早稲田大学国際教養学部の入試統計

1.早稲田大学国際教養学部合格最低点・英語、国語平均点

 

上記グラフのように、早稲田大学国際教養学部合格最低点は、過去5年間の平均で、130点程度(200点満点 得点調整済み)となっている。得点率に換算すると、約66%となるので、感覚として6割5分割程度得点できれば合格が見えてくる。7割取れるとかなり合格に近い数字と言える。

一方英語の得点は過去5年間の平均で59.6点(100点満点 得点調整前)であり、約6割である。問題の難易度を考えると、高い平均点と言え、英語を得意とした受験生が多いことが分かる。近年は平均点が50点台であるが、これはリスニングの難易度が上がったところが大きいものと考えられる。

また国語は過去5年間の平均で33.9点(50点満点、得点調整前)であり、得点率に換算すると約67.8%となる。英語と比較すると国語の問題はやや簡単であることが原因と言えるが、反面、高い得点が求められる傾向が伺える。

2.早稲田大学国際教養学部選択科目(日本史、世界史、数学)平均点

 

早稲田大学国際教養学部の選択科目の平均点は上記の通りである。過去5年間の平均は、日本史が29.0点、世界史が29.4点、世界史が28.6点となっている(いずれも50点満点 得点調整前)。得点率に換算すると、日本史は58.1%、世界史が58.1%、数学が57.2%となっている。選択科目の得点は、科目選択による得点のギャップを無くすため、得点調整が行われる場合がある。また、選択科目以外の選択科目以外の科目でも得点調整があり、これは学科間の得点のギャップを無くすために行われる。各年度の得点調整がどのように行われるかは公開されておらず、計算式は不明である。

いずれにしても選択科目は英語、国語と比較すると6割弱とやや平均点が低い。国際教養学部の傾向として、英語、国語は平均点が高いが、選択科目は難問が多く、それほど受験者の得点が高くない傾向が伺える。よって英語、国語で平均点をしっかりと確保し、選択科目で高得点が出せると、受験対策上非常に有利といえる。

3.早稲田大学国際教養学部 センター試験

早稲田大学国際教養学部、センター入試の平均点、学内試験英語平均点及び合格最低点は上記の通り。 国際教養学部のセンター試験利用では、センター試験5教科6科目の得点と、一般入試の英語の得点(配点100点)を合算して合否を判定する。よってセンター利用のみの受験でも、学内での英語の試験は全員必須となる。一般入試の過去5年間の英語平均点が約60点、同試験のセンター利用者の平均点が62点であるので、センター利用者の方がやや高い得点をマークしていることが分かる。5教科6科目の平均点は、過去5年間で約690点である。センターの5教科6科目得点は1/2に換算され、学内の英語試験と合算される。
センターの5教科6科目の得点の1/2と、学内の英語試験を合わせた合格者最低点は過去5年間で訳411点であり、センター試験で700点をマークできれば、学内での英語試験は6割程度の得点で合格できることになる。逆にセンターで620点以上取らないと、一般入試で英語で満点を取っても合格できないということになる。

早稲田大学国際教養学部の入試会場の案内

入学試験の会場案内

*会場内の写真は試験当日の写真ではなく、試験時の掲示や配置とは異なる場合があります。

試験当日会場周辺の様子。受験業者や署名を求める団体が多数おり、雑然としている。大量の警備員に加えて警察車両も出ており、物々しい雰囲気。

試験当日の正門。普段早稲田大学の正門は閉じられていないが、入試の日は閉められている。

正門向かいの大隈講堂は保護者控え室として利用される。

会場内の様子。試験当日も8号館の売店は開門時から試験終了時間頃まで営業している。8号館は正門から入って大隈銅像の左。

8号館生協売店の様子。弁当、おにぎり、飲料の自販機、文房具、時計など、受験に必要なものは試験当日も一通りここで購入できるので、 万が一文房具やお弁当などを忘れてしまっても、慌てずに会場まで到達しよう。

8号館のラウンジ。こちらは試験当日も利用できるので、休憩時間などに利用したい。

 

