国際教養リスニング・英作文対策-2016早大国際教養学部一般入試合格者インタビュー3

2016年度早稲田大学国際教養学部一般入試合格者 遊一さんインタビュー3

<早稲田大学国際教養学部英作文及び英語リスニング対策>

(早稲田大学国際教養学部の入試に向けて、英作文はどのような対策されましたか?)

基本的には英語単文の暗記を重視して勉強していました。
僕の場合は駿台のテキストで和文英訳の単文集がありましたので、
そちらを利用しました。

そうでない場合は『ドラゴンENGLISH』という参考書がオススメですね。

最終的に英作文はちょちょっと1行2行ぐらいのものを100個とか200個をセットで覚えておくと、実際の相当いけると思います。
引き出しを持っていればどんなことでもかけるというつもりで基本英文は覚えていきました。

(英作文に関してはリーディングなどとは違って暗記型の勉強をされたのですね)

そうですね、和文英訳のセットを試験までに完成することを意識し勉強ていて、
ある意味丸暗記でしたね笑

それによって自分の中の表現の引き出しが増え、それを組み合わせることで様々な文章が作れるようになるので。

自由英作文とは言いますが、土台は日本語の定型文を英訳し、定型文を自分なりにアレンジするような取り組み方をしました。

(実際の試験での英作文の出来映えはいかがでしたか?)

今回は過去問でもよく出ていた教育系の英作文で、英語長文でも教育に関する英文を結構読んでいましたので、教育系の語彙をうまく入れて答えることができたと思います。

(英作文では背景知識も大事ですね)

そうですね、英作文はまず基本英文を覚えた上で、後は、どれくらい各分野の勉強をして、独自の内容を入れられるかというものだと思います。

ただ背景知識用の勉強は特にしなかったというか、たまたま他の英文で見たりして知っていたという程度です。リスニング用に聞いたものも大いに役立ちましたね。
<英語リスニング対策>

(なるほど、英語リスニング対策はどのようなものをされていましたか?)

リスニングはとにかく毎日英語を聴くようにしていました。

最初の方にやったのは駿台の『大学入試パーフェクトリスニング』という参考書で、この本で基礎的な内容を学びました。センターレベルくらいの問題が掲載されている参考書です。

その後はiPhoneのポッドキャストに入っているBBCワールドニュースや、諸々の英会話チャンネルなどを電車の中でずっと聴いていました。

(オススメのポッドキャストは?)

BBCの”SIX Minutes ENGLISH”というポッドキャストが特に気に入っていて良く聞いていました。
これは2人の話者が登場し、各回いろいろな会話をするものです。
会話の内容がおもしろくて、英文のスピードもノンネイティブ向けのスピードで聞きやすかったです。

(ポッドキャストを用いたリスニングの勉強は、具体的にはどのようにしていましたか?)

BBCのポッドキャストの”SIX Minutes ENGLISH”は週に1度更新されるのですが、更新されるまで週に5回ほど同じものを聞くようにしていました。

その際、例えば最初の2日はスクリプトを見ないで聞いて、なるべく会話の前後関係から内容を理解するようにしました。

残りの3日はスクリプトを見ながら、知らない語彙も随時調べつつ、語彙力を広げるつもりで聞いていました。

この番組はないようが面白かったので、飽きずにできました。

その他オススメでは、おなじくBBCの”The English We Speak”という番組ですかね。
先ほどのBBCのSIX Minutes ENGLISHより簡単な内容で、もっと短い会話文が多いですね。こちらは入試用には物足りないかも知れませんが、手始めには良いかも知れません。

いずれにしてもSILSのリスニングの難易度は高いので、毎日聞くことが大切だと思います。対策無しでは厳しい科目ですね。

早稲田国際教養 英語対策2(和訳・リスニング)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん3

(引き続き英語対策に関して伺っていきます。和訳問題の対策はどのようにされていましたか?)

和訳では構文を特に意識して、手順としては全体を読んでから細部の文法を読んでいくことを心がけていました。また、訳出した後に、前の文と後の文だけ読んで、内容がずれていないかを確認することも大切だと思います。

特定の箇所を訳す際も、前後にヒントとなる箇所や、全体を見ると同じ内容を繰り返している箇所などがあるので、時間があるときはそのようなチェックもしていました。
(リスニングに関してはいかがでしょう?)

