早稲田国際教養の赤本 

研究用に早稲田法学部の赤本を買ってみました。

左が早稲田国際教養、右が法学部。上からみると普通ですが、

早稲田国際教養赤本1

横から見るとこのボリュームの差。法学部は7年分、国際教養学部は3年分を収録。
ほとんど倍のページ数ですな。

早稲田国際教養赤本2

驚いたことに早稲田国際教養学部が1,980円、法学部が1,800円で、国際教養学部の方が高い。

早稲田国際教養赤本3

恐らく法学部の方が買う人が多く、また他社からも過去問の解説が出ているために、差別化のためにページ数が多く、安くなっているのでしょうね。

また赤本は書店でおけるスペースが限られているため、全部の学部を分厚くしてしまっては取り扱いにくく、早稲田でも人気があり、かつ他社との競争がある学部だけ分厚く作るようです。

それにしても法学部の赤本は倍のボリュームがあるのに、価格は国際教養学部の方が高いというのは驚きですね。

早稲田国際教養 受験全体のアドバイス

まっきんりーさんインタビュー8

(最後に早稲田国際教養の受験全体を通してのアドバイスをお願いします。)

二年生の時は判定C、政経、慶應はDだったがなんとかなると思っていました。
机に向かっていないので、日常全部を英語にする、世界史も日常生活に付箋を貼ったりという工夫をしていました。生活自体を英語と世界史で染めていった感じですね。
起きている時間は何かしら勉強に関わっていたような感じです。

また自分の学校は地方の公立校だったので、国公立の大学を前提に進んでいました。
私立を受ける人が少ない環境でした。
先生型も国公立を生徒に勧めるのですが、いい私立もあるので、しっかり情報を集めて、あまり先生の言葉だけにとらわれないことも大切だと思いました。

(早稲田国際教養の合格発表はどのように見ましたか?)

合否電話で聞きました。
正直英語リーディングができていなかったので不合格だろうと思ってました。
受かったのが意外な感じす。

(勝因はどこにあったのでしょう?)
やはり世界史が大きいです。

また直前にホテルでの勉強がよかったです。
東京に10泊したが代々木ユースホステル受験生研修パックというのを利用しました。
これは自習室を用意してくれるのです。
東京いって知り合いもいなくて、他にやることもないので、その自習室で直前に集中して勉強したのがよかった
直前来の勉強は英語と世界史を中心にやりました。

(政治経済学部にも合格されましたね?)
そうですね、政経は赤本を世界史以外やったことがなかったのですが、これも直前に問題を解いたのがよかったです。
最後まで、前の晩まで全力で勉強しました。
センターの時も(普通は寝ろと言われるが)直前まで勉強して、これも結果よかったと思います。

また、受験科目世界史・英語は好きだからやれたというところが大きいです。
例えば日本史、世界史が迷ったら成績とかじゃなく好きな方でやった方が結果うまくいくはず。
好きな教科を勉強しているという意識がありましたので、受験勉強で苦しいということはあまりありませんでした。

(早稲田政治経済学部と国際教養学部の選択は迷いませんでしたか?)

そうですね、形としては政経の合格発表の前に国際教養の入学一時金を払っていました。
第一志望でしたし、手続きを通して国際教養に入るつもりになっていったというか。

最終的に、自分の学びたい経済ができ、さらに英語がしっかりできるところは国際教養学部しかなく、
決めては英語・勉強できる環境でしたね。

(先生などから早稲田の政経は看板学部だという意見はありませんでしたか?)

田舎だと「早稲田=政経が有名」だという情報や通念自体がないのですよ(笑)。
中身の面で進学を決めていますので、自分的には100%納得しています。
4月から楽しみです。

(ありがとうございました。次回からAO入試合格者のインタビューをお届けいたします。)

早稲田大学国際教養学部 入試の様子

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー7 早稲田国際教養試験当日

(それでは実際の早稲田国際教養入試の様子を、英語を中心に教えていただけますでしょうか?)

