SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 Bernie Sandersさんの場合

<お名前>

Bernie Sanders

<プロフィール>

純ジャパ
都内私立高校卒(男クサく偏差値はかなり低いが人間性を育む学校)
現役時はICUのみ受験し、見事玉砕する。
その後、四谷学院で1年間浪人を経験し今に至る。
<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 7-8割
選択得点 = 9.5割
英語得点 = 7割

(センター得点参考)
英語 筆記188 リス46
国語 176
世界史 96
<併願校>

慶応大法学部政治学科〇⇒進学
慶応大文学部〇
慶応大総合政策学部〇
慶応大環境情報学部〇
早稲田大文化構想学部〇
上智大法学部国際関係法学科(TEAP)〇(一般)〇
上智大総合グローバル学部(TEAP)〇
国際基督教大学(ICU)教養学部〇
青学大国際政治経済学部国際政治学科(全学部)〇
中央大法学部政治学科(センター)〇
明治大政治経済学部政治学科(センター)〇

いや受け過ぎだろ

<SILSを受験するまでのいきさつ>

現役時に少し通っていた予備校において、ICUと併願する受験生が多かったこと

<SILSへの期待>

英語運用能力の向上
-入試対策-

<現代文>

SILSの現代文は例年、小説の比重が多かったけれど、本年度はそのような文学的出題はなくなり、代わりにやや抽象度の高い評論文の出題となりました。早稲田の他学部の現代文では明確な根拠が複数隠されているのに対し、SILS現代文では、傍線前後のみにしかヒントがないため、あまり固く構えず、素直に解くのが良いと思います。これは実際に赤本の解説部に割かれる紙幅を、早稲田の他学部と比較した際にも明らかです。SILSの赤本の解説では「Aは文脈に合うため正解。他の選択肢は文脈に合わないため不正解。」で済まされることが多いのです。
また、SILSはまだ新興学部であるため、今後の傾向変化も承知しておく必要があります。そのため、現代文はSILSではなく、受験トップの難度を誇る早稲田の他学部に標準を定めて対策し、SILS現代文には慣れる程度に取り組むと良いでしょう。僕自身、他学部に比べてSILS現代文は2,3年分しか解いていません。

<古文>

SILSの古文は早稲田の中でも標準的な難度になります。
(1)文法(2)単語(400語程度で早稲田でも問題ない)(3)古文常識
の3つを「バランス良く」勉強することが肝要です。なかんずく(3)古文常識は手をつけるのが遅くなりがちですが、文法や単語を学習し始めるのと同じ時期に一通り目を通すことで、古文世界の豊かさに関心が生まれ、古文学習への大きなモチベーションになります。オススメ参考書は、Z会出版『速読 古文常識』です。

<世界史>

世界史選択でした。SILSの世界史の難度は、早慶上智と「年号・地図・出来事」の細かさの点で総合的に比較すると「やや易しめ」。本年度はさらに易化し、「易しめ」になりました。他科目にも言えることですが、ある科目について「どの大学・学部が最も難しく、基準にすべきか(たとえそこを受験せずとも)」を定めることが重要です。
さらに世界史では「年号・地図・出来事」の3点を最も細かく聞いてくる大学・学部を「3点別にそれぞれ」認識し、そのレベルの知識を「当たり前」として学習を深めましょう。僕の場合、第一志望は私立文系の中で最も偏差値が高いうちの一つ、慶応法学部でした。しかし、では世界史の難度は全て慶応法学部をトップとするべきか、というとそれは違います。もちろん「出来事」の点では断然、慶応法学部は他の追随を許さないから、そこに基準を置く。でも「年号」や「地図」は上智大の細かさが群を抜く、となれば早慶ではなく、マサカの上智を範として設定することになりますよね。世界史においては「年号・地図・出来事」の3要素をひとつでも欠く、又は基準設定を誤ると危険です。「3点別にそれぞれのトップ大学・学部」を夏頃までに決めると合格にグッと近づきますよ。SILS世界史は3要素をトップレベルで網羅したら過去問を慣れる程度に解きましょう。笑っちゃうから。
【使っていたもの(3要素別)】
(1)年号:『元祖年代の暗記法』
これはセンターレベルの年号を扱っている良書です。まずはこれで基礎を固めました。
(1)年号:「早慶上智の過去問からピックアップ」
次に多くの早慶上智の過去問を解き、問われる細かい年号を別途用意した紙などにまとめて、覚えました。Excelを使うと良質なオリジナル年号表をつくれます。ゴロは可能なかぎり付けた方がパニック時にも思い出しやすいのでおすすめ。
(2)地図:『ニューステージ資料集』(浜島書店)
地図対策はこれ一冊で十二分に足りますが、どこまで細かく覚えるべきかに関しては、上智大の過去問をチェックすれば分かります。鬼畜です。本年度の慶応法学部の世界史では、「キエフ(ウクライナの首都)を流れる川は何か」という出題があり、語群の中にドニエプル川とドニエストル川という紛らわしいものがありました。しかし、地図問題は上智の右に出る者はいないので、この程度の問題は上智に標準を合わせていた人なら100%の確信を持ってドニエプル川を選べる訳です。
(3)出来事「予備校テキスト」
予備校の世界史講師が書き下ろしたテキストです。
(3)出来事「一問一答」(東進)
予備校テキストに載っていないもので妥当な知識を抜粋し、予備校テキストの余白に書き込み、情報を一冊に集約して使いました。赤シートを用いる一問一答的な学習はなるべく避けましょう(理由は後述)。
【オススメ学習法】
僕が実践していた世界史学習法は。。。
(1)「自室で壁に向かって世界史を授業する」
決して寂しい奴ではありません。オックスフォード大の研究結果で一躍有名になった「ラーニング=ピラミッド」という学習効果を学習法別にはかった図があります。その中で最も学習効果が低いのは「講義を受ける」と「読む」。対して学習効果が最も高いのが「教える」なんです。自宅の自分の部屋で思い切り声を出して、壁に「世界史を教える」。ハンパなく知識定着率が高く、しかも長期的に抜けにくい。予備校の自習室で東進の一問一答を赤シートで隠しひたすら「読む」勉強法なんかよりずっといいのだから、採用しない手はありません。
(2)「知識を関連付けながら授業する」
具体的な「ひとり授業法」について。知識の「単発」のインプット・アウトプットでは定着は見込めないため、意識すべきは「ブレインダンプ」といわれる手法。ある一つのテーマにおいて、知っている事柄を「全て、何も見ずに、吐き出す」というもの。教科書や予備校のテキストを広げ、「帝国主義」を勉強しようと思ったら、そのページにある事項を「関連付けながら言ってみる」。18世紀後半のことで…、イギリスだと自由党と保守党がいて…(あ、アフリカ分割にも言及できるな)、といった具合に。こうすることで、知識がツタのようにスルスルと脳内で「体系化」され、長期間定着しやすく、瞬時に思い出しやすくなります。
(3)「早口で言うことで、聴覚から定着させる」
世界史で、頭を悩ませるのは「文化史」。本年度のSILS世界史でも、中国文化史の比重は多かった。文化史のように「作者・人物」と「作品・出来事」を結ぶ必要があるが、覚えやすいストーリーがない事項に関しては、(3)の手法がおすすめ。『牡丹亭還魂記』は「湯顕祖」が著した書物ですが、これは単に「ボタンテイカンコンキ・トウケンソ」を超早口で何十回も言っていれば、「耳が勝手に覚えてしまう」。文化史を勉強するときは「早口勉強法」と決めてルーティーン化すれば無限に覚えられること請負です。
(1)を軸に(2)(3)を実践すると差がつきます。ホントよ。
<英語リーディング>

