SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 STUDENTさんの場合

<お名前>

STUDENT

<プロフィール>

都立高校出身。現役合格。
予備校には通っていません。
海外で暮らした経験はありませんが、幼い頃から英語は得意な方です。
<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2017
一般入試

<予想得点>

国語得点 = 6割5分
選択得点 = 7割5分(世界史)
英語得点 = 8割

<併願校>

慶應義塾大学文学部
東京大学文科三類

<SILSを受験するまでのいきさつ>

大学で学びたい事が漠然としていて定まらないなか、早稲田大学のパンフレットを見てSILSの存在を知りました。大学生在学中の留学は以前から考えていたので、1年間の海外留学が義務付けられていて、尚且つ殆どの授業が英語で行われるSILSは、私にとって魅力的な学部でした。
<SILSへの期待>

学部内でも海外経験のある方が多いと思うので、友人との交流を通して国際的な視野が身に付く事を期待しています。また授業内容も他の学部に比べてとても幅広いので、自分の興味に合う授業を見つける事も楽しみです。

-入試対策-

<現代文>

比較的安易な問題が多いので、基礎を取りこぼさないよう努めました。現代文のキーワードをまとめた参考書(『現代文キーワード読解(Z会)』を使用)などを活用すると、本番でもかなり取り組みやすくなると思います。

<古文>

古文単語をひたすら覚えました。また古文の問題も数をこなしていくと、古文常識や時代背景が掴みやすくなるので、暗記だけで終わらずに演習に力を入れる事も重要だと思います。単語帳は『古文単語(桐原書店)』を使用しました。

<世界史>

基本的な歴史の流れは図説等で確認しながら把握し、細かい箇所は用語集をフル活用しました。基礎的な問題も多く大半は教科書等で間に合うのですが、やはり用語集での知識の蓄積は役立ったと思います。

<英語リーディング>

SILSの英語はとにかく量が多いので、日頃から長文の多読を心掛けていました。高校入学後から1ヶ月に1冊程度で英語の小説を読むなど、常に英語に触れるようにしていました。様々な文章を読むと、未知の単語に遭遇した際に単語の意味を予想して読む、というような力が身に付くと思います。

<英語ライティング>

数をこなして、ひたすら添削指導を受けていました。そのうち自分の中で書きやすい型が定まり、本番でも落ち着いて練習で培った形式で書く事ができると思います。「英作文の書き方」といった参考書に載っている定型を暗記してしまうのも、一つの手かもしれません。これと言った参考書はなく、様々な大学の過去問演出をしてその解説を参考にしていました。

<英語リスニング>

リスニングは特にこれと言った対策はしていませんが、日頃から趣味で聴いている洋楽をしっかり歌詞を把握しながら聴くようにしていました。
<その他受験に関するアドバイス>

とにかく毎日少しでも英語に触れること。SILSは海外経験のない日本人には難しいと言われますが、日頃から英語に親しんでいれば、決してそんな事はないと思います。大学進学後も英語の学習は継続するので、嫌にならないよう楽しみながら学習する事が望ましいです。(そうは言っても難しいですが…。)

<最後に一言>

SILSの入試では、やはりなんと言っても英語がカギになると思います。入学後のキャンパスライフを思い描きながら、楽しんで学習に励んでください。