<お名前>
結子
<プロフィール>
出身高校:東京都内にある中高一貫の中堅女子校
予備校:なし
趣味:読書・音楽,映画鑑賞・一人旅
部活:なし
特技:どこでも寝られること
<受験形態・合格年度>
一般入試(センターなし)
合格年度 = 2014
<予想得点>
国語 8割
世界史 6割5分
英語 8割(リスニング9割5分)
<併願校>
慶應義塾大学(文)
早稲田大学(文・文化構想・教育国語国文)
上智大学(文)
<SILSを受験するまでのいきさつ>
もともと第一志望校は慶應義塾大学だったのですが、併願校を決める際に慶應と同じ偏差値に位置している学部が国際教養学部だったため、そこでこの学部の存在を知り受験することを決めました。
1年間の留学が必ず課せられるこの学部のほうが、4年間の大学生活を送るうえで自分にとって有意義かもしれないと思い、入学することにしました。
<SILSへの期待>
実際に使うことのできる英語を身につけられる授業やプログラム。
-入試対策-
<現代文>
早稲田大学の他のどの学部とも違い、小説中の空欄に擬声語を選択させるというかなり独特の形式には早いうちから触れておき、慣れる必要があります。いくつか過去問を解いてみて、感触をつかむだけでも違うと思います。また、文中のカタカナの漢字を選択する問題については必ず正解することを心がけていました。
<古文>
私は古文があまりできなかったので、とにかく活用と語彙についての問題には正解できるようにしていました。基本的な知識だけでも十分解くことができるので、いかに早く、正解を選択できるかが求められていると思います。
<世界史>
現役生の方は、とにかく現代史まで一周することを心がけてください。
国際教養学部らしい、英語の条文や国際関係について問われる設問も見受けられるので、時間のあるときに資料集に目を通すことをおすすめします。
<英語リーディング>
まずはじめに長文に慣れることを目標にし、集中力を切らすことなく長文が読めるようになったら、各パラグラフごとに簡単な要約をメモするようにして長文を読むことを心がけ、最終的にそれらがすべて身についたら速読をするようにしていました。英単語や熟語の暗記も最後までおろそかにしないほうがいいと思います。
選択肢は内容が分かっていれば簡単なものばかりなので、ライティングに時間がかけられるようになるべく速く解くように意識したほうがいいと思います。実際に解いてみるとよく分かりますが、国際教養学部の英語の試験は時間がかなりタイトなため、時間配分を間違えると不合格にもなりかねません。過去問を解きながら、自分にちょうどよい時間配分を考えておくのがおすすめです。
<英語リスニング>
私は高校2年生のころからNHKラジオの「実践ビジネス英語」を聞いていましたが、かなりおすすめです。
まずはじめに15分通してラジオを聞き、それから空き時間などを使ってストリーミングを利用していました。高校3年生の9月ころからは、1回ビニエットを見ずに聞き、それから2回目にビニエットを見ながら聞き、分からなかったフレーズや単語に線を引くなどして印象づけ、最後にもう一度ビニエットを見ずに聞き、スムーズに聞き取ることができるようにする、という作業を毎日していました。
<英語ライティング>
要約問題(英文和訳)は、まずはじめに速読でトピックと全体の簡単な内容をつかみ、次に読みながらまとめることをメモするようにしていました。解答用紙のスペースを考えながら、何を書いて何を省略するかを考える練習をしたほうがいいと思います。
意見論述問題(自由英作文)は、とにかくはじめに意見論述の際の”型”を覚えることがおすすめです。”型”を覚え、その上でたくさんの英作文をして、誰かに見せて添削をしてもらい、それを見直すことが一番の近道のように思います。私は国際教養学部の過去問の他に、文学部・文化構想学部の要約問題、政治経済学部の過去問を使っていました。
<その他受験に関するアドバイス>
受験勉強をするうえで、なんといっても健康が一番大切です。朝早く勉強するようにして、健康的な食事をして、早く眠る習慣をつけるのがいいと思います。また、志望校合格に向けて一緒に戦い励まし合うことのできる友人をもつことも、ある意味で受験勉強には必要なことだと思います。
試験中には、私の受けていた棟では休み時間に男の子たちが廊下に出て、終わった科目の答え合わせをはじめていて面食らってしまいましたが、そういうことには一切耳を貸さずに、自分のやるべきことに集中してください。また、試験日にはキャンパス内(特にお手洗い)が混むと思うので、早めに来て散歩がてら自分の棟のお手洗いや他の棟のお手洗いの位置を確認しておくことがおすすめです。
<最後に一言>
試験中、絶対に落ちたと思いながら試験時間ぎりぎりまで英作文を書いていましたが、合格することができました(笑)。
だから受験生の皆さんも、最後まで諦めないで、自分の目標に向けてがんばってください。国際教養学部でお待ちしています!