はい、英語は

英作文→英文和訳→リーディング1→リーディング2

の順番で解きました。

英作文を先にやったのはリーディングが必ずしも得意ではなく、ライティングは絶対取れると思ったからです。
こんなことは書くということをある程度決めていました。またZ会のテキスト赤本の模範解答を暗記したりしていたので。

焦った状態で難しいリーディングを読むよりも、ある程度準備してきた英作文を解いた方が気持ちも落ち着くかなと思いました。

しかし実際の試験では最初にやった2問(英作文・英文和訳)に時間をかけすぎました。
試験時間が85分しかないのに、英作文に20分くらいかかってしまったのです。

英作文はやっている最中に不安になり、見直したり、書き直したりという作業にかなり時間がかかってしまいました。英文和訳も15分程度かけてゆっくりやったのですが、それが終わった段階で50分程度しか残っておらず、やばいと思いました。

(早稲田国際教養の英語のボリュームと難易度を考えると1時間以上はリーディングに使いたいですね)

そうですね。リーディングは時間が足りなくなると感じたので、もともと得意ではない「本文全体の内容を踏まえて、正しい選択肢を4つ選べ」という問題は時間をかけずにやるようにしました(*各大問の後半にある問題)。
精読しないで4つの何個かあってればいいかなという感じです。過去問を解いた際もこの箇所はあまり合っていないので、本番で時間がなくなった瞬間に飛ばす判断をしました。実際に解答速報で答え合わせしたらこの箇所は結構間違えていましたね。

逆に、各大問のパラグラフの内容一致は丁寧にやってこちらは確実にとるように心がけました。パラグラフの内容一致は消去法などが使えるので、練習でもこちらの方が解きやすかったです。

(会場の雰囲気などはいかがでしたか?)

そうですね、会場の雰囲気は女の子が多いせいか、落ち着いた雰囲気がありました。

早稲田大学の国際教養学部は同じ早稲田でも政治経済学部などに比べると受験者が少ないですし、会場のスペースが余裕があるという感じでした。会場の雰囲気もよかったですね。

他の学部は会場が狭かったです。休み時間中に仲間との会話の大きいが声の男性がいたりした、休憩中タバコを吸っていたりと、ちょっと雰囲気が怖かったです。

(下見などはされましたか?)

前日に下見に行きました。地方出身で早稲田にいったことがなかったのです。田舎者なので東京の人の多さ、建物の多さに驚きました。大学自体の大きさにも驚きました。前日でも下見に行っておいてよかったです。下見に行かないと雰囲気に飲まれてしまっていたと思います。本当は夏休みなどに行っておくべきだったと思いますが。

(次回に続きます)

合格者インタビュー 早稲田国際教養の国語(現代文・古文)対策

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー6 早稲田国際教養の国語(現代文・古文)

(早稲田国際教養の国語(現代文・古文)に関してはどのような対策をされていましたか?)
これもセンター対策をしていました。センター終わってからあまり勉強していません。
3教科の中で国語、特に現代文が一番苦手でした。

古文に関しては古文単語ゴロ565と、もう一冊標準的な単語帳をこれもお風呂で覚えました。

国語はできないとわかっていたので、英語と世界史で点を取るようにしていました。
特に現代文は捨てました。
古文も割り切って、古文単語だけをやるようにしていました。

現代文の過去問は早稲田国際教養の過去2年分をやった程度で、後はその場でなんとかする作戦です。
どうしたら点が伸びるのか最後までわかりませんでしたね。

点数を見たら現代文の大問2の点数がすごく悪かったです。
合格したのでよかったのですが、今思うともっと対策すべきだったのかなとも思います。
しかし当時は国語はこれ以上どうしようもないと思っていました。
今思うといろんな学部の過去問をやって対策をした方がよかったのかもしれないです。

慣用句とかことわざなどの知識問題も出ますので、そのあたりは対策したらいけるかもしれませんが、
私はやりませんでした。やったらよかったなとも思いますが。

古文に関しては標準的な単語帳を一冊完璧にしたら結構取れました。

同じく合格した早稲田政経も国語の過去もの2年分しかやっていません。
早稲田国際教養での国語のできばえは5-6割程度でしょうか。

(現代文がセンター対策と少量の過去問だけというのは不安ではありませんでしたか?)