純ジャパの人は参考までに。
SILS英語は私立のみならず国公立の大学の中でトップクラスの難度です。ただ注意したいのは、英語における難度の決定要因には2つあること。「問題そのものの難しさ」と「制限時間の厳しさ」です。SILSの問題は決して難しいレベルではない。この学部が恐ろしいのは「制限時間」なんです。鬼畜か、と思われるほど厳しい。問題自体は簡単なのに、リミットがタイト、というのは「日常生活での素早い情報処理能力」を求めているということです。この対象は「帰国子女」に他ならない。したがって、純ジャパがそこに食い込むためには、早期に語彙力の不安を消すことと速読即解の力を養うことが必要になってきます。ただリーディングはリスニングの能力ともちろん相関関係にあるため、後述のリスニングトレーニングを怠らなければ、速読即解力の大幅な向上は期待できます。以下は語彙力増強について。
【おススメ単語帳】
(1)ステップ1:『単語王』
素晴らしい単語帳ですよね。みんな持っています。早慶上智ICUはこれで十分で書いてありますもんね。確かにこれ一冊で力はつきます。ただ、足りませんよ全然…。tangible、susceptible、compatible・・・掲載されていない重要語がめちゃくちゃあります。
(2)ステップ2:『英検準一パス単(旺文社)』
これは単語王に掲載されていない重要語をカバーする良著です。差がつきます。一般に早慶上智ICUは英検で準一級に相当すると言われている点からも評価できます。
(3)「早慶上智ICUの過去問」
リスニングのところでも書きましたが、ここで拾える単語は自分の物にしましょう。受験の先に何も見えず、思考が受験英語どまりの人と、受験を通過点として捉え、出てきた単語を片っ端から記憶する人だと大きく差がつきます。
④「英字新聞・雑誌」
時間があれば、音読できるに越したことはない。SILS特有の英語小説・随筆などの文学的出題に慣れるにはもってこい。定期購読なら値段もかなり安いのでオススメ。The Japan Times On Sundayは週刊なので、時間がない現役生でも1週間でじっくり「使い倒せる」量になっています。
【単語学習法】
これでも僕は高校で真面目に英語をやり始めて、高3の4月にTOEIC800点を取得する程英語は勉強していたので、単語学習に苦労した経験も当然あります。そして、最終的にはやはり「一度に大量の単語を見ることを繰り返す」という方法に落ち着きました。この方法なら一日に100個、もっと頑張れば200個は余裕です。ユニクロの社長が海外へ出張に行く前には自宅の部屋の壁一面に1万個以上の単語をかいた紙を貼って覚えたというエピソードに代表されるように、「(1)1回100個を(2)一日に何回も見る」という方法が効果が高いと思われます。
また単語学習の進捗状況に大きな影響を与えるのは「英語文化圏への憧れの有無」です。海外ドラマや映画見ることで「将来、絶対英語ベラベラになるぞ!」という語彙強化へのモチベーションになりますから、急がば回れと思って息抜きしてください。その憧れを味わえるのは純ジャパの特権ですよ(笑)
<英語ライティング>

ライティングで大切なのは、本番で使うだろう「文章構成」を年間を通じて固定し練習する事です。例えば、Yes or No、理由(1)、譲歩、反論、具体例、理由(2)、結論といったプロットです。このような構成を予め決めておくことで、普段、社会問題に対して考える時の思考法にもこの順番を適用できます。後は、適宜「書く」練習を行って、先生に添削してもらうと良いでしょう。
7fその他 = いろんな参考書(What)に手を出さず、勉強方法(How)の工夫で攻めるのも面白いと思います。今の世の中、Whatじゃ差がつかないので。文系科目なら極論、「座らないで勉強」もアリかと。

<英語リスニング>

僕は純ジャパなので、当初はリスニングの勉強方法が全然分からず、ネットで調べました。そこで出会い実践した、一般的なアドヴァイスとおススメの教材をお伝えします。
【アドヴァイス】まず、「リスニングの3本柱を理解すること」が肝要です。(1)知らない単語は聞き取れない(2)発音できない単語は聞き取れない(3)自分が発音できない速さにはついていけない、ということです。言われてみれば当たり前、されど認識が浅い人もいるかも。
次に、この3本柱から以下のことが導かれます。(1)語彙力徹底強化(2)(3)スピード、発音を意識した音読、によってリスニング力の大幅な向上が見込めるということです。(1)についてはリーディングの方でお伝えしたので、ここでは音読について書きます。音読なしに僕の合格校はなかったと言える程、音読は勉強の伴侶です。
【おススメ教材】
(1)「podcast」の「TIME’s Top Stories」(無料)
音読には「正しい発音・英語のイントネーション」を学ぶ必要があります。いわゆる「聞き流し」は批判されていますが、ここでは英語の内容をひとまず無視し、とりあえずプロを「マネする」ことが大切なんです。NHKの「クローズアップ現代」の国谷アナは帰国子女ですが、今でも朝の出勤前に内容を気にせずアメリカのラジオのアナを「マネ」するトレーニングを欠かさないと言います。この過程が全ての基礎になり、あなたの音読過程を支えます。僕は毎日、予備校と自宅までの往復、マスクの下で口をゴニョゴニョさせていました(気持ち悪いことより合格が欲しい一心で)。東進の安河内先生や灘高校のキムタツが言う様に「Don’t learn English at your desk!」なんですね(笑)。このpodcastはアメリカの時事をはじめとして世界の情報を得ることができますから、語彙、スピードについていけるようになったら内容も楽しめること請負です。

(2)「早慶上智ICUの過去問」
(1)で英語の「発音・イントネーションの特徴」を体で理解したら、次は過去問を使います。この過程は自宅で大きな声で取り組むと良いです。一通りリーディングを終えた後、その英文をあなたの体に100%取り込みます。語彙、構文、1パラの長さ、論の展開の仕方、トピックなど、「全て吸収してやる!」という気概を持って、「音読」し倒します。倒置やso thatの構文などはリスニングに頻出する割に聞き取れないことがありますから、難解なリーディングの文章で鍛えましょう。この作業を通して、リーディング速度が飛躍的に上昇することも魅力的でしょう。この過程では(1)で身につけた英語の発音を意識して、アメリカ人になりきりましょう。また、何回も同じ文章を音読して残滓(残りかす)のないように。僕は早慶上智ICUの過去問を予備校で数十問コピーし自宅で近所迷惑な程、音読してましたね(近所のオバチャンには事情を言って)。