試験に使われる標準的な教室のイメージ。国際教養学部の試験ではリスニングが必須であるため、様々な建物の放送施設のある教室で行われる。またイメージのように基本的にカーテンを閉めて試験が行われる。長時間教室にいると圧迫感を感じる可能性もあり、休憩時間などは外に出て気分転換を図るようにしたい。

早稲田大学国際教養学部へのアクセス

SILS(早稲田大学国際教養学部)キャンパスガイド、ツアー

このページではSILS(早稲田大学国際教養学部)のキャンパスを紹介していきます。

1. 東西線早稲田駅から早稲田キャンパスへのアクセス

早稲田駅で下ります。JR山手線高田場駅から1駅、中央線中野駅からは4駅です。

高田馬場・中野方面からきた場合、降車後電車の進行方向とは逆に向かって歩き、3a、3bを目指します。西船橋方面からの場合電車の進行方向に向かって歩き、地下連絡路を通って3a、3b方面に向かいます。

「早稲田大学方面」の改札から出ます

 

改札を出たら階段を上がります。右が3a、左が3b出口となっています。どちらからでも問題なく早稲田大学には行くことができますが、3aの方が試験当日のチラシ配りが少なく、やや距離が短いルートです。一方、3bは南門通りの商店街を抜けていくので、途中でコンビニ等が利用できます。

こちらは3aを出た場合のルートです。3aを出て右折し、しばらくいくと「馬場下町」の交差点があるので、交差点を右折して南門通りに入ります。

こちらが南門通りです。途中にコンビニがあります。

 

「南門通り」というだけあって、南門に到着します。正門はさらに通りを進みます。

さらに進むと大隈講堂が大きく見えてきます。早稲田大学正門は大隈講堂の向かい側にあります。

早稲田大学正門に到着。正面右奥に見える大きな建物が早稲田大学国際教養学部のある新11号館です。

国際教養リスニング・英作文対策-2016早大国際教養学部一般入試合格者インタビュー3

2016年度早稲田大学国際教養学部一般入試合格者 遊一さんインタビュー3

<早稲田大学国際教養学部英作文及び英語リスニング対策>

(早稲田大学国際教養学部の入試に向けて、英作文はどのような対策されましたか?)

基本的には英語単文の暗記を重視して勉強していました。
僕の場合は駿台のテキストで和文英訳の単文集がありましたので、
そちらを利用しました。

そうでない場合は『ドラゴンENGLISH』という参考書がオススメですね。

最終的に英作文はちょちょっと1行2行ぐらいのものを100個とか200個をセットで覚えておくと、実際の相当いけると思います。
引き出しを持っていればどんなことでもかけるというつもりで基本英文は覚えていきました。

(英作文に関してはリーディングなどとは違って暗記型の勉強をされたのですね)

そうですね、和文英訳のセットを試験までに完成することを意識し勉強ていて、
ある意味丸暗記でしたね笑

それによって自分の中の表現の引き出しが増え、それを組み合わせることで様々な文章が作れるようになるので。

自由英作文とは言いますが、土台は日本語の定型文を英訳し、定型文を自分なりにアレンジするような取り組み方をしました。

(実際の試験での英作文の出来映えはいかがでしたか?)

今回は過去問でもよく出ていた教育系の英作文で、英語長文でも教育に関する英文を結構読んでいましたので、教育系の語彙をうまく入れて答えることができたと思います。

(英作文では背景知識も大事ですね)

そうですね、英作文はまず基本英文を覚えた上で、後は、どれくらい各分野の勉強をして、独自の内容を入れられるかというものだと思います。

ただ背景知識用の勉強は特にしなかったというか、たまたま他の英文で見たりして知っていたという程度です。リスニング用に聞いたものも大いに役立ちましたね。
<英語リスニング対策>

(なるほど、英語リスニング対策はどのようなものをされていましたか?)

リスニングはとにかく毎日英語を聴くようにしていました。

最初の方にやったのは駿台の『大学入試パーフェクトリスニング』という参考書で、この本で基礎的な内容を学びました。センターレベルくらいの問題が掲載されている参考書です。

その後はiPhoneのポッドキャストに入っているBBCワールドニュースや、諸々の英会話チャンネルなどを電車の中でずっと聴いていました。

(オススメのポッドキャストは?)

