Wさんインタビュー第2回
(英語教育に関してさらに伺って参りたいと思います。Wさんの場合、週にどれくらい、語学としての英語の授業がありますか?)
私の場合、TOEFLのIPTで550点以上が取れたので、リーディングとリスニングは免除になっていて、週4コマですね。ライティング2回、スピーキング2回です。
リーディングとリスニングがある場合はさらに2コマずつなので、かなりの分量になりますね。
(なるほど。ライティングはレベルによって履修期間が異なるとの事でしたが、リーディングとリスニングの授業もレベル別ですか?)
入学前のプレイスメントテストでA~Zのクラスに分けられます。
Zクラスが1番レベルが高いです。
クラスによってリーディング、リスニングのレベル別の授業が行われます。
なおライティングは全員必修で、レベル別ですが、TOEFLのスコアとは別で、プレイスメントテストのライティングセクションでの出来によってレベルとクラスが分けられます。
(実際の授業の様子はいかがですか?)
SILSの英語の授業に関しては、高校のものと比較すると、より積極的に授業に参加して、とにかく声を出すことが求められますね。
グループディスカッションがたくさんあって、質問をしたり、どんどん意見を言ってほしいという雰囲気の授業が多いです。
ただしTOEFLのスコアは近くても、学生のタイプはそれぞれです。
例えば海外経験のある学生は話すのがが得意だが、ライティングが苦手というパターンも結構ありますね。
私のような国内生は文法やリーディングなどはしっかりしているが、しゃべるのは苦手、という人が多いです。
全体に雰囲気はよくて、お互いに助け合って授業を作っていくという雰囲気はあります。
(SILS生はしっかり勉強しているし、そういう意味ではW大っぽくないですね(笑))
他学部とは雰囲気が違うかもしれませんね(笑)。出席も求められますし、英語の授業の予習や課題等だけでもかなりの量ですので。
また、SILSの場合全員が留学するので、1年夏までの成績が重要になります。
しっかり成績を維持していないと、留学の時期が遅れてしまうこともあるようです。
その意味でもみんなしっかり勉強しなくてはという意識はあると思います。
(具体的にはどれくらいの成績を維持する必要があるのですか?)
SILSの規定では、1学期間の修得単位が10単位未満の学生が対象となるようです。
ちなみに、1学期間に修得できる単位の上限は21単位です。
Academic Probation(アカデミックプロベーション)という、いわばチェックが入るような状態に置かれます。
また、留学に関しては受け入れ先の大学にGPAを提出しなくてはならないので、一定成績を維持する必要がありますね。