<その他受験に関するアドバイス>

ろんな参考書(What)に手を出さず、勉強方法(How)の工夫で攻めるのも面白いと思います。今の世の中、Whatじゃ差がつかないので。文系科目なら極論、「座らないで勉強」もアリかと。

<最後に一言>

がんばっぺ。

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 よっぴーさんの場合

<お名前>

よっぴー

<プロフィール>

都内の普通レベルの私立
英語と国語は個人塾
高三、五月までテニスをしていました

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

都内の普通レベルの私立
英語と国語は個人塾
高三、五月までテニスしてた
<併願校>

SFC○
青山学院 国際政経B○
青山学院 英文B○
明治 国際日本○
法政 GIS○
中央 英文○
明治学院 英文セ○
<SILSを受験するまでのいきさつ>

ICUを目指す上で、カリキュラムなど類似点が多いことを知った

<SILSへの期待>

SILSに期待するところ、もしくはキャンパスライフの魅力 =
一年間の留学
早稲田に通うバラエティーに溢れる学生
-入試対策-

<現代文>

早稲田にこだわらず、いろいろん文章を読んで回数をこなした。
現代文が苦手でも、高三の夏から2日に1題のペースで読んでいけば、入試本番までには力が付いてくる。
ちなみに、今年の国教はいつも出る物語がなかったので、救われました。

<古文>

一番の苦手科目だったが、夏に単語を集中的に覚えた。
単語がある程度入ってからは、一週間に3題くらいを続けた。

<世界史>

世界史受験期一番手こずった教科でした。
アドバイスとしては、一旦用語を覚えたら、あとはひたすらナビゲーターなどの文章を読んで、流れを整理するといいと思います。できれば、夏頃には始めたほうがいいと思います。

<英語リーディング>

今年は、いつも以上に文章が多くて、読むだけでも大変なのにさらに問題も長い文章を読まなくてはいけなかったので、英語ができるだけでは太刀打ちできなかったのではと思いました。
勉強法としては、まずは単語力が大事です。私は鉄壁と、リンガメタリカ、academic中級を使っていました。どれも、上位校を受けるなら絶対にオススメです。
文法はこまめにやってど忘れを防ぐことが大切です。

<英語ライティング>

市販のリスニング教材では対策しきれないものなので、私はイギリスのi heartやcapitalなど音楽とトークで息抜きを兼ねて聞いてました。
あとは、TED talkでノーベル賞受賞者のスピーチだったりを聞いていました。
TEDでは、ぜひjane goodallさんのプレゼンテーションを見てください。

<英語リスニング>

ライティングは学校の先生に採点をお願いしていました。
練習あるのみです。

<その他受験に関するアドバイス>

SILSの英語は、私が今年受けた大学の中でも飛び抜けて難しいと感じました。
それでも、合格できたのはいままで頑張ってきた英作文やリスニングに救われたからだと思います。
どの教科でも捨てないで、最後までやりきることが大切です。

<最後に一言>

頑張ってください。
待ってます!

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 さしも草さんの場合

<お名前>

さしも草

<プロフィール>
河合塾で一浪していました。
趣味は語学学習で、受験で使う英語のほかにスペイン語、フランス語、中国語、ロシア語をかじっています。
高校では陸上部に所属していました。中距離を専門にしていました。

<受験形態・合格年度>

一般入試
合格年度 = 2016

<予想得点>

国語得点 = 9割
選択得点 = (世界史) 8割
英語得点 = 6割

(センター得点 参考)
センター得点 =
国語 192
数IA 86
数IIB 72
英語 189
世界史B 90
現代社会 94
理科基礎 62

<併願校>

東京学芸大学 教育学部
筑波大学 人文学類
中央大学 文学部(セン利)
明治大学 文学部(セン利)

<SILSを受験するまでのいきさつ>

高校時代に推薦で早稲田を決めた友人がふと自分にSILSの存在を教えてくれたことが大きかったです。調べると様々なバックグラウンドを持ち合わせた多くの人が在籍しているのを知り、すごく興味を覚えました。将来は教育と国際、語学の三つの分野にまたがる仕事をしたいと考えているので、それにも合致する進路選択であると考えました。

<SILSへの期待>

様々なバックグラウンドを持った人の多様な交流を期待します。

-入試対策-

<現代文>

現代文は河合出版の「現代文と格闘する」は本当にオススメです。小手先のテクニックに頼ろうとせず、問題文の徹底的な読解に重点をおく学習法はとても力になりました。自分が受けた年は評論二題で、過去問と傾向が変わりましたが、読解が求められているのは変わりありません。一筋縄ではいかない早稲田の国語をいかに読解力で正答を得られるか、正道の訓練あるのみです。それと、読書を平行して行うといいと思います。是非国語の先生に聞いてみましょう。

<古文>

文章も比較的短いですし、問われている内容もそこまで重たくありません。基本的な単語と古文知識を早いうちから習得しておくとよいと思います。オススメの参考書(単語帳)は、『「読み解き 古文単語」(Z会出版)』です。単語を列挙しているだけではんく、よく出題される古文がちょうどいい長さで54作品載っているので、これを音読するだけでも効果は大きいです。
センター試験の国語(第三問)を解いてみるのもよいと思います。(余裕がある人のみ)

<世界史>

私は世界史が得意ではないので、タメになるアドバイスは他の合格体験記に譲るとして、やはり過去問の重要性をアドバイスしたいです。私は前述の通り世界史が得意ではないと自覚していたので、いかにほかの受験生と得点差をつけられないかが勝負でした。過去問を初年度から徹底して解くことでなんとなく誤答となる箇所や”パターン”がわかってました。(しっかり歴史事項をきちんと暗記しようとしている人にとっては邪道と切り捨てられるかもしれません笑…でも極論、受かればよい)。本番では過去問と似た出題が続いたので、結果的に成功したといえます。

<英語リーディング>

リーディングは文章が長く、一般的な大学の「長文」対策では合格は遠のいてしまいます。いかに早くSILS英語のリーディング法を自分で身につけられるかにかかっていると思います。リーディングのやり方は人それぞれ(スラッシュリーディング、パラフラグリーディングなどなど…)なので、自分に合う(かつ合格できる)リーディング法を習得してください。国公立の下線部和訳のようにいちいち品詞を考えていたら到底終わりません。
「純ジャパ」が留学生に勝つには、ここで差をつけられてはなりません。英字新聞などを通して多読を心がけるのもよいと思います。(自分は毎日一時間ほど割いています)

早稲田・法学部や東京医科歯科大学、東京工業大学も同様に長い文章を素材としているので、参考にしてみてください。

<英語リスニング>

とにかく耳を慣らすしかありません。BBCやVOA、NPRなどいろいろ当たってみてください。本当にリスニング力を向上させようと思えば、ALCのヒアリングマラソンに挑戦してもよいと思いますが、ここまでの余裕がない受験生が大半だと思います。しかしやれば確実に力はつきます。
<英語ライティング>