試験の緊張もあったと思うのですが、試験ではとにかく放送のスピードが早いと感じました (笑)

大問が2つあって、1問は1回しか放送されないのですが、そちらの問題は厳しかったです。

なので、1回で聴き取る練習をすることが大切だと思いました。
2回流れる問題でも、まずは1回で聴く練習した方がいいですね。

(リスニングの教材はどのようなものを使われましたか?)

WasedaSILS.comのCDと、CNN 英文の訳とCDが付いている教材(CNN ENGLISH EXPRESS)を使っていました。内容も役立つし、CNNのニュースを元にしているので、知識も付く点が気に入っていました。また、これは少し特殊な本なのですが、TOEFL/TOEIC対策用の本で、オーストラリア、ブリティッシュなど、北米以外のアクセントが流れる問題集もやりました。教科書の付属教材はきれいな米語の発音ばかりなのですが、実際の試験ではイギリス英語などのアクセントで話す人もいるので、そのような意味では役だったと思います。

発音が違っていても聴き取りはできるので、あまり気にする必要はないと思いますが、北米以外の発音に慣れるという意味では、Youtubeなどにも各国の英語の発音の動画がアップロードされているので、そちらも参考になると思います。

早稲田国際教養 英語対策1(リーディング・英作文)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん2

(個別の科目に対策に関して伺って参りたいと思います。まず英語のリーディングはいかがでしたでしょうか?)

早稲田の国際教養の英語はとにかく長文対策が重要だと思います。
リーディングではよく言われていることではありますが、特に語彙や文章のレベルが高くなるほど、全文を理解できるということは難しくなるので、前後からの類推がとても大切です。
一応分からない箇所は線を引くなどしていましたが、前後の文がちょっと分かれば、その間に入る文の意味も分かるということもよくあります。
最初と最後のセンテンスは大事なので、そこは分からなくても読み飛ばさないようにしていました。
また分量が多いので、速読の意識を持って過去問をするようにしていました。
試験時間を考えると、早稲田国際教養の過去問で、長文1問で30分を超えると厳しいので、大体20分くらいでやるようにしていました。

(早稲田国際教養の英語長文はか語数が多いので、20分は速いですね)。

そうですね、WasedaSILS.comのオンレクの過去問を解く際はいろいろな解き方をためしてみたのですが、ばーと20分でやって、その後冷静になって5分見直しをした方が得点がよくなるケースが多かったので、最終的にはそのような形になりました。

文が長くても大問1問を20分で一通り答えを出す、5分で見直す、という時間配分ですね。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

実際の試験では急いで解いて時間内ギリギリに終わったという感じでした。
入試は実際に受けてみないと分からないところがあって、思わぬタイムロスが結構ありました。
そのような意味でも普段から短めの制限時間でやっておいた方がよいですね。
(参考書などはどのようなものをお使いになりましたか?)

単語はZ会の『オンタン』(音読英単語)を、文法は『Next Stage』をやっていました。どちらも高校で配布されていた教材でした。

WasedaSILS.comの講座以外では特別早稲田対策をやったというわけではないのですが、
単語や語彙はきっちりやっておいた方がよいです。

最も語彙に関してはきりがないところもありますが。直前期に周りが一斉に即単(速読英単語)などを買い始めたので、焦って買ってしまいましたが、結局やる余裕がありませんでした。

早稲田の国際教養は単語・文法をずばり問うような問題は少ないので、基本は長文対策になると思います。

(英作文ライティングに関してはいかがでしょう?)
WasedaSILS.comのオンレクの添削はもちろんやりましたが、それとは別に、高校の先生に添削してもらったりもしていました。
早稲田国際教養の問題に似た題材を出してもらって添削してもらっていました。

ライティング用の参考書などは特に使いませんでした。

また、高校の活動でドイツに行ったことがあり、そこでできた友達とFACEBOOKを通じてやりとりをしている時の相手の書いた文章が参考になりました。砕けた文章はリスニングの会話文の聞き取りでも役立ったりもしました。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

本番では結構浮かんでこないものといいますか、今思うとありがちな内容の浅い文章になってしまったと思います。ライティングの点数はよくなかったかもしれません。
反省点としては、ライティングは時間決めてやる練習をしていなかったことでしょうか。
普段から時間を決めてやっていなかったので、本番でたった20分しかないという感覚になりました。
また、教育や国際関係の分野からよく出題されているので、ある程度知識を入れておいた方が英文を書く際にアイディアが出てくると思います。
本や新聞で知識を広げておくことも大切だと思いました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養入試 英語リーディング リスニングの実際

(早稲田国際教養を実際に受験されて、英語リーディングはどのように解いていきましたか?)

