早稲田国際教養入試合格者インタビュー5 世界史対策

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー5 早稲田国際教養の世界史

(それでは早稲田国際教養入試の他の教科に関しても伺っていきます。世界史は得意にされていたのですね。)

ええ、でも高3の春までは世界史のテストで10点を取るなど、あまり勉強していませんでした。
1学期以降一気にやって点が伸びました。

(どのような勉強をされたのですか?)

センター終わるまではひたすらセンター対策をしていました。
難関校対策はしていなかったので、センター終わった時、早慶の過去問をやってなんだこれはと思いました。
全然知らない問題があったのでもっと早くやっておけばよかったと思ったとその時は思いました。

焦りからセンター終わってからの1ヶ月で早稲田と慶應の過去問を解きまくりました。

センターを完璧にしている基礎があったのでできたかもしれないですね。
赤本で勉強していく感じす。

(問題集などでは勉強されなかったのですか?)

世界史はあまりいい問題集がないので実際の過去問をやった方がよいと思います。
早慶に出やすいたまにしかでない問題に焦点を当てた問題集もありますが、そういった問題集はやっていません。

(なるほど、しかし知識問題が中心の世界史では、一度出た問題はあまり出なくなるのではありませんか?)

いえ、結構過去問から出ていますよ。また、過去問をやりながら、間違えた範囲や理解していない範囲を教科書や資料集で復習すると効果的です。アメリカ史を間違えたとするとアメリカ史全体を見直す必要があります。その際、問題集だとその1問だけを見直す形になってしまいますが、教科書と資料集を使うと、流れや全体での位置づけなどがわかります。

(早慶に合格されているのに難問を取り扱った問題集をやっていないといのは意外です。特に早稲田は奇問が多いですよね。)

自分でも難易度の高い問題集を買いましたが、細かすぎたり、流れや全体像が見えなかったりしていたので、あまり役に立たないと判断しました。

(教科書と資料集とでここまでいけるのですね。世界史の併願対策はいかがでしょう?)

慶応の経済は近代、特に1500年代以降からの出題という指定がありますので、指定はないものの同じく近現代が中心の早稲田国際教養の併願には適しています。

(その他世界史のポイントはありますか?)

世界史が得意だったので友達に教えてくれと頼まれていまして、2学期の間ずっと学校始まる前1時間、自作の虫食い教材を友達3人と勉強していました。結果的に自分の勉強になりました。

またどこかに山川用語集からそのままでることも多いと書いてあったので、辞書的に山川の用語集を調べていた
これは暗記するというよりは辞書的に活用していました。国際教養の問題は早稲田の中でも政治経済学部などに比べると比較的基礎的な問題が多いので、センター対策をまずやっておくことが大切だと思います。

早稲田の中では国際教養は世界史と国語は簡単ですね。
早稲田国際教養の数学もたぶん簡単だと思います。英語がとにかく難しいです。

(次回に続きます)