いかに自分のパターンを身につけられるか、です。どんなテーマがきても、自分の構成パターンに帰着させて素早く完答できるようにしたいです。阿佐ヶ谷英語塾のホームページはとても参考になるので、無料のうちにアクセスしてみるとよいでしょう。受験生にはありがたく、自分ももれなくその恩恵にあずかることができました。

<その他受験に関するアドバイス>

受験は長期戦になります。目指したときからすぐに勉強をスタートしましょう。まずなにをしていいのかわからなければ、周りの人に聞いてみることです。しかし、「ただ勉強した」だけ、つまり勉強量だけでは残念ながら合格できません。それは、どんなにすごい人であっても本番で緊張して思わぬ失点を繰り返してしまったり、受験会場に間に合わなかったり…、そんなこともあり得るのです。でも、そんな不幸も、事前に対策することだってできます。勉強するときには常に緊張感を持って取り組むのはその対策の一つでしょう。タイトな時間制限を課して過去問に取り組むのも、その対策の一つでしょう。いろいろな対策が考えられます。あくまで本番でピークを迎えられるように、万全の調整で本番を迎えられるようにしましょう。

<最後に一言>

If you want the rainbow, you’ve gotta put up with the rain.
受験に苦しさはつきものですが、そんなのは合格通知書で吹っ飛んでしまいます。ひたすら合格に向かって、頑張ってください!

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 たまごやきさんの場合

<お名前>

たまごやき

<プロフィール>

奈良女子大学附属中等教育学校卒業
オーケストラ部所属
河合塾大学受験科

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 8割
数学得点 = 6.5割
英語得点 = 7割

<併願校>

神戸大学国際文化学部
同志社大学文学部英文学科

<SILSを受験するまでのいきさつ>

国際関係の勉強を学べる大学学部を探していて知りました。本命は国立大学で、二次試験が国数英だったので、苦手な数学が比較的簡単なSILSを選びました。

<SILSへの期待>

英語で開講される授業が多いと聞いているので、まだまだな英語のリスニング、スピーキング能力を向上させることができると期待しています。また私は帰国子女でもなければ留学経験もない、いわゆる「純ジャパ」ですが、帰国子女か留学経験生も多い学部と聞いているので、様々な文化を体験した色んな友達から面白い話が聞けるのではないかと思っています。

-入試対策-

<現代文>

センター試験と国公立の二次試験対策(記述)に傾倒していたので、現代文だけではなくSILSのほとんどの教科に関して対策は特に行いませんでした。
文章は難しい内容のものもありますが概して短く、選択式の問題なのでよく考えれば解けると思います。センター試験よりも各選択肢が短いので、ある種センターよりも解きやすいように感じました。

<古文>

センター試験の対策で十分まかなえました。

<数学>

私は数学を選択しました。
難度はセンター試験よりも高いですが早稲田の他の学部や難関国公立の数学よりはよっぽど簡単です。ただ時間が大問3つで60分とタイトなので、1問20分で解ける訓練を過去問で行いました。本番でも私は分からない問題が多く、解答欄に複数箇所空欄を作ってしまいましたが、分かる問題を絶対に落とさないよう慎重に解き進めました。

<英語リーディング>

信じられないくらい分量が多くて内容も難しいです。しかし設問は深く内容を問うものではなく、正誤問題もかなり分かりやすいので、分量に慌てず読んだ箇所に関する設問を落とさなければ大丈夫だと思います。私は英語を読む速度が速い方ではないので、一問25分と目安は決めていましたが二つ目の大問の後半は捨てていました。

<英語ライティング>

私は85分の試験時間のうち、はじめの30分を要約問題と英作文に費やしました。要約問題は分量も短い分必要な箇所も多いので、いるところを拾って訳すよりもいらないところを削ってその他を訳すようにしていました。英作文は意見論述がほとんどですが書かなければいけない量が比較的多めなので、日本語で考える時も一つの主張に対して例を3,4個挙げてから書いていました。内容の良し悪しは短期的な対策でどうにかなるものではないので、文法や論理的展開で減点されることがないよう心がけていました。

<英語リスニング>

大した対策はせず、早稲田大学の公式HPに掲載されている過去問の音源を二年分聴いただけでした。ただ本番の速度は公式HPの音源の速度の二倍ほどだったので注意が必要です。恐ろしく長いパッセージですが、これも問題はあまりひねくれたものではなく分かりやすいです。設問は多めですがきちんと読めば何を聞き取ればいいのかすぐに分かるので、聞きながら読む、読みながら聞く訓練は効果的だと感じました。

<その他受験に関するアドバイス>

変に緊張せずリラックスして受ければ大丈夫だと思います。特にここが第一志望ではない人は、ここの試験の対策が万全ではないと感じて不安になるかもしれないですが、別の第一志望の大学に向けて勉強してきた実力があれば対策が万全でなくても合格するチャンスはあると思います。

<最後に一言>

絶対に落ちたと思っていても合格している場合があります。(私がそうでした)最後まで希望を捨てずにがんばってみてください。

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 今夜食うこんにゃくさんの場合

<お名前>

今夜食うこんにゃく

<プロフィール>

高校3年、東進ハイスクールに通っていました。
趣味特技はダンス 全国大会にでたり。

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 70
世界史得点 = 79
英語得点 = 63~65

<併願校>

上智総合グローバル
上智外国語フランス語

<SILSを受験するまでのいきさつ>

過去問対策講座で上智を撮ろうとしたら上智取り扱ってなかったので
早稲田で自分の学びたいこと学べる学部がSILSだったから。
SILSの過去問対策講座を取ったのがきっかけです。

<SILSへの期待>

スピーキング力、また就職後の即戦力の養成。

-入試対策-

<現代文>

SILSの国語はそこまで難しくないから早稲田のほかの学部のものを対策しておけばまず問題ありません。
自分は教育も受けたので教育の国語をしっかり復習しました。

<古文>

古文単語ゴロゴは本当に役に立つ
古文はゴロゴしかやってませんが得意科目になりました。

<日本史>

SILSの近年は世界史基礎的知識を問うものが多いから、その中の少し難しい問題で差をつけれるかが重要。
純ジャパは国語と選択科目でできれば8割くらい取れると安心。

<英語リーディング>

とにかくSILSの量と時間のなさ、過去問で慣れるしかないです。
時間を少しでも縮めれるように最初の段階は必死に読むことと
問題の正答率のバランスを保ちながらどんどん早く読んでいく。
復習には音読が有効。早く早く音読をしつつ、文の概要を頭の中で理解して
読みながらそれができるくらいになるとベスト。

<英語ライティング>

英文和訳・要約問題は、だいたい1/2くらい読んだら1つの文章を1文節にするくらい、ぎゅぎゅっと詰め込む練習していました。
あとの1/2を読んで同じように書いてバランス考えつつ。
詰め込むのは結構SILSには有効みたいです。
ただ、2016の問題は真ん中らへん全部いらなさそうなのではしょって書きました。
冷静な判断力も必要なので、試験場であわてないようにしたいですね。

