練習をすることが大切だと思いました。
2回流れる問題でも、まずは1回で聴く練習した方がいいですね。

(リスニングの教材はどのようなものを使われましたか?)

WasedaSILS.comのCDと、CNN 英文の訳とCDが付いている教材(CNN ENGLISH EXPRESS)を使っていました。内容も役立つし、CNNのニュースを元にしているので、知識も付く点が気に入っていました。また、これは少し特殊な本なのですが、TOEFL/TOEIC対策用の本で、オーストラリア、ブリティッシュなど、北米以外のアクセントが流れる問題集もやりました。教科書の付属教材はきれいな米語の発音ばかりなのですが、実際の試験ではイギリス英語などのアクセントで話す人もいるので、そのような意味では役だったと思います。

発音が違っていても聴き取りはできるので、あまり気にする必要はないと思いますが、北米以外の発音に慣れるという意味では、Youtubeなどにも各国の英語の発音の動画がアップロードされているので、そちらも参考になると思います。

早稲田国際教養 英語対策1(リーディング・英作文)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん2

(個別の科目に対策に関して伺って参りたいと思います。まず英語のリーディングはいかがでしたでしょうか?)

早稲田の国際教養の英語はとにかく長文対策が重要だと思います。
リーディングではよく言われていることではありますが、特に語彙や文章のレベルが高くなるほど、全文を理解できるということは難しくなるので、前後からの類推がとても大切です。
一応分からない箇所は線を引くなどしていましたが、前後の文がちょっと分かれば、その間に入る文の意味も分かるということもよくあります。
最初と最後のセンテンスは大事なので、そこは分からなくても読み飛ばさないようにしていました。
また分量が多いので、速読の意識を持って過去問をするようにしていました。
試験時間を考えると、早稲田国際教養の過去問で、長文1問で30分を超えると厳しいので、大体20分くらいでやるようにしていました。

(早稲田国際教養の英語長文はか語数が多いので、20分は速いですね)。

そうですね、WasedaSILS.comのオンレクの過去問を解く際はいろいろな解き方をためしてみたのですが、ばーと20分でやって、その後冷静になって5分見直しをした方が得点がよくなるケースが多かったので、最終的にはそのような形になりました。

文が長くても大問1問を20分で一通り答えを出す、5分で見直す、という時間配分ですね。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

実際の試験では急いで解いて時間内ギリギリに終わったという感じでした。
入試は実際に受けてみないと分からないところがあって、思わぬタイムロスが結構ありました。
そのような意味でも普段から短めの制限時間でやっておいた方がよいですね。
(参考書などはどのようなものをお使いになりましたか?)

単語はZ会の『オンタン』(音読英単語)を、文法は『Next Stage』をやっていました。どちらも高校で配布されていた教材でした。

WasedaSILS.comの講座以外では特別早稲田対策をやったというわけではないのですが、
単語や語彙はきっちりやっておいた方がよいです。

最も語彙に関してはきりがないところもありますが。直前期に周りが一斉に即単(速読英単語)などを買い始めたので、焦って買ってしまいましたが、結局やる余裕がありませんでした。

早稲田の国際教養は単語・文法をずばり問うような問題は少ないので、基本は長文対策になると思います。

(英作文ライティングに関してはいかがでしょう?)
WasedaSILS.comのオンレクの添削はもちろんやりましたが、それとは別に、高校の先生に添削してもらったりもしていました。
早稲田国際教養の問題に似た題材を出してもらって添削してもらっていました。

ライティング用の参考書などは特に使いませんでした。

また、高校の活動でドイツに行ったことがあり、そこでできた友達とFACEBOOKを通じてやりとりをしている時の相手の書いた文章が参考になりました。砕けた文章はリスニングの会話文の聞き取りでも役立ったりもしました。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

本番では結構浮かんでこないものといいますか、今思うとありがちな内容の浅い文章になってしまったと思います。ライティングの点数はよくなかったかもしれません。
反省点としては、ライティングは時間決めてやる練習をしていなかったことでしょうか。
普段から時間を決めてやっていなかったので、本番でたった20分しかないという感覚になりました。
また、教育や国際関係の分野からよく出題されているので、ある程度知識を入れておいた方が英文を書く際にアイディアが出てくると思います。
本や新聞で知識を広げておくことも大切だと思いました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー 

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん1

(今回は早稲田大学国際教養学部に合格された、aicさんにお話を伺って参ります。aicさんは昨年度のWasedaSILS.com、早稲田大学国際教養学部総合英以後対策講座、オンラインレクチャー受講生です。)

(早稲田大学国際教養学部の受験を意識されたきっかけと時期を教えていただけますでしょうか?)

