SILS早稲田国際教養学部合格者インタビュー2016年度-2

2016年度早稲田大学国際教養学部一般入試合格者 遊一さんインタビュー2
(朝の時間帯に学校で勉強されていたとのことですが、何時頃に起きていましたか?)

起床時間は5時半くらいですね。家を出るのが6時くらいでした。
電車通勤で東京だと通勤ラッシュが大変なのですが、この時間帯だとまだ余裕がありますので、早く学校にいって損は無いですね。

(塾や予備校には通っておられましたか?)

駿台に通っていました。2年生から通っていて、高2の時は英語だけ、高3から日本史も取っていました。週に2日通っていました。

(現国はとっていないのですか?)

正直現国はゼロですね。全くやっていません(笑)。
やって伸びる教科ではないと個人的には思います。

現国をやるくらいないらその時間で確実に伸びる英語をやろうと思っていました。

(古文はやりましたか?)

頻出単語と助動詞を中心にした文法を覚えた後、センターの過去問に取り組みました。

センターの古文は良問である上に、結構難しいんですよ。
年度によってはSILSの古文より難しい。
なのでとてもよい練習になります。

(具体的にはどのあたりが難しいのですか?)

センター古文は全般に語彙のレベルが高くて、その上選択肢が紛らわしいものが多くて、選択肢が切れないものが多いですね。

その点SILSの古文は比較的取り組みやすい問題が多いので、
確実に得点できるように、しっかりとやっておいた方がいいですね。

(夏休みはどのくらい勉強しましたか?)

英語を中心に駿台の夏期講習を中心にとっていました。
とっていた授業は、英語の総合講座、これは長文、作文、文法が含まれているものですね。
それに加えて英文解釈の講座、英作文の講座もとっていました。
勉強時間は講習と自習時間を合わせて一日8-9時間ぐらいだと思います。
(引き続き英語対策に関して伺いたいと思います。初めてSILSの過去問をみてどのような感想を持ちましたか?)

問題の量が多くて、速読力を鍛えなければなからなければ話にならないと思いました。いざとなったらどれか1問捨てる必要があるなと思っていました。
過去問も数をこなすうちに自分の得意な箇所がはっきりしてきて、
自分の場合、長文は文章の量が多く、とても時間がかかるが、時間さえかければ解けるという感触を持ちました。

しかし英文要約は演習の段階からあまり得意ではなかったので、
いざとなったらこれは英文要約の問題は捨てた方がいいなと思いました。
(実際に英文和訳問題はどのように攻略されたのですか?)
実は実際の試験でも英文和訳は全くやりませんでした。
解答用紙のその部分は空欄で出しています。

(1パートを丸々やらずに合格したということですか?)

はい、今考えると危ないところですが、試験中は自信を持って英文和訳を飛ばしました。

(現国を全くやってないところといい、英文和訳を無回答など、結構思い切った対策をされていますね)

確かにそう言われるとその通りなのですが、過去問等を良く研究して、自分の一番得点できるところを手厚く、逆に苦手なところを極力勉強も実際の試験でも力を入れないようにした結果、そうなったというところで、誰もがそうという話ではないと思います。現国が得意だったらどんどん対策を進めていたと思いますし(笑)。

(次回に続きます)