BBCの”SIX Minutes ENGLISH”というポッドキャストが特に気に入っていて良く聞いていました。
これは2人の話者が登場し、各回いろいろな会話をするものです。
会話の内容がおもしろくて、英文のスピードもノンネイティブ向けのスピードで聞きやすかったです。

(ポッドキャストを用いたリスニングの勉強は、具体的にはどのようにしていましたか?)

BBCのポッドキャストの”SIX Minutes ENGLISH”は週に1度更新されるのですが、更新されるまで週に5回ほど同じものを聞くようにしていました。

その際、例えば最初の2日はスクリプトを見ないで聞いて、なるべく会話の前後関係から内容を理解するようにしました。

残りの3日はスクリプトを見ながら、知らない語彙も随時調べつつ、語彙力を広げるつもりで聞いていました。

この番組はないようが面白かったので、飽きずにできました。

その他オススメでは、おなじくBBCの”The English We Speak”という番組ですかね。
先ほどのBBCのSIX Minutes ENGLISHより簡単な内容で、もっと短い会話文が多いですね。こちらは入試用には物足りないかも知れませんが、手始めには良いかも知れません。

いずれにしてもSILSのリスニングの難易度は高いので、毎日聞くことが大切だと思います。対策無しでは厳しい科目ですね。

SILS早稲田国際教養学部合格者インタビュー2016年度-2

2016年度早稲田大学国際教養学部一般入試合格者 遊一さんインタビュー2
(朝の時間帯に学校で勉強されていたとのことですが、何時頃に起きていましたか?)

起床時間は5時半くらいですね。家を出るのが6時くらいでした。
電車通勤で東京だと通勤ラッシュが大変なのですが、この時間帯だとまだ余裕がありますので、早く学校にいって損は無いですね。

(塾や予備校には通っておられましたか?)

駿台に通っていました。2年生から通っていて、高2の時は英語だけ、高3から日本史も取っていました。週に2日通っていました。

(現国はとっていないのですか?)

正直現国はゼロですね。全くやっていません(笑)。
やって伸びる教科ではないと個人的には思います。

現国をやるくらいないらその時間で確実に伸びる英語をやろうと思っていました。

(古文はやりましたか?)

頻出単語と助動詞を中心にした文法を覚えた後、センターの過去問に取り組みました。

センターの古文は良問である上に、結構難しいんですよ。
年度によってはSILSの古文より難しい。
なのでとてもよい練習になります。

(具体的にはどのあたりが難しいのですか?)

センター古文は全般に語彙のレベルが高くて、その上選択肢が紛らわしいものが多くて、選択肢が切れないものが多いですね。

その点SILSの古文は比較的取り組みやすい問題が多いので、
確実に得点できるように、しっかりとやっておいた方がいいですね。

(夏休みはどのくらい勉強しましたか?)

英語を中心に駿台の夏期講習を中心にとっていました。
とっていた授業は、英語の総合講座、これは長文、作文、文法が含まれているものですね。
それに加えて英文解釈の講座、英作文の講座もとっていました。
勉強時間は講習と自習時間を合わせて一日8-9時間ぐらいだと思います。
(引き続き英語対策に関して伺いたいと思います。初めてSILSの過去問をみてどのような感想を持ちましたか?)

問題の量が多くて、速読力を鍛えなければなからなければ話にならないと思いました。いざとなったらどれか1問捨てる必要があるなと思っていました。
過去問も数をこなすうちに自分の得意な箇所がはっきりしてきて、
自分の場合、長文は文章の量が多く、とても時間がかかるが、時間さえかければ解けるという感触を持ちました。

しかし英文要約は演習の段階からあまり得意ではなかったので、
いざとなったらこれは英文要約の問題は捨てた方がいいなと思いました。
(実際に英文和訳問題はどのように攻略されたのですか?)
実は実際の試験でも英文和訳は全くやりませんでした。
解答用紙のその部分は空欄で出しています。

(1パートを丸々やらずに合格したということですか?)