最初は外語系統に行きたかったので、外語大、上智などを調べていました。
指定校について調べているうちにICUなどを知り、そして英語で授業を受けられるワセダ国際教養(SILS)を目指すことにしました。
時期としては遅くて、3年夏以降でした。

元々英語に関心があって、国際的な仕事をしたい、人と関わるような国際的な仕事をしたいと思っていました。

語学の習得という枠組はかなり絞られてきてしまって、外国語学部だと語学の研究がメインで、専門性が絞られてきてしまいます。

早稲田国際教養でビジネスや国際関係を学んでおいた方が自分の希望に近いと思うようになりました。早稲田の国際教養では、幅広く様々な分野を学べるところも魅力ですね。

(なるほど。高校は比較的しっかり勉強をするような学校でしたか?)

そうですね、地元では進学校で、進学の成績はよい方でした。
しかし校風は比較的ゆるくて、勉強の取り組み方も人によってばらばらでした。
縛り付けて勉強というより、自主性に任せるというところでしょうか。

夏休み明けの文化祭なども熱心にやりましたし、私の場合劇に出演してそればっかりやっていましたね。

スポーツ大会も熱心にやる学校でした。

(なるほど。インタビュー等でお話を聞くと、地方の進学校には勉強以外に部活や行事をそういうところも結構おおいようですね。受験勉強はある程度学校で用意されていたのですか?)

いえ、塾に通っていました。家だと集中力が持たないので、学校から予備校に直接行ってしまうやり方でした。
電車通学の登下校にリスニングのCDを聞き流したりよくしていましたね。

塾だと周りの雰囲気的にも集中できました。

(なるほど、勉強時間はどれほどでしょう?)

基本的に直前期は勉強が中心の生活です。
特に試験近くになると早く勉強を切り上げて、朝方の勉強に切り替えていました。
具体的には朝5時に起きて、日付変わる前に寝るという生活ですね。
朝起きて7時くらいまで勉強し、そのまま学校に言っていました。
直前期は5-7時をがんばろうという気持ちで、学校が終わって予備校にいって、10時まで勉強しました。
文化祭などは落ち着いてからの秋口からはそのような生活でしたね。

(次回に続きます)

地方から上京、受験、早稲田国際教養学部受験用のホテル

(最後に地方出身で、東京に出てきての受験だったと思いますが、その点に関して伺って参ります。基本的には孤独な戦いですね?)

ええ、3週間くらい一人でした(笑)。
東京のホテルに3週間泊まりまして、そこは受験生用に自習室のある所でした。

(そのようなホテルでは意外に勉強できるものなのでしょうか?)

ええ、結構勉強できましたよ。周りも受験生が多くて、受験モードでやらなくちゃという雰囲気でした。
受験生用のホテルをネットで探して、「サンルート高田馬場」というところに泊っていました。
駅から近く、大学に向かうバスもあり、アクセスが非常によかったです。
1月2月は地方出身の受験生を当てにしているようなところで、受験生の受け入れ体制が非常に整っていましたね。3週間ずっとそこにいました。

(なるほど、3週間受験で地方から実家を離れるとなると、ややつらい面もあったかと思いますが、メンタル面はいかがでしたでしょうか?)

確かに寂しかったのですが、途中でそのホテルで同じく早稲田受ける受験生と友達になりました。同じ大学を受ける友達が作れると大きいですね。寂しくなったら親とか友達とかに電話したりしていました。

(東京に出ている期間が3週間となると最後の方がきついのではないですかね?)

一個一個の試験を淡泊に終わっていった感じですね。一番きつかったのが6日に他大学を受けて12日結果が出て、13日に第一志望の早稲田大学国際教養学部の試験で、その後は気合いが抜けて集中できなかったですね。

もうちょっと後半も集中していけたらよかったなと思いますが、途中落ちてもつらいだろうし、どっちにしても3週間1人で受け続けるのは大変でした。

(受かっても落ちてもどちらにしても心の動揺があるわけですね。他にはどのような大学や学部を受験されましたか?)

