<遊一さんインタビュー1>
今回は東京都出身で2016年度に早稲田大学国際教養学部一般入試に日本史選択で合格された遊一さんインタビューさせていただきました。
(高校はどのような雰囲気のところでしたか?)
中高一貫で世田谷学園でしたが、仏教系の高校で、教育内容にも仏教が反映されていて、仏教関連の行事などもありました。
(柔道なども強いイメージですね)
そうですね、昔は柔道の超強豪校だったそうですが、最近はそこまででもないようです(笑)。
(なるほど、伝統ある仏教校という感じで、SILSとはイメージが違いますが、高校は国際色はそれほど無い?)
あまり無かったですね。早稲田の国際教養の情報も学校ではあまりなかったです。先輩も詳しくは知らないみたいな。
(そのよな環境で、SILSを志望したきっかけはどのようなものですか?)
高校1年生の時にカナダに語学研修に行きまして、それが初めての海外経験だったのですが、日本との文化の違い、あるいは多様性のあるコミュニティを目の当たりにして、大いに感じるところがありまして、それ以来、国際情勢にも関心を持つようになりました。進学先をいろいろと考えている内に、国際性が豊かで英語にも強いSILSを志望するようになりました。
(部活などはやっておられましたか?)
高校1年生までバスケットボール部に入っていました。
高校のバスケ部は比較的強くて、世代によってはインターハイにも出ていて、受験との両立は難しいと思っていたので、受験期は部活はしていません。
(なるほど、すると本格的に受験勉強を始めたのはいつ頃ですか?)
そうですね、高校2年の文化祭が終わったくらいの頃なので、
タイミングとしては高2の12月くらいですね。
(どのような勉強から始めましたか?)
まずは英語の語彙や文法から始めました。
(具体的にはどのような教材を勉強されましたか?)
はい、英単語・熟語は桐原書店の『データベース4500』、
文法は同じく桐原の『英語標準問題1100』をやっていました。
これらの教材は高3の夏までに何周かしました。
そしてこれらの教材が終わったぐらいのタイミング、
具体的には高3の8月くらいに、次のレベルの教材に移行しました。
それぞれ
『データベース5500』
『頻出英文法・語法問題1000』
ですね。
ちなみにデータベースは3000もあるのですが、3000は見たところ知っている単語ばかりで効率が悪いと感じたので、4500→5500をやりました。
また、文法は1100より1000の方がやや難しい問題集です。
(なるほど、まずは語彙や文法中心の勉強ですね。
そうですね、特に語彙は最後まで継続して勉強していました。1日最低1時間は語彙に使うつもりで勉強していました。
(それだけ勉強を続けるのは簡単ではないと思うのですが、例えば1日の内どのようなタイミングで語彙や文法の勉強を入れていたのですか?)
いろいろ試したのですが、朝一番に学校に行って、学校で勉強するのが一番いいという事になりまして、平日は7:30に学校について勉強を始めていました。授業は8:30からなので1時間早く行くイメージですね。
(相当早いですね。朝は何時起きですか?)
通学時間もそれなりにあったので、5:30には起きるようにしていました。
(もはや修行のようですね)
そうですね、受験期は修行でしたね(笑)。
一応学校の方でも朝勉強することを推奨していたので、朝行くと他の学生も勉強していて、静かに勉強する環境は整っていました。
(皆さん朝から登校して勉強されていたのですか?)
いえ、最初の頃は5人とかしかいなかったのですが、受験期に向けて段々と朝勉強する生徒が増えましたね。最後は結構な人数が朝から教室で勉強していました。
(さすが仏教校ですね)
そうですね、生徒が真面目なところはあったかもしれません(笑)。
<次回に続きます>