はい、今考えると危ないところですが、試験中は自信を持って英文和訳を飛ばしました。

(現国を全くやってないところといい、英文和訳を無回答など、結構思い切った対策をされていますね)

確かにそう言われるとその通りなのですが、過去問等を良く研究して、自分の一番得点できるところを手厚く、逆に苦手なところを極力勉強も実際の試験でも力を入れないようにした結果、そうなったというところで、誰もがそうという話ではないと思います。現国が得意だったらどんどん対策を進めていたと思いますし(笑)。

(次回に続きます)

SILS早稲田国際教養学部合格者インタビュー2016年度-1

<遊一さんインタビュー1>

今回は東京都出身で2016年度に早稲田大学国際教養学部一般入試に日本史選択で合格された遊一さんインタビューさせていただきました。

(高校はどのような雰囲気のところでしたか?)

中高一貫で世田谷学園でしたが、仏教系の高校で、教育内容にも仏教が反映されていて、仏教関連の行事などもありました。

(柔道なども強いイメージですね)
そうですね、昔は柔道の超強豪校だったそうですが、最近はそこまででもないようです(笑)。

(なるほど、伝統ある仏教校という感じで、SILSとはイメージが違いますが、高校は国際色はそれほど無い?)

あまり無かったですね。早稲田の国際教養の情報も学校ではあまりなかったです。先輩も詳しくは知らないみたいな。

(そのよな環境で、SILSを志望したきっかけはどのようなものですか?)

高校1年生の時にカナダに語学研修に行きまして、それが初めての海外経験だったのですが、日本との文化の違い、あるいは多様性のあるコミュニティを目の当たりにして、大いに感じるところがありまして、それ以来、国際情勢にも関心を持つようになりました。進学先をいろいろと考えている内に、国際性が豊かで英語にも強いSILSを志望するようになりました。
(部活などはやっておられましたか?)

高校1年生までバスケットボール部に入っていました。
高校のバスケ部は比較的強くて、世代によってはインターハイにも出ていて、受験との両立は難しいと思っていたので、受験期は部活はしていません。

(なるほど、すると本格的に受験勉強を始めたのはいつ頃ですか?)

そうですね、高校2年の文化祭が終わったくらいの頃なので、
タイミングとしては高2の12月くらいですね。

(どのような勉強から始めましたか?)

まずは英語の語彙や文法から始めました。

(具体的にはどのような教材を勉強されましたか?)

はい、英単語・熟語は桐原書店の『データベース4500』、
文法は同じく桐原の『英語標準問題1100』をやっていました。

これらの教材は高3の夏までに何周かしました。

そしてこれらの教材が終わったぐらいのタイミング、
具体的には高3の8月くらいに、次のレベルの教材に移行しました。

それぞれ
『データベース5500』
『頻出英文法・語法問題1000』
ですね。

ちなみにデータベースは3000もあるのですが、3000は見たところ知っている単語ばかりで効率が悪いと感じたので、4500→5500をやりました。

また、文法は1100より1000の方がやや難しい問題集です。

(なるほど、まずは語彙や文法中心の勉強ですね。

そうですね、特に語彙は最後まで継続して勉強していました。1日最低1時間は語彙に使うつもりで勉強していました。
(それだけ勉強を続けるのは簡単ではないと思うのですが、例えば1日の内どのようなタイミングで語彙や文法の勉強を入れていたのですか?)

いろいろ試したのですが、朝一番に学校に行って、学校で勉強するのが一番いいという事になりまして、平日は7:30に学校について勉強を始めていました。授業は8:30からなので1時間早く行くイメージですね。

(相当早いですね。朝は何時起きですか?)

通学時間もそれなりにあったので、5:30には起きるようにしていました。

(もはや修行のようですね)

そうですね、受験期は修行でしたね(笑)。
一応学校の方でも朝勉強することを推奨していたので、朝行くと他の学生も勉強していて、静かに勉強する環境は整っていました。

(皆さん朝から登校して勉強されていたのですか?)

いえ、最初の頃は5人とかしかいなかったのですが、受験期に向けて段々と朝勉強する生徒が増えましたね。最後は結構な人数が朝から教室で勉強していました。

(さすが仏教校ですね)

そうですね、生徒が真面目なところはあったかもしれません(笑)。

<次回に続きます>

早稲田大学国際教養学部2014年度合格者インタビュー2

早稲田大学国際教養学部校舎

早稲田大学国際教養学部2014年度合格者インタビュー sayuさん2

今回は選択科目に関するインタビューです。

(今回は選択科目に関して伺います。選択科目は日本史を専攻されていましたね?どのような対策をされましたか?)