全部で7大学15学部ですね。早稲田の5学部など、受けら得るところはどんどん受けてみたという感じです。

(そんなに受験されたのですか! 体力は持ちましたか?)

結構きつかったですね。経験からいうと、3日連続はやめた方がよいです。2日連続、1日空ける、などですね。2日連続ならなんとかいけますよ(笑)。

(最近は不況で志望校を絞る受験生も多いようですが)

そうですね、逆を行った感じですね(笑)。地方からの受験で不安だったこともありますが、受けたいところはとりあえず親に言って受けさせてもらったというところで、ありがたく思っています。

また、自分の場合は受けているうちに試験慣れみたいなものもありましたね。
一週間くらい受けていると気軽に大学に行く、という感じになっていきました。
そこからは普通にリラックスしていけるようになりました。

ただ、勉強に関しては、早稲田の国際教養などに絞った勉強をしていました。

元々早稲田志望だったのですが、本格的に受験勉強を始めたのが遅くなってしまいました。実は国際教養学部は早稲田の中でも志望順位は必ずしも最上位ではなかったのですが、自分の得意科目などを考えて、WasedaSILS.comの講座を活用して、国際教養学部そこにフォーカスした勉強をしていたという形です。当初はできれば政経なども、と考えていました。

(これからWasedaSILS.comのオンラインレクチャーを受講される方、もしくは国際教養学部を受験される方へのメッセージなどはございますか?)

WasedaSILS.comの講座では非常に有益で、特に英作文添削、リスニング対策は大きかったですね。とても自信になりました。

また、全般的なアドバイスとして、入試は情報勝負というところも大きいです。

勉強は予備校や講座を活用しましたが、情報分析は自分でもやっていました。
特に自分のように出遅れてしまった場合や勉強が進んでいない場合でも、大学というより、各学部にまでフォーカスした勉強をすれば、逆転の可能性は残されています。ぜひがんばって下さい。

(ありがとうございました。)

早稲田国際教養入試 英語リーディング リスニングの実際

(早稲田国際教養を実際に受験されて、英語リーディングはどのように解いていきましたか?)

早稲田国際教養の英語リーディングの試験の場合、パラグラフの概要を問う問題が中心となるので、実際の試験でもパラグラフごと読んでいきました。

(時間配分はどの程度でしたか?)

大問2つで60分程度だと思います。
英作文を残していたので、とにかく終わらせることを考えていまいsた。
時間がないので精読はできないですので、速読して意味を拾って読む感じになりますね。

(速読の練習などはされましたか?)

普段から速く読むようにしていたが、あまり「速く速く…」と焦ってやるのではなく、意味をきちんととりながら時間を意識していたようなイメージです。
精読と速読をどれくらい兼ねられるかがポイントですね。
(早稲田国際教養の英語リスニングの試験はいかがでしたか?)

リーディングの後に英語リスニングが開始されるのですが、開始までにかなり時間がありましたね。
10分-15分くらいは待たされました。
実際の試験は、噂通り発音が多様で、特にイギリス式のものなのか、やや聞き取りにくい方もいたという印象でした。取り組みにくかったのはそこですね。
ナチュラルスピードくらいか、やや遅いかなという印象でした。試験としてはかなり速いと思いますが。スピーカーはネイティブでした。

(できばえはいかがでしたか?)

難しかったのですが、そこそこ理解できました。1年間リスニングをやってきた自信もありましたし。リスニングを終えて、なんとなくいけたと思いました。
しかし最後にマークミスをしていないかなどが非常に気になりましたね。

(なるほど、リスニングは非常にできたようですが、どのように対策されましたか?)

基本塾での対策で、BUCHOさんのオンレクのリスニングCDも使っていました。

過去問と比較するとスピードがやや遅く、語と語の間があくのでやはり聞きやすかったです。発音には戸惑いましたが。過去問はiPodに入れて持ち歩いていました。
英語リスニングの前の休み時間にも聴いていました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養入試 英語の問題を解く順番

(塾や予備校にはいっておられましたか?)