早稲田国際教養の英語リーディングの試験の場合、パラグラフの概要を問う問題が中心となるので、実際の試験でもパラグラフごと読んでいきました。

(時間配分はどの程度でしたか?)

大問2つで60分程度だと思います。
英作文を残していたので、とにかく終わらせることを考えていまいsた。
時間がないので精読はできないですので、速読して意味を拾って読む感じになりますね。

(速読の練習などはされましたか?)

普段から速く読むようにしていたが、あまり「速く速く…」と焦ってやるのではなく、意味をきちんととりながら時間を意識していたようなイメージです。
精読と速読をどれくらい兼ねられるかがポイントですね。
(早稲田国際教養の英語リスニングの試験はいかがでしたか?)

リーディングの後に英語リスニングが開始されるのですが、開始までにかなり時間がありましたね。
10分-15分くらいは待たされました。
実際の試験は、噂通り発音が多様で、特にイギリス式のものなのか、やや聞き取りにくい方もいたという印象でした。取り組みにくかったのはそこですね。
ナチュラルスピードくらいか、やや遅いかなという印象でした。試験としてはかなり速いと思いますが。スピーカーはネイティブでした。

(できばえはいかがでしたか?)

難しかったのですが、そこそこ理解できました。1年間リスニングをやってきた自信もありましたし。リスニングを終えて、なんとなくいけたと思いました。
しかし最後にマークミスをしていないかなどが非常に気になりましたね。

(なるほど、リスニングは非常にできたようですが、どのように対策されましたか?)

基本塾での対策で、BUCHOさんのオンレクのリスニングCDも使っていました。

過去問と比較するとスピードがやや遅く、語と語の間があくのでやはり聞きやすかったです。発音には戸惑いましたが。過去問はiPodに入れて持ち歩いていました。
英語リスニングの前の休み時間にも聴いていました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養入試 英語の問題を解く順番

(塾や予備校にはいっておられましたか?)

実は3教科それぞれ別の塾に行っていまして、たとえば世界史は東進に行っていました。
田舎でなのであまり塾がないのですが、いずれの塾も駅が近く、塾間の移動がしやすかったですね。

(3教科別々に塾とは特殊ですね)

そうですね、地方で情報も少ないですし、入試の時期はほとんど塾で過ごしていました。家では帰ってきて寝る程度でした。塾の使い方がポイントだったと思います。

(なるほど、直前期の話をお聞かせいただけますか?)

はい、英語は秋から単語を単語帳でかなり詰め込む作業をしました。
速読英単語などをやりました。
秋からスイッチが入ったという感じです。
それまででは全く違うテンションになり、そこからは必死にやった
やれる時間は全部勉強するぞ、という勢いでした。

(過去問での学習はされましたか?)
よくやりましたよ。
英語長文を塾で練習したり、塾の問題集に入っていたり、いろいろな大学のものをやった形になります。

早稲田国際教養のリスニングとライティングはBUCHOのサイト(http://wasedasils.com)でやらせていただきました。しかし、世界史が遅れを取っていたこともあり、全部の過去問を解けたわけではありません。

(意外に間に合わなかったところがあるのですね)
BUCHOさんの講座自体は本当に直前にやりました。
それとは別に、国教では国語も2年直前に解きました。
世界史は時間が無く、過去問を解いていません(笑)

(なるほど、それでは実際の試験に関して伺っていきます。英語の時間配分を教えていただけますか?)

はい、BUCHOさんのアドバイスもあって、大体時間配分は決めて行きました。

早稲田国際教養の入試の英語の自分の解き方は、
和訳→英作文→リーディング1→2
というものでした。
和訳は10分かからず、最初から一気に解きました。
昨年は比較的解きやすかったです。一気にと書いて終わらせた感じですね。
和訳は過去問でやった程度ですね。
塾では国公立などの和訳をやっていたので、ある程度慣れはありました。

(英作文はどれくらいかかりましたか?)