英作文はまず日本語で書きたいポイントを2こくらいにして、
それにreasonを詰め加えたものを頭に浮かべとく。
その日本語をどんどん英訳して書いていく。
最初に構成考えずに書くと点が伸びないので構成はまず先に考えましょう。

ついでに、
1.I agree with the idea that~~.
2i have two reasons for this.
3first,~~. second,~~.
4that’s why I agree with the idea.
~~のところに自分の考えいれればOK。
文構造はいつもこのような感じでした。

<英語リスニング>

受験前はイギリスのラジオをよく聞いていました。(BBC news)
SILSはしょっちゅう英語は時になまりもあるようなリスニングだから、
市販のリスニング教材だけでは難しいかもしれません。
BBC聞いてるとかなりなまってる人もいるから少し耳がなれるかも。
私本番はわからない部分があったけど、とにかく聞きたい、理解したいって気持ちで聞いてると単語聞けるから単語から推測してマークすることなら可能なはずです。

<その他受験に関するアドバイス>

SILSの英語やってると、ほかの学部の英語とかほかの大学のとかが
ものすごく簡単に感じるようになります。
SILSは純ジャパにとっては少し高い壁かもしれないけど、
他の科目でじゅうぶん稼げるからそんなに心配しないで大丈夫ですよ。

英語は文法書ちゃんとやっておくこと!
単語は広げれるだけ広げること!!
英語に関してとにかくやれることをやるのが大事です。

<最後に一言>

ガッツ!受験はガッツですよ!

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 ハッピーターンさんの場合

<お名前>

ハッピーターン

<プロフィール>

首都圏私立中高一貫校 運動部(4月引退) 河合塾

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 7割弱
世界史得点 = 8割強
英語得点 = 6割強

(センター得点参考)
英語190
リスニング48
国語109
世界史98

<併願校>

慶應義塾大学商学部(B方式) 〇
上智大学経済学部経営科         〇
明治大学 全学部 商 経営 国際日本  〇
早稲田大学 商学部

<SILSを受験するまでのいきさつ>

部活で憧れていた先輩が進学し、この学部を知りました。
英語が好きで、経済についても学びたかったよくばりな私にとってはピッタリでした。

<SILSへの期待>

授業も留学も出会いも全てが楽しみです。今まで習ってきた受験英語を超えて、英語を使いこなせるようになりたいです。

-入試対策-

<現代文>

基本は予備校で学びました。
SILSの国語は早稲田の中では簡単な方だと言われていますが、人によると思います。
私は評論は得意でしたが、SILS特有の小説や随筆は苦手だったので、手に入る過去問をすべてやりました。(小説が出題されなかった今年は私にとっては当たりでした!)

全体を踏まえて答えろ、という問題があるように、文章の内容をその構造とともに理解することが求められている気がします。
現代文は知識問題以外、答えが本文にあります。直感で選ぶのではなく、設問意図を読み取り、ステップを踏んで解答を導き出すことが大切です。

<古文>

同じく予備校の授業をとっていました。そのテキストは早稲田の他学部の問題を基に作られていたので、それを何度も繰り返しやっていました。
古文単語は6月に集中的に詰め込みました。桐原書店の古文単語315は、語源などが書いてあり印象に残りやすく、愛用していました。

<世界史>

コンスタントに続ければ必ず結果が出るため、やるのみです。
資料集と用語集と年代暗記本をひたすら読みました。年号は大事です。
あとは、苦手分野をつくらないと良いと思います。受験生の多くが苦手とする中国史や東南アジア、現代史、文化史などはしっかり押さえておくことをおすすめします。
参考書としては青木の世界史実況中継を使っていました。

<英語リーディング>

量をこなしました。WasedaSILS.comの講座で過去問を解き、練習していく中で読むスピードが上がっていったと思います。過去問は10年程解きました。
SILSの過去問は量が限られるので、直前期にやるために一部はとっておくとよいと思います。
リーディングの内容は、たまに似た内容が出る気がします。

<英語ライティング>

11月から対策を始めましたが、もう少し早くてもよかったと感じています。1学期に和文英訳の基礎を固めたら、2学期からはそれと並行して少しずつ自由英作文の練習をし始めると良いかなと思います。
過去問を一つずつやっていました。

<英語リスニング>

元々帰国子女のいる学校だったので、普段から生の英語を耳にしていました。
NHKのビジネス英会話を秋ごろから聞き始めました。あとは塾のテキストの音読をしていました。
会場はスピーカーなので、練習の時からイヤホンを使わずに練習するといいと思います。リスニングは聞きづらいとは聞いていましたが、本当にそうでした。

<その他受験に関するアドバイス>

早稲田大学の受験者数は本当に多いです。周りを気にし始めたらきりがないので、自分の世界に入り心を落ち着かせるために音楽プレーヤーをもっていくことをお勧めします。

<最後に一言>

早めの対策と3科目のバランスが大切です。私は入試本番英語で少し失敗してしまいましたが、他の科目で救われました。最後の最後まで諦めないで頑張ってください。

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 こっきょうへいさんの場合

<お名前>

こっきょうへい

<プロフィール>

東進ハイスクール、野球部所属

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 7割
選択得点 = 7.5割
英語得点 = 6.5割

(センター得点参考)
英語159点
国語(現古)126点
日本史 84点

<併願校>

早稲田: 商○、社会科学×、教育×、文化構想学部×
立教: 異文化コミュニケーション×
青山学院: 国際政経 国際コミュニケーション×
法政: グローバル教養○ 国際文化○ 経営(セン利)○
明治学院: 国際キャリア○ 国際経営○

<SILSを受験するまでのいきさつ>

早稲田に行きたい!ってオープンキャンパスにいって強くおもうようになって、どの学部がいいかって考えた時に1年間の留学を魅力に感じSILSを志望するに至りました。

<SILSへの期待>

英語漬けの毎日に浸れること。これに尽きます。

-入試対策-

<現代文>

早稲田の中では簡単と言われていますが現代文の出し方が他とは少しだけ違ったようにも感じたので過去問研究は大事だと思います!