世界史には自信がありましたし、過去の合格最低点から、各教科の点数逆算すると、英語6割 世界史9割、国語5-6割程度で早稲田国際教養に合格できると割り出していましたので、その得点を目標に勉強していました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養入試合格者インタビュー5 世界史対策

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー5 早稲田国際教養の世界史

(それでは早稲田国際教養入試の他の教科に関しても伺っていきます。世界史は得意にされていたのですね。)

ええ、でも高3の春までは世界史のテストで10点を取るなど、あまり勉強していませんでした。
1学期以降一気にやって点が伸びました。

(どのような勉強をされたのですか?)

センター終わるまではひたすらセンター対策をしていました。
難関校対策はしていなかったので、センター終わった時、早慶の過去問をやってなんだこれはと思いました。
全然知らない問題があったのでもっと早くやっておけばよかったと思ったとその時は思いました。

焦りからセンター終わってからの1ヶ月で早稲田と慶應の過去問を解きまくりました。

センターを完璧にしている基礎があったのでできたかもしれないですね。
赤本で勉強していく感じす。

(問題集などでは勉強されなかったのですか?)

世界史はあまりいい問題集がないので実際の過去問をやった方がよいと思います。
早慶に出やすいたまにしかでない問題に焦点を当てた問題集もありますが、そういった問題集はやっていません。

(なるほど、しかし知識問題が中心の世界史では、一度出た問題はあまり出なくなるのではありませんか?)

いえ、結構過去問から出ていますよ。また、過去問をやりながら、間違えた範囲や理解していない範囲を教科書や資料集で復習すると効果的です。アメリカ史を間違えたとするとアメリカ史全体を見直す必要があります。その際、問題集だとその1問だけを見直す形になってしまいますが、教科書と資料集を使うと、流れや全体での位置づけなどがわかります。

(早慶に合格されているのに難問を取り扱った問題集をやっていないといのは意外です。特に早稲田は奇問が多いですよね。)

自分でも難易度の高い問題集を買いましたが、細かすぎたり、流れや全体像が見えなかったりしていたので、あまり役に立たないと判断しました。

(教科書と資料集とでここまでいけるのですね。世界史の併願対策はいかがでしょう?)

慶応の経済は近代、特に1500年代以降からの出題という指定がありますので、指定はないものの同じく近現代が中心の早稲田国際教養の併願には適しています。

(その他世界史のポイントはありますか?)

世界史が得意だったので友達に教えてくれと頼まれていまして、2学期の間ずっと学校始まる前1時間、自作の虫食い教材を友達3人と勉強していました。結果的に自分の勉強になりました。

またどこかに山川用語集からそのままでることも多いと書いてあったので、辞書的に山川の用語集を調べていた
これは暗記するというよりは辞書的に活用していました。国際教養の問題は早稲田の中でも政治経済学部などに比べると比較的基礎的な問題が多いので、センター対策をまずやっておくことが大切だと思います。

早稲田の中では国際教養は世界史と国語は簡単ですね。
早稲田国際教養の数学もたぶん簡単だと思います。英語がとにかく難しいです。

(次回に続きます)

早稲田国際教養の英語対策4 役立つ参考書リスト

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー4 英語の参考書について

(英語の勉強で使った参考書を教えていただけますか?)

分かりました。後日塾に行く機会があるので、リストを作ってお送りします。

(お送りいただいた参考書リスト)

【単語・熟語の勉強用】
・英単語ターゲット1900
・英熟語ターゲット1000
・システム英単語
★覚えまくる英単語 生活実用単語1400 (リック西尾) 明日香出版社
★スーパーソニック実践英単語記憶術(池田和弘) 中継出版
・SUPER REPEAT方式 TOEICの英単語こうすれば早く覚えられる!(池田和弘)
日本実業出版
・英単語集WAO!超革命 東京コア
・対話文で覚える 英単語・熟語ダイアローグ1800 (秋葉利治・森秀夫) 旺文社
★話題別英単語リンガメタリカ Z会
・発信型英語スーパーレベルライティング(植田一三) ベレ出版

【英作文用】
★(自由英作文編)英作文のトレーニング

★印は特に役に立ったと思う参考書です。
塾に置いてあったものの中には、だいぶ古く廃盤になっているものもあるかもしれません。

(早稲田国際教養英語対策の参考書リストをありがとうございました。しかし単語だけですごい分量ですね、全部やったのですか?)