実は3教科それぞれ別の塾に行っていまして、たとえば世界史は東進に行っていました。
田舎でなのであまり塾がないのですが、いずれの塾も駅が近く、塾間の移動がしやすかったですね。

(3教科別々に塾とは特殊ですね)

そうですね、地方で情報も少ないですし、入試の時期はほとんど塾で過ごしていました。家では帰ってきて寝る程度でした。塾の使い方がポイントだったと思います。

(なるほど、直前期の話をお聞かせいただけますか?)

はい、英語は秋から単語を単語帳でかなり詰め込む作業をしました。
速読英単語などをやりました。
秋からスイッチが入ったという感じです。
それまででは全く違うテンションになり、そこからは必死にやった
やれる時間は全部勉強するぞ、という勢いでした。

(過去問での学習はされましたか?)
よくやりましたよ。
英語長文を塾で練習したり、塾の問題集に入っていたり、いろいろな大学のものをやった形になります。

早稲田国際教養のリスニングとライティングはBUCHOのサイト(http://wasedasils.com)でやらせていただきました。しかし、世界史が遅れを取っていたこともあり、全部の過去問を解けたわけではありません。

(意外に間に合わなかったところがあるのですね)
BUCHOさんの講座自体は本当に直前にやりました。
それとは別に、国教では国語も2年直前に解きました。
世界史は時間が無く、過去問を解いていません(笑)

(なるほど、それでは実際の試験に関して伺っていきます。英語の時間配分を教えていただけますか?)

はい、BUCHOさんのアドバイスもあって、大体時間配分は決めて行きました。

早稲田国際教養の入試の英語の自分の解き方は、
和訳→英作文→リーディング1→2
というものでした。
和訳は10分かからず、最初から一気に解きました。
昨年は比較的解きやすかったです。一気にと書いて終わらせた感じですね。
和訳は過去問でやった程度ですね。
塾では国公立などの和訳をやっていたので、ある程度慣れはありました。

(英作文はどれくらいかかりましたか?)

実は全然思いつかなくて、悩んで何回か書き直しました。英作文を10分やって、一端リーディングに進んで、また英作文に戻りました。

(英作文を途中で一端やめて、別の問題に進むのは勇気がいりそうですね。)

緊張もあったのか、煮詰まってしまいまして、英作文を最初に書いた際は、方向性だけは決めて、2,3文を書いたくらいで残しておきました。「後は主張だけ」というところまで書いてリーディングに一端進んだという形です。結果的にはこのやり方はうまくいきました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養 国語・古文・世界史対策

(早稲田大学国際教養学部の古文対策に関して教えてください)

自分の場合現代文より古文の方が苦手でした。
助動詞なども覚えていなかったほどです。
最後の方に古文単語の暗記をした程度です。
Marchレベルの過去問を読んで、早稲田国際教養の国語はそれほど難しくないのでいけるのではないかとは考えていました。

結局古文に関しては、間に合わないで受けた印象です。古文ができていないことを考えると、国際教養学部にはぎりぎりで滑り込みで受かっていると思います。
現代文の塾で同時にとっていましたが、古文そのものは最後まで苦手意識がありました。

(直前期の勉強法を教えていただけますか?

自分なりにスパートをかけました。家では勉強しないので、学校が3,4時に終わり、塾の自習室で10時頃閉まるまで勉強し続けました。

(世界史選択で受験されていますが、早稲田国際教養の世界史対策はいかがえしょう?)

直前期に世界史wよくやりましたね。世界史の問題集を5,6冊買ってずっと解いていたというほどです。

特に直前期は、受験勉強の基本である英語をやりつつも、世界史をなるべくやるという形です。
直前期の世界史の勉強法としては、テキスト・参考書をやるのではなく、問題集・過去問を中心に演習をたくさんやりました。

(直前期の演習は有効そうですね、その際役に立った問題集などはありますか?)

河合塾の早稲田の世界史などは役に立ちましたね。早稲田のレベルが分かりましたし、知識も入っていきました。

(しかし世界史などは暗記項目が多く、覚えるのが大変そうですね。)

覚えるところは最小限にしようと思って勉強を進めていました。
ベースはセンター対策の問題集を持っていてそれを繰り返しやっていました。入りそうなところだけ、難度の高い知識も入れていきました。

(入りそうとは?)