<古文>

古文は他学部と比べて明らかに簡単です。単語と文法をおさえるだけでかなり高得点が狙えます。

<日本史>

早稲田の歴史科目は全ての学部に特色はあるものの正誤判定の問題は解き方は同じようになっています。他の大学ではあまり歴史科目の過去問研究は意味をなさないものと考えられていますが、早稲田においては他学部の問題を2、3学部手を出すくらいやってもいいと思います。過去問をやるだけで5点は伸びるはずです。(もちろん教科書程度の知識を蓄えた状態で)

なお、日本史の過去問演習は早稲田のどの学部でも効果があると思います!
早稲田を受ける人はだいたい何学部か併願するのでそれらの学部を多めにやることがいいと思います。ただ政治経済学部などは国教の日本史にはあまりでてこない難解な史料問題が多数出題されているのであまりおすすめしません。

<英語リーディング>

国教の過去問をやりつくしてしまったら法学部の過去問をやり込むのもいいと思います。ただ過去問の二周目はするべきです。

<英語ライティング>

英作文はほんとに数をこなすのが一番の近道だと思います。自分は自由英作文なら夏休み頃から100本を書いてきました。要約は最初は時間を気にせず文章の要点を見つける練習からはじめることをおすすめします。

<英語リスニング>

アプリで英語圏のラジオを聴けるものがあるのでそれを長い期間聞いておくのがいいと思います。あとは解いた長文の音声を繰り返しシャドウィングするのも有効だと思います。

<その他受験に関するアドバイス>

リスニングの本番の状況としては、問題冊子が配られてから20分以上待たされる時間があるので、もしその時間に問題冊子の表紙から問題が透けていたら、読める範囲で眺めておくことをおすすめします。英語の放送が始まってから問題を読む時間はあまりありません。

参考書に関しては、英語はポレポレがとてもいいとおもいます。これは過去問を解く前の夏休みから秋にかけてしっかりやり込むのが最も有効だと思います。
現代文はあまり参考書をやっていませんでした。センターの過去問やマーチの過去問早めに多くやっておくことで早稲田にもしっかり対応することができました。
古文は単語帳のゴロゴを短期間で極め時期をおかずに過去問などをやりました。ただ古文はあまり力を入れていなかったのであまり参考にならないかもしれないです。
日本史は夏休みからはじめ1ヶ月で金谷のなぜと流れがわかる本を読みながら裏紙に年表を自分で書いていってつなぎあわせてひとつの工作みたいな形で楽しんで勉強をしていました。この年表は最終的に20mくらいになったと思います。笑 そのあとにセンター過去問を解きまくり並行しながら一問一答をやりこみ私大の過去問に移っていった感じです。

<最後に一言>

本当に受験は気の持ちようがものを言うと思います。どんなにくじけても第一志望への信念を必ず曲げないでください。たとえ結果受からなかったとしても悪い方には転ばないはずです。ずっと自分を信じて頑張ってください!

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 しゅるしゅるさんの場合

<お名前>

しゅるしゅる

<プロフィール>

高校は名前は伏せますが、県のトップより少し下くらいの高校でした。関東です。
塾は栄光ゼミナールnavioに通っていました。
部活は料理部で週に2回のゆるい部活でしたが、3年生の夏まではずっと遊んでばかりいたので実際に勉強を始めたのは引退後です。

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2016
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 8割弱
選択得点 = 8割弱
英語得点 = 6割強

<併願校>

早稲田大学教育学部英語英文学科
早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科
早稲田大学社会科学部社会科学科
立教大学観光学部観光学科
明治大学国際日本学部国際日本学科
東京女子大学現代教養学部英語英文文化学科

<SILSを受験するまでのいきさつ>

最初にSILSを知ったのは高校2年生の時に行ったオープンキャンパスでもらったパンフレットでした。当時の私は海外に興味がなかったため、なんとなくパラパラとパンフレットを読んで「英語で授業をする学部があるのか、すごいな」と他人事のように考えていました。

SILSに入りたいと思ったきっかけは、ある漫画でした。名前は伏せますが、様々な国の個性を可愛い絵柄で面白おかしく描いた漫画(心当たりのある方もいると思います)で、海外に興味を持つようになりました。色々な国の人たちと話してみたい。そのためにはどうすればいいか。アメリカの大学にはたくさんの国の人たちが留学しています。私もアメリカの大学に留学すれば色々な国の人たちと話せると思いました。そのときにSILSに通う先輩から「SILSは海外留学が必修だから、1年間海外留学しても4年で卒業出来るよ」と教えてもらいました。これだ! と思った私はSILSを目指すことにしました。英語で授業をするという点は不安ではありましたが「まあ入ってみればなんとかなるだろう」という楽観的思考で受験を決めました。

<SILSへの期待>

海外から来た留学生とたくさん話して、その国の文化などについて詳しく知りたいです。留学生と仲良くなりやすい雰囲気だと嬉しいです。

-入試対策-

<現代文>

SILSの現代文は、傾向が本当に掴みづらいです。私が受験した年は評論文が2題出ましたが、ある年は小説1題と随筆1題だったりします。評論か小説か随筆、どれかに特化した勉強は避けるべきだと思います。
しかし、長く海外にいた帰国子女にも解きやすいレベルの現代文を意識しているのか、早稲田の他の学部の現代文よりは比較的簡単です。解答の根拠も見つけやすいです。傾向が掴めないからといって恐れずに冷静に根拠を見つけて解答することが大切です。

評論文は、要旨に線を引いて読むことにしていました。線を引くと問題に解答する際に根拠となりやすい要旨がハッキリ見えます。また、抽象度の高い問題文でも、大事なところを意識して線を引くことで「要はこういうことが言いたいのだな」ということが頭の中で整理されます。要旨のサインとしては、
(1)逆接の後ろ(しかし、だが など)
(2)具体例の直前・後
などが挙げられます。他にもサインはありますが特に意識するべきはこの2つだと思います。余計な情報を捨てて要旨だけを理解することが評論の全体像理解に必要です。

小説は、登場人物の感情やそれを暗示するものに線を引いて読みました。単に「悲しかった」や「楽しかった」というものだけではなく、例えば雨が降っている描写があればマイナスイメージの、雨が上がる描写があればプラスイメージの感情が暗示されるので、そういった描写にも線を引きました。
また、時間の経過の描写があったときはその描写の前と後ろで大きく区切りました。時間の経過の描写があった時点でその描写の前の文の問題を解きます。

随筆は、特別な対策はしませんでした。評論と小説の解き方が身に付けば同じ方法で対応できるからです。評論のように筆者がどんなことに重きをおいているのかに線を引きながら読み、その論点に対し筆者がどのような感情を持っているのかに線を引けば、全体像が掴めます。

<古文>

古文も現代文と同じく、早稲田の他の学部に比べて簡単です。文法知識と最低限の古文単語を身につけていれば満点が狙えると思います。
私は文法も古文単語も荻野文子先生のマドンナシリーズ(学研)のものを使いました。私は夏休みまで本当に古文が苦手でした。文法知識が全く身についていなかったからです。夏休みまで全く勉強しない子だったので、まず勉強をやる気が起きず、珍しくやる気がでても学校で購入した文法書は読んでいてもスルスルと頭から抜けていき結局またやる気が無くなるというサイクルでした。しかし先生に勧められたマドンナシリーズの文法書を購入してみたところ、挿絵が可愛らしく、語り口も軽快で非常に読みやすく、3日ほどで楽しんで読破してしまいました。その後すぐにマドンナ古文単語を購入し、夏休みの間に繰り返し学習しました。こちらも可愛い挿絵がついていて、それぞれの単語の語源や覚え方を楽しく解説してくれています。文法知識や語彙がついていないがやる気が起きないという人に本当にお勧めです。