実は全然思いつかなくて、悩んで何回か書き直しました。英作文を10分やって、一端リーディングに進んで、また英作文に戻りました。

(英作文を途中で一端やめて、別の問題に進むのは勇気がいりそうですね。)

緊張もあったのか、煮詰まってしまいまして、英作文を最初に書いた際は、方向性だけは決めて、2,3文を書いたくらいで残しておきました。「後は主張だけ」というところまで書いてリーディングに一端進んだという形です。結果的にはこのやり方はうまくいきました。

(次回に続きます)

WasedaSILS.COM出身早大国教合格者インタビュー 英語・現国対策

(WasedaSILS.COM出身早大国教合格者インタビュー Kさんその2)

(早大国教の英語入試問題の印象はどのようなものでしたか?)

とにかく長い、速読が必要という漢字でした。
それに内容一致の問題が多いという印象が強かったですね。

早稲田国際教養は1500words程度ですが、いきなり1500はきついです。

ちなみに早稲田の他学部の問題を読んでも参考になりました。
なので早稲田の他学部の比較的短い過去問からやってみるのは一つの手ですね。

(英作文に関して教えて下さい)

リスニングの点数に書いたものを添削してもらっていました。
ペースとしては週1回、時期は高3の夏か秋くらいからでしょうか。

(どういった問題を練習されましたか?)
塾の先生が早稲田国際教養の問題を調べてくれて、テーマを決めて100語をめどに書いてこい、という感じでした。
時間制限をつけて、最初は20分、ちょっとずつ短くして、15分で仕上げられるようになりました。10回20回と英作文はやりましたね。

(なるほど、現代文はいかがでしょうか?)

国語に関しては、早稲田対応の国語の塾に6月頃から行っていました。
東京ではないので早稲田専門の予備校ではないのですが、早稲田用の国語があるクラスがある予備校と言えばよいでしょうか。

そこの勉強の仕方は、まずは普通に過去問を解く、それを授業で解説という感じでした。

他学部の問題をやったり、比較的現国の難しい政経とか、また少し簡単なMARCHの問題などもやりました。

SILSは小説も出ますが、それはセンターの現代文が役だったと思います。
最終的に過去問を解くしかないのですが、それは直前にBUCHOさんのWasedaSILS.comで解きました。

(国語は得意教科でしたか?)

いえ、苦手は苦手、平均レベルくらいはなんとかというくらいでした。
私大特有の問題には苦労しましたね。
その辺りを予備校で解き方を教わって少しずつ改善していきました。

(なるほど、現国で使える技術として、具体的にはどのような解き方はありますか?)

そうですね、少々説明が難しいのですが、例えば指示語の問題で、該当部に線を引いて、線の前に答えがある、後ろにあるというような区別ですね。
早稲田だと、学部によって答えのありかが線の前後どちらかに偏る傾向が顕著に出ることがある。
とにかく前後のどちらかしかないわけですから、実践できるまではいかないが、意識してはやっていました。

(市販の現国の参考書は使いましたか?)

参考書はやっていないですね。
国語は平均で英語勝負というイメージでした。
平均とれればいいかなという印象ではありましたね。

(次回に続きます)

早稲田大学国際教養学部 入試の様子

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー7 早稲田国際教養試験当日

(それでは実際の早稲田国際教養入試の様子を、英語を中心に教えていただけますでしょうか?)

はい、英語は

英作文→英文和訳→リーディング1→リーディング2

の順番で解きました。

英作文を先にやったのはリーディングが必ずしも得意ではなく、ライティングは絶対取れると思ったからです。
こんなことは書くということをある程度決めていました。またZ会のテキスト赤本の模範解答を暗記したりしていたので。

焦った状態で難しいリーディングを読むよりも、ある程度準備してきた英作文を解いた方が気持ちも落ち着くかなと思いました。

しかし実際の試験では最初にやった2問(英作文・英文和訳)に時間をかけすぎました。
試験時間が85分しかないのに、英作文に20分くらいかかってしまったのです。

英作文はやっている最中に不安になり、見直したり、書き直したりという作業にかなり時間がかかってしまいました。英文和訳も15分程度かけてゆっくりやったのですが、それが終わった段階で50分程度しか残っておらず、やばいと思いました。

(早稲田国際教養の英語のボリュームと難易度を考えると1時間以上はリーディングに使いたいですね)

そうですね。リーディングは時間が足りなくなると感じたので、もともと得意ではない「本文全体の内容を踏まえて、正しい選択肢を4つ選べ」という問題は時間をかけずにやるようにしました(*各大問の後半にある問題)。
精読しないで4つの何個かあってればいいかなという感じです。過去問を解いた際もこの箇所はあまり合っていないので、本番で時間がなくなった瞬間に飛ばす判断をしました。実際に解答速報で答え合わせしたらこの箇所は結構間違えていましたね。

逆に、各大問のパラグラフの内容一致は丁寧にやってこちらは確実にとるように心がけました。パラグラフの内容一致は消去法などが使えるので、練習でもこちらの方が解きやすかったです。

(会場の雰囲気などはいかがでしたか?)