自分の覚えられそうな範囲、「今日はここまでやろう」というところまでですね。

他にはZ会の世界史のテキストも役立ちました。
私大難関校のレベルの問題が入っていて、そのレベルは教科書では入っていない範囲も含まれていました。
問題集の形で、有名私立の問題がたくさん入っていました。
なんとなくではありますが、私大の世界全般、そして早稲田の世界史の傾向が掴めたと思います。

(どんな問題が出るか、分かってきたというところですね。)

そうですね。やはり問われやすい箇所が分かってくると、覚える気にもなりますし、自信になりますね。

(次回に続きます)

WasedaSILS.COM出身早大国教合格者インタビュー 英語・現国対策

(WasedaSILS.COM出身早大国教合格者インタビュー Kさんその2)

(早大国教の英語入試問題の印象はどのようなものでしたか?)

とにかく長い、速読が必要という漢字でした。
それに内容一致の問題が多いという印象が強かったですね。

早稲田国際教養は1500words程度ですが、いきなり1500はきついです。

ちなみに早稲田の他学部の問題を読んでも参考になりました。
なので早稲田の他学部の比較的短い過去問からやってみるのは一つの手ですね。

(英作文に関して教えて下さい)

リスニングの点数に書いたものを添削してもらっていました。
ペースとしては週1回、時期は高3の夏か秋くらいからでしょうか。

(どういった問題を練習されましたか?)
塾の先生が早稲田国際教養の問題を調べてくれて、テーマを決めて100語をめどに書いてこい、という感じでした。
時間制限をつけて、最初は20分、ちょっとずつ短くして、15分で仕上げられるようになりました。10回20回と英作文はやりましたね。

(なるほど、現代文はいかがでしょうか?)

国語に関しては、早稲田対応の国語の塾に6月頃から行っていました。
東京ではないので早稲田専門の予備校ではないのですが、早稲田用の国語があるクラスがある予備校と言えばよいでしょうか。

そこの勉強の仕方は、まずは普通に過去問を解く、それを授業で解説という感じでした。

他学部の問題をやったり、比較的現国の難しい政経とか、また少し簡単なMARCHの問題などもやりました。

SILSは小説も出ますが、それはセンターの現代文が役だったと思います。
最終的に過去問を解くしかないのですが、それは直前にBUCHOさんのWasedaSILS.comで解きました。

(国語は得意教科でしたか?)

いえ、苦手は苦手、平均レベルくらいはなんとかというくらいでした。
私大特有の問題には苦労しましたね。
その辺りを予備校で解き方を教わって少しずつ改善していきました。

(なるほど、現国で使える技術として、具体的にはどのような解き方はありますか?)

そうですね、少々説明が難しいのですが、例えば指示語の問題で、該当部に線を引いて、線の前に答えがある、後ろにあるというような区別ですね。
早稲田だと、学部によって答えのありかが線の前後どちらかに偏る傾向が顕著に出ることがある。
とにかく前後のどちらかしかないわけですから、実践できるまではいかないが、意識してはやっていました。

(市販の現国の参考書は使いましたか?)

参考書はやっていないですね。
国語は平均で英語勝負というイメージでした。
平均とれればいいかなという印象ではありましたね。

(次回に続きます)

2010年度合格者インタビュー 一般入試

(今回は早稲田国際教養2010年一般入試に合格された、Kさんにインタビューさせていただきました)

Kさんインタビュー1

(早稲田国際教養を受験するまでのいきさつを教えていただけますか?)

香川出身で、元々国立志望でした。早慶を中心に考えていて、慶応より早稲田かなと思っていました。慶応は小論文がありますし、キャラ的に自分は早稲田かなと思いまして。
本格的に対策を始めたのは秋ぐらいです。

(私大志望を意識したのはどれくらいの時期ですか?)

早慶を意識したのは高3の春くらいですね。
高3になってから早稲田向きの勉強を少しやっていました。
本腰を入れたのは秋ぐらいです。

(高校はどんなところでしたか?)