<日本史>

私は日本史選択でした。「SILSは英語だけ出来ればいい」という話をよく聞きますが、それは違います。SILSの日本史は早稲田の他の学部と同じくらい難しく、現役で正解するのはほとんど不可能だと思われるような重箱の隅をつつくような問題もみられます。それでも英語の難易度が非常に高いため、国語と選択科目で得点を稼がなければならないのです。しかし日本史や世界史の良いところは、クイズ感覚で楽しんで学習できるということです。歴史の流れを全く掴めていないときは歴史科目への苦手意識が強いと思いますが、流れさえ掴めればすぐに楽しくなります。

Z会の「実力をつける日本史100題」という問題集は、頻出の問題を解きながら原始時代から現代まで、またそれぞれのテーマ史ごとの学習が可能です。私はこの問題集を4周しました。1周目では時代の大まかな流れを確認し、2週目では特に頻出のところを間違えないように意識しながら解き、3周目では全ての問題を正答するつもりで解き、4周目で3周目でできなかったところを意識しながら解きました。4周もすれば日本史の流れがそらで言えるようになります。たくさんの人に解かれている問題集を誰よりも解くことが合格へのルートです。根気の必要な学習ですが楽しんでやりましょう。

<英語リーディング>

SILSのリーディングは非常に文章量か多いです。また85分でリーディングとライティングをこなさなければならないため、実質60分程度という非常に短い時間で読みきらなければなりません。しかし、量は多いものの文章自体の難易度はさほど高くはありません。また文法問題はほとんどなく読解問題がメインとなります。いかに速く情報を処理して問題に解答するか、速読力が鍵になります。

SILSほどの量のある問題はなかなかありません。過去問の量も限られているので、問題をたくさん解いて速読力をつけるというのは残念ながら難しいです。
なので私は英字新聞を使いました。英字新聞は文章量も申し分なくあり、高校生レベルの英語力でも充分読める難易度です。スマホのアプリに英字新聞を無料で読めるものがあるので、私はそれを利用しました。例えば通学の時間に「学校の最寄駅に着くまでにこの記事を読み切る」という風に、時間制限を設けて読むことで速読力をつけることができました。また速読力のみならず、例えば環境問題についての記事を読めば環境問題の、人口爆発についての記事を読めば人口爆発の知識をつけることができます。英語の頻出テーマについての知識をつけることでSILSのみならず他の学部の英語への対策もできるのです。

<英語ライティング>
私の学校では英語でディベートをしたりエッセイを書いたりする授業があり、ライティングには慣れていたので特別の対策はしませんでした。

SILSの問題では、1つの文(例えば「13歳以下のスマホの使用を禁止するべきだ」など)に対する賛否及びその理由を書く問題が多いです。過去にはグラフに書かれたものを英語でまとめるなどの問題が出されたことがあります。傾向が変わることはよくあるので、落ち着いて対応できるように普段から英語を書く習慣をつけることが大切だと思います。また細かい傾向の変化に気付けるように問題文はきちんと読みましょう。

私はいつも、まずどんなことを書くのか日本語で大まかにメモをとります。最初から英語でしっかり書くことにこだわると時間を取られてしまうので、日本語で、大まかで大丈夫です。その流れを解答用紙に英語で書いていきます。その際に気をつけるのが、基本的な文法です。三人称単数現在なのに動詞にsを付け忘れたり、主語が複数系なのに動詞がisだったりするとおそらく減点されます(「おそらく」というのはSILSでは採点基準が明らかにされていないためハッキリとは分からないからです。あまりにも明らかな間違いなので減点されると思われます)。このような基本的な文法でも、書いているときはなぜかスッポリ抜けてしまうことが多いです。1度文章を書き終わったら主語が三人称単数現在のとき動詞や主語が複数系のときのbe動詞などを必ず確認しましょう。

<英語リスニング>

リスニング対策には、NHKの「ラジオ英会話」のストリーミングを利用しました。スマホで簡単にアクセスできます。ラジオ英会話はリスニング力が付くのはもちろんですが、聞いていて楽しいので受験勉強の合間の癒しにもなります。私は日本史の勉強に疲れたときにラジオ英会話を聞くなどしていました。面白いので無理なく毎日続けて聞けると思います。

<その他受験に関するアドバイス>

SILSはリスニング込の試験なので他の学部よりも試験時間が長いです。頭を使う試験なので結構お腹が空きます。SOYJOYのような小腹を満たせるものを持っていくことをお勧めします。

<最後に一言>

私は初めて過去問を解いたとき、英語のリーディングを時間内に終わらせるのにいっぱいいっぱいでライティングが全く書けませんでした。英語は得意な方だと思っていたので、とてもショックを受けました。あなたも過去問を解いてみて希望を打ち砕かれるかもしれません。でも、他のライバルだってみんな打ち砕かれています。そこで踏ん張って、絶対に解ききってやろう、絶対に受かろうと思えた人は、ほんの数ヶ月で予想もしないほど伸びます。諦めた人間は限界を自分で作った人間です。諦めない人間に限界はありません。希望と野心を持ち続けてください。

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 むんくさんの場合

<お名前>

むんく

<プロフィール>
都内私立中堅高校
特技:ギター

<受験形態・合格年度>

一般入試
合格年度 = 2015

<予想得点>

国語得点 = 50%
選択得点 = 世界史 98%
英語得点 = 70% 長文約7割 ライティング約6割 リスニング約8割

(センター得点 参考)

英語187
国語148
世界史94

<併願校>

上智フランス語(一般、補欠落ち)
明治国際日本(センター利用、合格)

<SILSを受験するまでのいきさつ>

中学から英語が好きで得意だったこと、幅の広い(専門性の欠如という批判もあるが)科目選択に魅力を感じたので志望校に決めた。

 

<SILSへの期待>

-入試対策-

<現代文>

予想得点の通り、国語のできばえはよくありませんでした。信じられないかもしれませんがきっちり時間計ってやった過去問では8割取れてました。受かったので良かったですが合格発表までかなりビビってました。

現代文だけは学校の授業も予備校の授業もまったく聞いていおらず、試験では不勉強であった点が出てしまったと思います。

 

<古文>

silsの古文は比較的で簡単なので(勉強が不要とは言ってない)、下に書く単語帳と文法の活用を完璧にすれば大丈夫です。
他学部も受ける方はもっと細かい対策をしましょう。上智受ける人も。

<世界史>

選択科目は世界史でした。とっっても大好きな科目でした。
僕は高3になってから勉強を始めて得点源にまで持って行ったので、参考になるかと思います。

silsの世界史は基礎問題がほとんどですが現代史などにやや難しめの問題や公民寄りの内容の問題が多く、7割は簡単に取れますがそれ以上が意外と難しいです。
なのでとりあえずは通史を終わらせることを念頭に置いてください。

ただ通史についてですが、周りに効率の悪い勉強をしてる人が余りに多くいるように感じたので少し細かく書こうと思います。
まず、資料集はぜっったいに必要です。世界史つまらないって言ってる人は情景が思い浮かんでないだけです。僕は浜島書店のニューステージ世界史詳覧を使ってました。
次に、学校または予備校の授業を受けたらメモは全て資料集に写す。思ったこととか語呂合わせとかも。