早稲田大学国際教養学部の場合、一定周期で過去と同じ問題が出る傾向があるので、国際教養学部の過去問はたくさんやっておいた方がよいです。なので国際教養の過去問は、WasedaSILS.comの資料などで全てやりました。

例えば2006年と2010年の問題が重複している、といった具合です。
また、前年の問題文やリード文に書いてあることが、
翌年に設問として登場することもあります。

(英語や国語と同様に、国際教養学部とその他早稲田の学部とでは違いがありますか?)

ちょうど国語と同じような感じで、問題形式は似ていますが、日本史も学部ごとに傾向は少しずつ異なります。
早稲田大学の入試は学部同士で難しい問題を出して競いあうようなイメージがあるというか、他大学にあるような、入試全体を通しての統一感や一体感はないですね。

商学部、社学などは日本史がかなり難しい傾向があって、実際問題を解いていても用語集の細かなところまで出題されたりしています。

国際教養学部の場合、外交史が頻出です。
また、英文資料が出るのが特徴です。

外交史は各時代の確認や通史の勉強にもなるので、ぜひやっておいた方がよいです。英文資料に関しては、英語で書かれた有名な日本史の教科書などから出ることが多いですが、その他の資料問題と同様に、資料全文を読まなくても、各設問の選択肢から答えられる問題がほとんどなので、特別な対策はしていません。
国際教養学部を受験される方なら英語対策はいずれにしてもやっていると思うので、選択科目に関しては過去問で問題に慣れておけば十分です。
ただし慣れていないと戸惑うところはあると思いますし、先ほど言ったように繰り返し出題される問題などもあるので、過去問はしっかりやった方がよいです。

(他学部の過去問もやった方がよいでしょうか?)

早稲田大学の国際教養学部が第一志望で、早大の学部を併願するのであればやった方がよいと思います。同じ分野の問題が違う形で問われたりするので。早稲田の志望学部が国際教養学部だけであれば、日本史に関しては、あまり他学部の過去問にはこだわらなくてもよいと思います。いずれにしても演習にはなると思いますが。

(日本史を選択することは入試科目としてはどうでしょうか?)

特に有利不利は無いと思います。
選択科目は自分で好きで、勉強が続けられる科目がよいと思います。

今年は世界史がとても簡単だったようですが、あまりに簡単すぎると、
得点調整で低く調整されてしまうというケースも出てくると思います。

逆に日本史で高得点できたらかなり有利だったのではないでしょうか。

簡単な場合はいかにミスをしないか、難しい場合はいかに1問でも多く正解できるかの勝負にいずれにしてもなるので、やはり得意科目で受験するのが1番だと思います。

(国際教養学部の入試で、世界史選択者の方が多いという部分はどのようにお考えですか?)

国際教養という学部の特性上、世界史に関心のある学生は多いと思いますが、入学すると入試で日本史や数学の選択だった受験生もたくさんいるので、人数はあまり関係ないと思います。また、早大の日本史は時々すごく難しい問題を出す学部もありりますが、国際教養学部は比較的標準的な問題が多いという印象です。よって特殊な対策という意味ではあまり必要ないと思います。よって入試の選択科目は無難にすませることができればよいというか、配点や難易度やリスニングや英作文があるという特殊性からみても、国際教養学部の入試対策は英語がポイントになると思います。

早稲田大学国際教養学部校舎 早稲田キャンパス11号館 
早稲田大学国際教養学部校舎 早稲田キャンパス11号館

 

早稲田大学国際教養学部2014年度合格者インタビュー1

早稲田大学国際教養学部2014年度合格者インタビュー sayuさん1

今回は2014年度早稲田大学国際教養学部の一般入試に合格した、sayuさんにお話を聞きました。sayuさんは2014年度入試向け、SILSオンラインレクチャー、英語総合対策講座を受講されました。