香川県の中では進学校でした。特に国立に進学する人が多かったですね。
学校には私立文系のクラスがなく、国立文系を対象にしたコースに在籍していました。
全体としては国立に行く人が多く、次いで私立文系と行ったところでしょうか。

(進学校なので授業はかなり受験向きな内容ですか?)

いえ、元々できる方が多いので進学実績がよいという感じで、
正直高校での授業は入試にそれほどフォーカスしているわけではなかったですね。
私立ではなく、県立高校でしたので、教科書に沿って基本的な勉強という授業でした。

(早稲田国際教養入試での選択科目は世界史ですね)

高校では地理と世界史を取っていました。2年まで地理が得意でしたね。
3年になって受験を意識して、世界史の授業を熱心に聞くようになりました。
ただしスタートが遅かったこともあって、世界史は苦手にしていて、それがネックで偏差値でいうと、早稲田の国際教養の判定が最後までDでしたね。

(英語はいかがでしょう?)

英語は元々得意で、授業を聞いたり授業は定期テスト用の勉強をしっかりやっていたという感じです。

またESSに入っていて英語に触れる機会があったのもよかったかも知れません。
難しいことをするわけではなく、洋楽を効いたり洋画を見たりといった活動ですが。
元々英語は好きでした。

(予備校などには通われましたか?)

塾には小学校から通っていました。
世界史は高3からですが。

英語の受験勉強は塾がメインでした。

早稲田の中でも国教は倍ですので、SILSにフォーカスした英語の勉強をしました。
国語と世界史で平均的にとれたという感じです。

(塾に行く頻度はどれくらいでしょう?)

週に3,4回は塾に行っていました。
英語は週に2回ですね。
ちなみに大手の予備校ではなくて、高松にしかない個人塾でした。

(どんな授業内容でしたか?)

そうですね、2年まで各高校のクラスで、定期試験向けの勉強をするような塾でした。
英語に関しては参考書が指定されていて、「英文標準問題精講」をやり込みました。
それから構文と英文解釈ですね。
3年になってからはリスニングなどもやりました。

受験期になってもそれほど内容は変わらないのですが、3年から難関大 国立向けの過去問で精読の授業が行われました。

(なるほど、文法の話が出ましたが、英単語の暗記はしましたか?)

英単語は本見てやったのは3年の秋とかからですね。
それまでは定期試験があるとその範囲はやっておくという感じでした。

(リスニング対策に関してもう少し教えていただけますか?)

高3春から塾のリスニングを受けていました。
内容としては私立の過去問を使って、リスニング演習をやるというものですね。
和気藹々としていてなかなか楽しかったです。
頻度としては週1だけでしたが、それでもリスニングの力はついたように思います。

(具体的にはどういった大学のリスニングの問題をされましたか?)
阪大の過去問、一橋の過去問、あとは私大ですね。
その中ではSILSが難しかったので、何とかしないと行けないと思いました。
何か対策方法がないかとネットなどで探して、そこでBUCHOさんのWasedaSILS.COMを知りました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養 2011年度出願期間、試験日

引き続き入試説明会の様子です。

一般入試の説明です。

2011年度の早稲田国際教養の出願日、一般入試試験日日はすでに決定されています。

出願期間2011年1月5日-1月26日
試験日2011年2月13日(日)
合格発表 2月21日(月)
入学手続き締め切り日 第1次/3月2日(水) 第2次/3月24日(木)

試験科目等に変化はありません。

国語 (60分/50点) 国語総合、現代文、古典
地歴または数学 (60分/50点) 次のうちから1つを選択 ①世界史B ②日本史B ③数学〈数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(「統計とコンピュータ」、および「数値計算とコンピュータ」を除く)〉
外国語 (英語85分、

英語リスニング15分

計/100点)

英語Ⅰ、英語Ⅱ、リーディング、ライティング、オーラル・コミュニケーションⅠ、オーラル・コミュニケーションⅡ(「リスニング」を含む)

試験科目等に変化はありません。

一応国際教養学部入試注意点としては

1.国語に漢文は含まれない(と考えてよい)
2.リスニングの放送時間は実質15分、4限に行われる

という点でしょうか。

(次回に続きます)

国語 (60分/50点) 国語総合、現代文、古典
地歴または数学 (60分/50点)
外国語 (英語85分、英語リスニング50分/100点)