そうですね、会場の雰囲気は女の子が多いせいか、落ち着いた雰囲気がありました。

早稲田大学の国際教養学部は同じ早稲田でも政治経済学部などに比べると受験者が少ないですし、会場のスペースが余裕があるという感じでした。会場の雰囲気もよかったですね。

他の学部は会場が狭かったです。休み時間中に仲間との会話の大きいが声の男性がいたりした、休憩中タバコを吸っていたりと、ちょっと雰囲気が怖かったです。

(下見などはされましたか?)

前日に下見に行きました。地方出身で早稲田にいったことがなかったのです。田舎者なので東京の人の多さ、建物の多さに驚きました。大学自体の大きさにも驚きました。前日でも下見に行っておいてよかったです。下見に行かないと雰囲気に飲まれてしまっていたと思います。本当は夏休みなどに行っておくべきだったと思いますが。

(次回に続きます)

早稲田国際教養の英語対策4 役立つ参考書リスト

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー4 英語の参考書について

(英語の勉強で使った参考書を教えていただけますか?)

分かりました。後日塾に行く機会があるので、リストを作ってお送りします。

(お送りいただいた参考書リスト)

【単語・熟語の勉強用】
・英単語ターゲット1900
・英熟語ターゲット1000
・システム英単語
★覚えまくる英単語 生活実用単語1400 (リック西尾) 明日香出版社
★スーパーソニック実践英単語記憶術(池田和弘) 中継出版
・SUPER REPEAT方式 TOEICの英単語こうすれば早く覚えられる!(池田和弘)
日本実業出版
・英単語集WAO!超革命 東京コア
・対話文で覚える 英単語・熟語ダイアローグ1800 (秋葉利治・森秀夫) 旺文社
★話題別英単語リンガメタリカ Z会
・発信型英語スーパーレベルライティング(植田一三) ベレ出版

【英作文用】
★(自由英作文編)英作文のトレーニング

★印は特に役に立ったと思う参考書です。
塾に置いてあったものの中には、だいぶ古く廃盤になっているものもあるかもしれません。

(早稲田国際教養英語対策の参考書リストをありがとうございました。しかし単語だけですごい分量ですね、全部やったのですか?)

いえ、あまりやっていないものもあります。それほどやらなかったのは、以下の3つです。

1)SUPER REPEAT方式 TOEICの英単語こうすれば早く覚えられる!(池田和弘)日本実業出版
2)対話文で覚える 英単語・熟語ダイアローグ1800 (秋葉利治・森秀夫)
旺文社
3)発信型英語スーパーレベルライティング(植田一三) ベレ出版

1)は自分にはあまり覚えにくいと感じて、一通り読んだだけでした。
2)は本の分量が多すぎて、半分くらいで挫折しました。
でも、内容はとても気に入っています。
3)は内容が少し高度すぎるので、必要だと思われる箇所だけ選んでしました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養の英語対策3 英作文 リスニング

まっきんりーさんインタビュー3

(SILS(早稲田大学国際教養学部)の入試英語には英作文がありますが、どのように対策されましたか?)

3年冬になって英作文対策を始めなくてはと思い、Z会自由英作文対策本をやり始めました。
本を最初からやって自分で解いたり塾の先生に添削してもらったりしました。

早稲田国際教養の併願校は早稲田政治経済、法学部、それに慶應経済だったので、いずれも英作文のある学部でした。
過去問を始めたのが冬で、国際教養の過去問をあるだけやりました。
そのほかにはトフルゼミナールの『早稲田国際教養の英語』の問題もやりました。

英作文は冬からやった割には上達したと言いますか、なんというか嘘を書くのがうまくなりました(笑)
つまり暗記した表現を問題に当てはめる技術が付いたということです。

(リスニングはいかがでしたでしょうか?)

今年の問題に関しては過去問の中では比較的簡単で、特に大問1は設問が問題用紙に印刷してあって比較的簡単でした。実際の試験は比較的ゆっくり読まれる印象で、一番前の席に座っていたせいか、音質はそこまで悪くなかったという印象です。全体的にリスニングは結構できました。

(対策はどのようなことをされましたか?)