早稲田国際教養2014早稲田キャンパス大隈像
早稲田国際教養、早稲田キャンパス大隈像

早稲田国際教養学部のある早稲田キャンパスの様子(大隈像周辺)。春学期開始直後で新入生が多い

(早稲田大学国際教養学部を志望されたいきさつを教えて下さい)

小さいころから地元の国際交流のボランティアグループに所属していて、
外国人の方に会う機会が多くありました。

自然と海外の事に関心を持つようになりました。

早稲田大学の国際教養学部を志望したのは中2くらいからで、
友人のお姉さんがSILSに通っていて、魅力的に感じたことがきっかけでした。
それから父が早稲田卒だったというのもちょっとあります。

(中2から志望されていたとは随分早いですね)

中高一貫校だったのですが、中2で選抜クラスに入ることができて、

そこから真剣に勉強するようになりました。

中堅校だったので、ちょっと勉強すれば上に行けるような雰囲気ではあったのですが、
上位の成績を維持しようと、特に高1以降はよく勉強しました。

(予備校などには行っておられましたか?)

高1から駿台で英語の授業を取っていました。

駿台の英語は4つのレベルに分かれていて、一番の上のクラスは東大向けでした。
試験の判定によって分けられる形ですね。
一応その東大クラスに通っていました。

(なるほど、早稲田と東大とは大分問題が違いますね?)

早大の受験には直接的にはあまりいかされていないですね。

ただ、結果的にはたまたまいらっしゃった先生の授業が充実していました。

(東大だとリスニングもありますね?)
リスニングは取りたい人はどうぞという感じで、オプションなので取っていませんでした。
リーディングとライティング、英訳、和訳がメインでした。
筆記問題は家で書いていって添削してもらう形です。

(通っていたのは英語のクラスだけですか?)

高3になってから早大国語のクラスも受講しました。
ただこちらはあまり講師との相性が良くなかったです。

早稲田の過去問を家でといて授業で解説というクラスなのですが、
国語は教師によって教え方や解釈が全然違うんですね。

ちゃんと論理的に教えてくれる感じではななくて、あまり参考になりませんでした。
予備校は良い先生に付けるかどうかで変わってきますね。

(講師は途中で変えられないので?)

基本的にクラスごとなので簡単には変えられないです。
途中で先生が替わっても復習などが大変になってしまいますし、
先輩など意見を聞いて分かった上で慎重に決めないといけないと思います。

(国語は得意でしたか?)

現代文はとっても苦手で、模試などでも現代文が明らかに判定を下げてました。
さらには予備校で教師選択を間違え(笑)それに気づいたのが9月…。
でも現代文で落ちるわけにはいかないと、ひたすら根拠を探す練習をして、
最後の最後で伸びたようで、全ての受験において現代文が得点源になりました。

ものすごく苦手でした。
駿台の練習問題が辛いというレベルでしたので。

英語は得意にしていたのですが、現代文が足をひっぱっていました。

最終的には間に合ったと思いますが。

(早稲田国際教養の過去問を見ると現代文は難しいですね。苦手な現代文をどのように克服されたのですか?)
早稲田はたくさん受けたので、他の学部の過去問をたくさんやりました。
その際に論理的に解いて、根拠を探すことを徹底しました。
ただ国際教養の過去問はあまりやらなかった
やったのですが、国語が苦手だと精神を打ちのめさせるような気がしました(笑)。

国際教養の現代分は早稲田の中でも難しいと思います。
難しいといっても根拠のない難しさというか、私のように苦手な場合、
勉強して分かるものでもないとも思いました。
文学部とか政治経済学部などは比較的論拠がきちんとある問題が多く、
他の学部の対策をすることで勉強していました。
(他のテキストは?)

途中までですが、通っていた駿台の霜栄先生のテキストをやっていました。
後はMARCHなどの過去問などもやりました。

(やはりMARCHあたりのが比較的簡単ですね?)