いえ、あまりやっていないものもあります。それほどやらなかったのは、以下の3つです。

1)SUPER REPEAT方式 TOEICの英単語こうすれば早く覚えられる!(池田和弘)日本実業出版
2)対話文で覚える 英単語・熟語ダイアローグ1800 (秋葉利治・森秀夫)
旺文社
3)発信型英語スーパーレベルライティング(植田一三) ベレ出版

1)は自分にはあまり覚えにくいと感じて、一通り読んだだけでした。
2)は本の分量が多すぎて、半分くらいで挫折しました。
でも、内容はとても気に入っています。
3)は内容が少し高度すぎるので、必要だと思われる箇所だけ選んでしました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養の英語対策3 英作文 リスニング

まっきんりーさんインタビュー3

(SILS(早稲田大学国際教養学部)の入試英語には英作文がありますが、どのように対策されましたか?)

3年冬になって英作文対策を始めなくてはと思い、Z会自由英作文対策本をやり始めました。
本を最初からやって自分で解いたり塾の先生に添削してもらったりしました。

早稲田国際教養の併願校は早稲田政治経済、法学部、それに慶應経済だったので、いずれも英作文のある学部でした。
過去問を始めたのが冬で、国際教養の過去問をあるだけやりました。
そのほかにはトフルゼミナールの『早稲田国際教養の英語』の問題もやりました。

英作文は冬からやった割には上達したと言いますか、なんというか嘘を書くのがうまくなりました(笑)
つまり暗記した表現を問題に当てはめる技術が付いたということです。

(リスニングはいかがでしたでしょうか?)

今年の問題に関しては過去問の中では比較的簡単で、特に大問1は設問が問題用紙に印刷してあって比較的簡単でした。実際の試験は比較的ゆっくり読まれる印象で、一番前の席に座っていたせいか、音質はそこまで悪くなかったという印象です。全体的にリスニングは結構できました。

(対策はどのようなことをされましたか?)

BUCHOさんのオンレクの過去問CDを聞いていました(*http://wasedasils.com/ 教材)
これは繰り返し聞いていて、テスト当日も、試験開始直前までぎりぎりまで聴いていたほどです。
学校ではセンター対策のリスニングをやりました。
そのほかにはオンレクの過去問のCDとトフルゼミの4回だけで、難しいテキストはやっていません。
今年受けた感じだと結構それでもいけたという感触でした。

また、NHKのニュース9を副音声英語にして聴いていました。
これは元からこの見ていた番組ですが、どうせ同じニュースを見るなら英語で見てみようというものでした。

(早稲田国際教養の英語リスニングの問題もニュースで報道されるような社会的問題がよく出ますので、よいやり方かもしれませんね)

そうですね、ニュース9ではニュース番組特有のテロップいいますか、元々ある日本語での表示がありますので、わかりやすかったです。洋画を観るとよいという話も聞きましたが、自分にはDVDの洋画などは速すぎると感じました。

またリスニングではありませんが、たまに図書館にいって英字新聞を読んだりもしました。
もちろんすらすら読めるわけではないので辞書を引きながらという感じでした。
英字新聞は正直難しいのですが、全然知らないものよりは時事的内容なの方が親しみやすいと思いました。
頻度としては週2回くらいでしょか。
あまり長時間自宅の机で集中することはできないので、ずっと机に向かって勉強をせず、机に向かっていないところで英語をやろうという狙いでした。

(次回に続きます)

早稲田国際教養の英語対策2 英単語学習法

(早稲田国際教養学部合格者インタビュー まっきんりーさん2)

その他学校では英単語の小テストがありまして、学校ではシス単(*『システム英単語』)を使っていました。

単語や熟語を覚える際には、厚紙に表に単語を10個程度書き、その裏に訳を書いて、ジップロックに入れてお風呂に持ち込んでいました。お風呂に入っている間に10単語覚えてしまおうという狙いです。

ターゲットとシス単の他にTOEIC対策の池田先生という方の日常会話に関する表現集もやっていました。
その本では受験と関係がない日常会話に関する表現、例えば「まな板」などが登場します。
こちらは特にリスニングなどで役立ちました。

そのほかにはリック西尾さんという方の英語で1日すごしてみるという本もやっていました。
ややマニアックな内容ですが、そういった方が楽しく覚えらました。

(そうしますと基本的に英語は暗記からというアプローチですね?)