そして帰りの電車(できれば直後の休み時間)で授業の範囲の一問一答を解く。マニアックな出題をする私大の志望者は東進の。それ以外は山川の。個人的に東進のが必要なのは慶應法くらいと思う。

そして夜寝る前、布団の中で資料集をもう一度開いて眺めながら、先生の授業を再現してください。シャドウティーチングという奴です。ここでつっかえたところをもう一度資料集見るか、わからなければ先生に質問する。できればここでもう一度一問一答をやっておきたい。

そして週末に問題集を解く。自分は上智くらいしかマニアックな出題をするところを受けなかったのでスピードマスターで十分だった。

通史を終えたら、志望校に応じた対策。東大や一橋なら論述。silsに限った話をするなら山川の分野別問題集の現代史。

色々書きましたが要は資料集の読み込みとシャドウティーチングとくどいまでの復習です。言ってしまえば暗記というのも半分嘘ですが半分はほんとです。がんばってください。

<英語リーディング>

学校の授業であったフォレストの付属ドリルと、ターゲット1900の小テストで高1の時に基礎を作っていたので高2はひたすらDuo3.0をやって高3では長文を読んでいた。
語彙力無しに速読は不可能ですが、所謂大学受験用の単語帳を一冊完璧にやったうえでわからない単語があるならそれは読み飛ばしても良い単語だと判断するべきです。

<英語リスニング>

中学からNHKのラジオ英会話を聴いていて、上述の通り高2でDuo3.0をやっていました。
また、CDのついてる長文問題集を買って解いたあとの音読も強く勧めます。
センターリスニング50点だろうとsilsのリスニングができる保証にはまったくなりません。

<英語ライティング>

正直あまり対策しませんでした。
大矢の英作文実況中継をやって、過去問を解いて書いたものを信頼できる先生に添削してもらいましょう。
法学部の英作文は形式がほぼ同じなので、過去問は通して解かないと嫌!という人にもオススメできます。

<その他受験に関するアドバイス>

(参考書)

英語 Forest、Forest解いてトレーニング、ターゲット1900、Duo3.0、大矢英作文実況中継
国語 読んで見て覚える重要古文単語315
世界史 資料集、用語集、スピマス、分野別問題集、(独学なら)ナビゲーター

<最後に一言>

早慶が第一志望で、上智を併願している場合、上智の結果は気にしない方がよいです。上智の方が日程が日程が早く、先に結果が出ますが、そこで結果が出なかったとしても、それを引きずらないことが大切です。

日頃の勉強には緊迫感をほどよく持って欲しいが、テスト中は脱力しましょう。常に脱力するようではいけませんが。

SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 ろしひーさんの場合

<お名前>

ろしひー

<プロフィール>
出身高校:都立の中堅高校
予備校:河合塾
部活:無所属

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2015
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 6割
選択得点 = 9割
英語得点 = 6割

(センター得点 参考)
英語:192
国語:124
日本史:91

 

<併願校>

慶應義塾大学 法学部
早稲田大学 文化構想学部
早稲田大学 教育学部
早稲田大学 商学部
青山学院大学 国際政治経済学部
学習院大学 文学部

<SILSを受験するまでのいきさつ>

早稲田を第1志望にしようと決めて英語が重点的に学べる学部を探した結果、国際教養学部を知るようになりました。家からの通学がかなり楽なことも早稲田大学を志望した理由の一つです。

 

<SILSへの期待>

毎日英語漬けで過ごせるのは非常に魅力的な環境だと思います。1年間の留学や様々な文化の人々とコミュニケーションを取れることも魅力的だと思います。より実践的な英語のスキルが身に付きやすくなると思います。

-入試対策-

<現代文>

もともと現代文が苦手だったので対策をすれば確実に点が取れる漢字はしっかりやるようにしていました。あとは、赤本や簡単な問題集等で根拠を見つけて解くようにしていました。SILSの現代文は、早稲田の中では比較的簡単だといわれますが今年はやや難しかった気がしました…。

 

<古文>

高三から予備校で授業を取り始めました。苦手だったので予備校の先生の言うとおりに同じ文章を何回も復習して、文章中で単語や文法を覚えるようにしました。また、なんとなくでなく現代文と同様に根拠を見つけて解くようにしました。

<日本史>

日本史は、高三から勉強を始めました。予備校で授業を取らなかった僕ので古代からは学校の授業を中心に、近現代は東進の金谷先生の参考書で独学で進めました。このようにしたのは、僕の高校は進学校でもないので授業の進度に合わせていると間に合わないと思ったからです。
僕がやったやり方は、同じ参考書やプリントを何回も繰り返すことです。模試や赤本も同様です。わからない用語が出てきたらひたすら用語集で調べて覚えていました。とにかく細かいところまで妥協せず覚えました。あとは、講習では早慶対策の講座を受講しました。これも非常に効果がありました。

<英語リーディング>

SILSの長文は、非常に長いので時間内に終わらせることが難しいですが、設問自体は平易です。今年は、小説の方の問題量が増えて僕は途中で時間切れでした。対策として僕はまずやっておきたい英語長文300初めて徐々に長い長文に慣れていきました。SILSの過去問は早い時期にやり終えてしまったので傾向の近い早稲田法学部や代ゼミの早大プレの問題集にも取り組みました。過去問は何度も繰り返し解き、長文1題30以内で解けるように練習しました。本番では、解き終わりませんでしたが…。
<英語リスニング>

学校先生の教科書の音声のCDを借りたり、東大のリスニングの参考書等を使い勉強しました。同じ音声を何回も繰り返し聞きました。またリスニングは速読の練習にもなるので良いと思います。

<英語ライティング>

英作文と日本語要約は配点が高いと思われるのでしっかりと対策をした方がいいです。わからなくても何か書いて回答欄を埋めましょう。予備校の講師曰く、日本語要約の採点は東大とかと違って採点が結構甘いらしいです。僕は、英作文は国立大学の赤本を買って模範解答をたくさん暗記してから自分で書く練習を始めました。それと添削してくれる人がいるならやってもらった方がいいと思います。日本語要約は東大の過去問を解いたりしました。

<その他受験に関するアドバイス>

英語は自分なりに解く順番を考えた方がいいと思います。僕は、長文1→要約→英作文→長文2の順番で解きました。勉強時間をスケジュール化することもおすすめです。「次に何やろう?」とか迷わなくなるので効率が上がります。午後に15分程度の昼寝を取り入れることも非常に効果的だと思います。頭がすっきりしてより集中できるようになります。疲れたときは迷わずに息抜きすることも忘れずに!

<最後に一言>

成績が伸びなくて不安になったり、試験本番で失敗したりして落ち込んだりすると思いますが、そこは引きずらずに切り替えるようにしましょう。僕も配点が大きい英語で失敗して「あぁ、終わった…。」と思いましたが日本史の出来がよくてなんとか受かりました(笑)そして、受験は努力すれば何らかの良い結果が出ますから最後まであきらめずに頑張ってください!