はい、MARCHの問題を解きながら、早稲田の問題を取り入れて、段々レベルを上げていきました。

ただし成績はずっと悪いままで、模試も現代文は最後まで悪かったですね。

ようやく合格できる水準に成績が一気に上がったのは、受験直前の1月から2月くらいだったと思います。

早稲田の場合、学部ごとに問題の特徴があって、合う問題と合わない問題がはっきりしていました。

現代文だけは政治経済学部の問題はよくできました。
文化構想は曖昧で全くできず、国際教養の現国は苦手でした。

(早稲田国際教養の現国は小説などが出ますよね)
難関私大の入試の現代文で、小説の出題はとても珍しくて、
物語文を毎年出題するのは、国際教養学部くらいだったと思います。

物語自体はおもしろいのですが、選択肢自体はどれも根拠がない問題が多いです。
感覚的に解くしかない。

実際に予備校でも答えが割れるような問題が毎年出ていて、
今年は河合と東進の解答速報で、答えが割れていました(笑)。
河合の好評でははっきりと悪問と指摘されていましたね。

(そうすると早大国際教養の現国は大変ですね?)

確かに大変ではあるのですが、ここが合否を分けるポイントかというと、必ずしもそうではないと思います。
答えが割れるような問題が出るくらいなので、ここを得点源として期待してはいけないというか、感覚的に現国ではあまり差が付かないと思います。

早稲田の問題は学部ごとに個性的なので、
国際教養の国語はどのような学生をターゲットにしているのかと思ってしまいますが、
もしかすると、その場で状況を打開するような、直感的な学生が欲しいのかなと思いました(笑)。
現代文に関しては、受験を終わってからもあれはなんだったんだろうと思うことがありますね。

いずれにしても早稲田の他大学の学部の過去問をたくさん解いたのは良い練習になり、最後には効果が出たと思います。

(古文はいかがですか?)

現代文に比べれば得意でした。
古文の方が勉強すればするほど成績が伸びますね。

ただし国際教養は簡単というイメージがあったが、文章的にぴんとこないものが多かったです。

まれにですが、一度読んだことがないと厳しいような難問が出ます。
また、早稲田の国際教養は単語に線を引っ張ってその意味を問うような語彙の問題が好きなので
単語だけはしっかりやっておいた方がよいです。

(どのくらい覚えましたか?)

380語の単語帳を覚えました。
文法の問題も良く出ますので、文法をしっかりやって、400語くらいのをやった上で、
演習問題をたくさんやっておけば、十分に本番でもいけます。
古文は現代文と違って、解けば解くほど同じ問題が出てきたりしますので。

(次回に続きます)

早稲田大学国際教養学部 Study Plan(SP)の区分

Wさんインタビュー第3回

先日の取材でお答えできなかったSILSの学生の構成について、手元にある資料でわかる範囲でお答えします。

○SP1(Study Plan1)
定義:母語が日本語の学生で、日本語による科目履修(読解力、会話力、聴解力、文章作成能力共に)に支障のない学生。
カリキュラム内容
・英語科目が必修で、様々な英語力補強のプログラムを用意しています。
・英語能力が一定基準を超えている場合、英語科目の一部が免除されます。
・大学在学中の一年間の海外学習期間(留学)が必須。
・1年次に行われる基礎演習A等、一部の授業が日本語で行われます。

○SP2
Definition
・Students whose first language is not Japanese.
・Those students whose first language is Japanese, however, may choose to take Study Plan 2 if they expect to experience
difficulty in taking classes given in Japanese, or if they have resided in a foreign country for an extended period of time.
・These students are required to take Japanese courses according to their level.
Curriculum
・Students whose Japanese proficiency satisfies certain criteria are exempted from taking certain Japanese courses.
・Students whose English proficiency satisfies certain criteria are exempted from taking certain English courses.
・Study abroad is optional.
中には日本人で母語が日本語でずっと日本に住んでいるが、英語の能力が高く、SP2の学生として入学している人もいます。

SP1、SP2については早稲田大学SILSのホームページにも載っていますので、よろしければご参照ください。
http://www.waseda.jp/sils/jp/about/curriculum02.html

○SP3
200名ほど(100名はアメリカ、もう100名はアジア、ヨーロッパから)

○SP4
中国などからDD(ダブルディグリー制度)と呼ばれる留学制度を利用して早稲田に来ている学生
1年の留学から帰ってきた6~8学期の間、SP3、SP4の学生と一緒に勉強します。