BUCHOさんのオンレクの過去問CDを聞いていました(*http://wasedasils.com/ 教材)
これは繰り返し聞いていて、テスト当日も、試験開始直前までぎりぎりまで聴いていたほどです。
学校ではセンター対策のリスニングをやりました。
そのほかにはオンレクの過去問のCDとトフルゼミの4回だけで、難しいテキストはやっていません。
今年受けた感じだと結構それでもいけたという感触でした。

また、NHKのニュース9を副音声英語にして聴いていました。
これは元からこの見ていた番組ですが、どうせ同じニュースを見るなら英語で見てみようというものでした。

(早稲田国際教養の英語リスニングの問題もニュースで報道されるような社会的問題がよく出ますので、よいやり方かもしれませんね)

そうですね、ニュース9ではニュース番組特有のテロップいいますか、元々ある日本語での表示がありますので、わかりやすかったです。洋画を観るとよいという話も聞きましたが、自分にはDVDの洋画などは速すぎると感じました。

またリスニングではありませんが、たまに図書館にいって英字新聞を読んだりもしました。
もちろんすらすら読めるわけではないので辞書を引きながらという感じでした。
英字新聞は正直難しいのですが、全然知らないものよりは時事的内容なの方が親しみやすいと思いました。
頻度としては週2回くらいでしょか。
あまり長時間自宅の机で集中することはできないので、ずっと机に向かって勉強をせず、机に向かっていないところで英語をやろうという狙いでした。

(次回に続きます)

早稲田国際教養の英語対策2 英単語学習法

(早稲田国際教養学部合格者インタビュー まっきんりーさん2)

その他学校では英単語の小テストがありまして、学校ではシス単(*『システム英単語』)を使っていました。

単語や熟語を覚える際には、厚紙に表に単語を10個程度書き、その裏に訳を書いて、ジップロックに入れてお風呂に持ち込んでいました。お風呂に入っている間に10単語覚えてしまおうという狙いです。

ターゲットとシス単の他にTOEIC対策の池田先生という方の日常会話に関する表現集もやっていました。
その本では受験と関係がない日常会話に関する表現、例えば「まな板」などが登場します。
こちらは特にリスニングなどで役立ちました。

そのほかにはリック西尾さんという方の英語で1日すごしてみるという本もやっていました。
ややマニアックな内容ですが、そういった方が楽しく覚えらました。

(そうしますと基本的に英語は暗記からというアプローチですね?)

そうですね、長文演習は学校ぐらいで、他には直前期の過去問としかやっていません。
しかし語彙が増えるうちにそれらの長文演習で分かる表現が増えてきて、楽しみになってきました。
そういう学習をやっていくうちに英語は得意になりました。

その他に直前に早慶上智の英単語もやっています。
英語は本当に単語ばかりをやった感じでした。
ボキャブラリーがものを言うので、単語はしっかりやった方がよいです。
単語をやることで成績が上がっていっていきました。

(早稲田大学の国際教養学部の英語は長文が長く難しいという印象がありますが、それでも単語や語彙を重視した対策をされたのですね)

そうですね。様々な勉強方があると思いますが、私は早稲田国際教養の英語を解く際にものを言うのは単語・語彙だと思います。英作文や和訳も語彙が必要ですし。自分の早稲田国際教養対策も語彙を中心に勉強していました。
単語や語彙が増えるに連れて英語の問題を解くのが楽しくなっていった感じですね。

(しかし単語ばかりをやっていると飽きませんかね?)

塾の先生が単語帳の単語をDVDに映像化した資料を用意してくれていました。
たとえば新聞記事に関連する単語だったら新聞の絵が出ているとか。

また単語帳付属CDを活用していました。
標準の速度では遅いので、シス単などは2倍速で聴くようにしていました。
耳で聞くやり方ですと、やる気が無いときでも自動的に勉強になりますし。
歩きながら覚えたり、リスニングのある早稲田国際教養の英語ではリスニング対策にもなりました。
単語は耳で覚えた感じですね。

そのほかにはトイレに単語のリストを張ったり、そのほかには持ち物などにポストイットで英単語を張ったりもしていました。
特に勉強していて覚えにくいもの、初めて見る単語などを、筆箱とか辞書とか目の付くところに張っておくようにしていました。

(次回に続きます)