そうですね、長文演習は学校ぐらいで、他には直前期の過去問としかやっていません。
しかし語彙が増えるうちにそれらの長文演習で分かる表現が増えてきて、楽しみになってきました。
そういう学習をやっていくうちに英語は得意になりました。

その他に直前に早慶上智の英単語もやっています。
英語は本当に単語ばかりをやった感じでした。
ボキャブラリーがものを言うので、単語はしっかりやった方がよいです。
単語をやることで成績が上がっていっていきました。

(早稲田大学の国際教養学部の英語は長文が長く難しいという印象がありますが、それでも単語や語彙を重視した対策をされたのですね)

そうですね。様々な勉強方があると思いますが、私は早稲田国際教養の英語を解く際にものを言うのは単語・語彙だと思います。英作文や和訳も語彙が必要ですし。自分の早稲田国際教養対策も語彙を中心に勉強していました。
単語や語彙が増えるに連れて英語の問題を解くのが楽しくなっていった感じですね。

(しかし単語ばかりをやっていると飽きませんかね?)

塾の先生が単語帳の単語をDVDに映像化した資料を用意してくれていました。
たとえば新聞記事に関連する単語だったら新聞の絵が出ているとか。

また単語帳付属CDを活用していました。
標準の速度では遅いので、シス単などは2倍速で聴くようにしていました。
耳で聞くやり方ですと、やる気が無いときでも自動的に勉強になりますし。
歩きながら覚えたり、リスニングのある早稲田国際教養の英語ではリスニング対策にもなりました。
単語は耳で覚えた感じですね。

そのほかにはトイレに単語のリストを張ったり、そのほかには持ち物などにポストイットで英単語を張ったりもしていました。
特に勉強していて覚えにくいもの、初めて見る単語などを、筆箱とか辞書とか目の付くところに張っておくようにしていました。

(次回に続きます)

SILS国際教養学部合格者インタビュー1 英語学習法

今回は2010年度一般入試でSILS(早稲田大学国際教養学部)に合格されたまっきんりーさん(オンレクリスニング対策講座受講生)にお話を伺いました。

(SILSを知ったきっかけはどのようなものだったのでしょう?)

高校で見た受験雑誌(ベネッセが出しているもの)でSILSを知りました。
元々は国公立志望だったのですが、6月頃慶應大学に通っている友達に会ったことで、早稲田 慶應にしたいと思うようになりました。どちらの大学も通っている学生が優秀で個性的だというところに惹かれました。
関西出身ですが受験は東京の大学を中心に受けました。

(兵庫のご出身ですが、関西でもSILSの情報は入ってきますか?)

いえ、あまり情報がなく、特に国際教養学部に行っている方は周りにおらず、情報はネットで集める程度でした。
その後夏頃に神戸で早稲田と慶應が合同でやっている説明会が神戸でありまして、特に早稲田大学が印象的でした。
何か実際にきていた学生の雰囲気が早稲田の方が自分に合っている感じがしました。
(英語はどのような勉強をされましたか?)

英語は好きだったのですが、成績はあまりよくなく、公立高校でも下から10番目でした。英語の成績がよくなったきっかけは8月に近所の小規模な英語塾に通ったことです。

(そちらの塾ではどのような学習をされたのでしょう?)

英単語、英熟語を集中的に学習するというやり方でした。

具体的には『単語ターゲット1900』をパソコンで繰り返し聞き、4択クイズをひたすら解き続けます
夏休みでターゲットを丸ごとマスターしてしまうという感じです。
『英熟語ターゲット1000』も完全に仕上げました。

(それは塾にPCが置いてあるのですか?)

そうですね、その塾にはコンピューターがたくさん置いてありまして、各自解いていくという方式でした。

また文法はパソコンではなく、『Next Stage』(Next Stage英文法・語法問題)を使い、先生が用意した資料で勉強します。
とんかく単語、熟語、文法の基礎をたたき込むという感じですね。

(いずれもよく使われるテキストで、基礎的な学習を重視しているのですね)

ええ、でもこれを1日7時間、ひたすら英語だけをやるというものでした。 
コンピューターを使っていたのでかなり効率的ではありました。

(何か近未来のスパルタ教育のような塾ですね)

小さな塾でしたので、雰囲気は意外にのんびりした感じでした(笑)。

(次回に続きます)