早稲田大学国際教養学部 入試の様子

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー7 早稲田国際教養試験当日

(それでは実際の早稲田国際教養入試の様子を、英語を中心に教えていただけますでしょうか?)

はい、英語は

英作文→英文和訳→リーディング1→リーディング2

の順番で解きました。

英作文を先にやったのはリーディングが必ずしも得意ではなく、ライティングは絶対取れると思ったからです。
こんなことは書くということをある程度決めていました。またZ会のテキスト赤本の模範解答を暗記したりしていたので。

焦った状態で難しいリーディングを読むよりも、ある程度準備してきた英作文を解いた方が気持ちも落ち着くかなと思いました。

しかし実際の試験では最初にやった2問(英作文・英文和訳)に時間をかけすぎました。
試験時間が85分しかないのに、英作文に20分くらいかかってしまったのです。

英作文はやっている最中に不安になり、見直したり、書き直したりという作業にかなり時間がかかってしまいました。英文和訳も15分程度かけてゆっくりやったのですが、それが終わった段階で50分程度しか残っておらず、やばいと思いました。

(早稲田国際教養の英語のボリュームと難易度を考えると1時間以上はリーディングに使いたいですね)

そうですね。リーディングは時間が足りなくなると感じたので、もともと得意ではない「本文全体の内容を踏まえて、正しい選択肢を4つ選べ」という問題は時間をかけずにやるようにしました(*各大問の後半にある問題)。
精読しないで4つの何個かあってればいいかなという感じです。過去問を解いた際もこの箇所はあまり合っていないので、本番で時間がなくなった瞬間に飛ばす判断をしました。実際に解答速報で答え合わせしたらこの箇所は結構間違えていましたね。

逆に、各大問のパラグラフの内容一致は丁寧にやってこちらは確実にとるように心がけました。パラグラフの内容一致は消去法などが使えるので、練習でもこちらの方が解きやすかったです。

(会場の雰囲気などはいかがでしたか?)

そうですね、会場の雰囲気は女の子が多いせいか、落ち着いた雰囲気がありました。

早稲田大学の国際教養学部は同じ早稲田でも政治経済学部などに比べると受験者が少ないですし、会場のスペースが余裕があるという感じでした。会場の雰囲気もよかったですね。

他の学部は会場が狭かったです。休み時間中に仲間との会話の大きいが声の男性がいたりした、休憩中タバコを吸っていたりと、ちょっと雰囲気が怖かったです。

(下見などはされましたか?)

前日に下見に行きました。地方出身で早稲田にいったことがなかったのです。田舎者なので東京の人の多さ、建物の多さに驚きました。大学自体の大きさにも驚きました。前日でも下見に行っておいてよかったです。下見に行かないと雰囲気に飲まれてしまっていたと思います。本当は夏休みなどに行っておくべきだったと思いますが。

(次回に続きます)