早稲田国際教養 英語対策1(リーディング・英作文)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん2

(個別の科目に対策に関して伺って参りたいと思います。まず英語のリーディングはいかがでしたでしょうか?)

早稲田の国際教養の英語はとにかく長文対策が重要だと思います。
リーディングではよく言われていることではありますが、特に語彙や文章のレベルが高くなるほど、全文を理解できるということは難しくなるので、前後からの類推がとても大切です。
一応分からない箇所は線を引くなどしていましたが、前後の文がちょっと分かれば、その間に入る文の意味も分かるということもよくあります。
最初と最後のセンテンスは大事なので、そこは分からなくても読み飛ばさないようにしていました。
また分量が多いので、速読の意識を持って過去問をするようにしていました。
試験時間を考えると、早稲田国際教養の過去問で、長文1問で30分を超えると厳しいので、大体20分くらいでやるようにしていました。

(早稲田国際教養の英語長文はか語数が多いので、20分は速いですね)。

そうですね、WasedaSILS.comのオンレクの過去問を解く際はいろいろな解き方をためしてみたのですが、ばーと20分でやって、その後冷静になって5分見直しをした方が得点がよくなるケースが多かったので、最終的にはそのような形になりました。

文が長くても大問1問を20分で一通り答えを出す、5分で見直す、という時間配分ですね。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

実際の試験では急いで解いて時間内ギリギリに終わったという感じでした。
入試は実際に受けてみないと分からないところがあって、思わぬタイムロスが結構ありました。
そのような意味でも普段から短めの制限時間でやっておいた方がよいですね。
(参考書などはどのようなものをお使いになりましたか?)

単語はZ会の『オンタン』(音読英単語)を、文法は『Next Stage』をやっていました。どちらも高校で配布されていた教材でした。

WasedaSILS.comの講座以外では特別早稲田対策をやったというわけではないのですが、
単語や語彙はきっちりやっておいた方がよいです。

最も語彙に関してはきりがないところもありますが。直前期に周りが一斉に即単(速読英単語)などを買い始めたので、焦って買ってしまいましたが、結局やる余裕がありませんでした。

早稲田の国際教養は単語・文法をずばり問うような問題は少ないので、基本は長文対策になると思います。

(英作文ライティングに関してはいかがでしょう?)
WasedaSILS.comのオンレクの添削はもちろんやりましたが、それとは別に、高校の先生に添削してもらったりもしていました。
早稲田国際教養の問題に似た題材を出してもらって添削してもらっていました。

ライティング用の参考書などは特に使いませんでした。

また、高校の活動でドイツに行ったことがあり、そこでできた友達とFACEBOOKを通じてやりとりをしている時の相手の書いた文章が参考になりました。砕けた文章はリスニングの会話文の聞き取りでも役立ったりもしました。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

本番では結構浮かんでこないものといいますか、今思うとありがちな内容の浅い文章になってしまったと思います。ライティングの点数はよくなかったかもしれません。
反省点としては、ライティングは時間決めてやる練習をしていなかったことでしょうか。
普段から時間を決めてやっていなかったので、本番でたった20分しかないという感覚になりました。
また、教育や国際関係の分野からよく出題されているので、ある程度知識を入れておいた方が英文を書く際にアイディアが出てくると思います。
本や新聞で知識を広げておくことも大切だと思いました。

(次回に続きます)