(最後に地方出身で、東京に出てきての受験だったと思いますが、その点に関して伺って参ります。基本的には孤独な戦いですね?)
ええ、3週間くらい一人でした(笑)。
東京のホテルに3週間泊まりまして、そこは受験生用に自習室のある所でした。
(そのようなホテルでは意外に勉強できるものなのでしょうか?)
ええ、結構勉強できましたよ。周りも受験生が多くて、受験モードでやらなくちゃという雰囲気でした。
受験生用のホテルをネットで探して、「サンルート高田馬場」というところに泊っていました。
駅から近く、大学に向かうバスもあり、アクセスが非常によかったです。
1月2月は地方出身の受験生を当てにしているようなところで、受験生の受け入れ体制が非常に整っていましたね。3週間ずっとそこにいました。
(なるほど、3週間受験で地方から実家を離れるとなると、ややつらい面もあったかと思いますが、メンタル面はいかがでしたでしょうか?)
確かに寂しかったのですが、途中でそのホテルで同じく早稲田受ける受験生と友達になりました。同じ大学を受ける友達が作れると大きいですね。寂しくなったら親とか友達とかに電話したりしていました。
(東京に出ている期間が3週間となると最後の方がきついのではないですかね?)
一個一個の試験を淡泊に終わっていった感じですね。一番きつかったのが6日に他大学を受けて12日結果が出て、13日に第一志望の早稲田大学国際教養学部の試験で、その後は気合いが抜けて集中できなかったですね。
もうちょっと後半も集中していけたらよかったなと思いますが、途中落ちてもつらいだろうし、どっちにしても3週間1人で受け続けるのは大変でした。
(受かっても落ちてもどちらにしても心の動揺があるわけですね。他にはどのような大学や学部を受験されましたか?)
全部で7大学15学部ですね。早稲田の5学部など、受けら得るところはどんどん受けてみたという感じです。
(そんなに受験されたのですか! 体力は持ちましたか?)
結構きつかったですね。経験からいうと、3日連続はやめた方がよいです。2日連続、1日空ける、などですね。2日連続ならなんとかいけますよ(笑)。
(最近は不況で志望校を絞る受験生も多いようですが)
そうですね、逆を行った感じですね(笑)。地方からの受験で不安だったこともありますが、受けたいところはとりあえず親に言って受けさせてもらったというところで、ありがたく思っています。
また、自分の場合は受けているうちに試験慣れみたいなものもありましたね。
一週間くらい受けていると気軽に大学に行く、という感じになっていきました。
そこからは普通にリラックスしていけるようになりました。
ただ、勉強に関しては、早稲田の国際教養などに絞った勉強をしていました。
元々早稲田志望だったのですが、本格的に受験勉強を始めたのが遅くなってしまいました。実は国際教養学部は早稲田の中でも志望順位は必ずしも最上位ではなかったのですが、自分の得意科目などを考えて、WasedaSILS.comの講座を活用して、国際教養学部そこにフォーカスした勉強をしていたという形です。当初はできれば政経なども、と考えていました。
(これからWasedaSILS.comのオンラインレクチャーを受講される方、もしくは国際教養学部を受験される方へのメッセージなどはございますか?)
WasedaSILS.comの講座では非常に有益で、特に英作文添削、リスニング対策は大きかったですね。とても自信になりました。
また、全般的なアドバイスとして、入試は情報勝負というところも大きいです。
勉強は予備校や講座を活用しましたが、情報分析は自分でもやっていました。
特に自分のように出遅れてしまった場合や勉強が進んでいない場合でも、大学というより、各学部にまでフォーカスした勉強をすれば、逆転の可能性は残されています。ぜひがんばって下さい。
(ありがとうございました。)