<お名前>
たまごやき
<プロフィール>
奈良女子大学附属中等教育学校卒業
オーケストラ部所属
河合塾大学受験科
<受験形態・合格年度>
合格年度 = 2016
一般入試
<予想得点>
国語得点 = 8割
数学得点 = 6.5割
英語得点 = 7割
<併願校>
神戸大学国際文化学部
同志社大学文学部英文学科
<SILSを受験するまでのいきさつ>
国際関係の勉強を学べる大学学部を探していて知りました。本命は国立大学で、二次試験が国数英だったので、苦手な数学が比較的簡単なSILSを選びました。
<SILSへの期待>
英語で開講される授業が多いと聞いているので、まだまだな英語のリスニング、スピーキング能力を向上させることができると期待しています。また私は帰国子女でもなければ留学経験もない、いわゆる「純ジャパ」ですが、帰国子女か留学経験生も多い学部と聞いているので、様々な文化を体験した色んな友達から面白い話が聞けるのではないかと思っています。
-入試対策-
<現代文>
センター試験と国公立の二次試験対策(記述)に傾倒していたので、現代文だけではなくSILSのほとんどの教科に関して対策は特に行いませんでした。
文章は難しい内容のものもありますが概して短く、選択式の問題なのでよく考えれば解けると思います。センター試験よりも各選択肢が短いので、ある種センターよりも解きやすいように感じました。
<古文>
センター試験の対策で十分まかなえました。
<数学>
私は数学を選択しました。
難度はセンター試験よりも高いですが早稲田の他の学部や難関国公立の数学よりはよっぽど簡単です。ただ時間が大問3つで60分とタイトなので、1問20分で解ける訓練を過去問で行いました。本番でも私は分からない問題が多く、解答欄に複数箇所空欄を作ってしまいましたが、分かる問題を絶対に落とさないよう慎重に解き進めました。
<英語リーディング>
信じられないくらい分量が多くて内容も難しいです。しかし設問は深く内容を問うものではなく、正誤問題もかなり分かりやすいので、分量に慌てず読んだ箇所に関する設問を落とさなければ大丈夫だと思います。私は英語を読む速度が速い方ではないので、一問25分と目安は決めていましたが二つ目の大問の後半は捨てていました。
<英語ライティング>
私は85分の試験時間のうち、はじめの30分を要約問題と英作文に費やしました。要約問題は分量も短い分必要な箇所も多いので、いるところを拾って訳すよりもいらないところを削ってその他を訳すようにしていました。英作文は意見論述がほとんどですが書かなければいけない量が比較的多めなので、日本語で考える時も一つの主張に対して例を3,4個挙げてから書いていました。内容の良し悪しは短期的な対策でどうにかなるものではないので、文法や論理的展開で減点されることがないよう心がけていました。
<英語リスニング>
大した対策はせず、早稲田大学の公式HPに掲載されている過去問の音源を二年分聴いただけでした。ただ本番の速度は公式HPの音源の速度の二倍ほどだったので注意が必要です。恐ろしく長いパッセージですが、これも問題はあまりひねくれたものではなく分かりやすいです。設問は多めですがきちんと読めば何を聞き取ればいいのかすぐに分かるので、聞きながら読む、読みながら聞く訓練は効果的だと感じました。
<その他受験に関するアドバイス>
変に緊張せずリラックスして受ければ大丈夫だと思います。特にここが第一志望ではない人は、ここの試験の対策が万全ではないと感じて不安になるかもしれないですが、別の第一志望の大学に向けて勉強してきた実力があれば対策が万全でなくても合格するチャンスはあると思います。
<最後に一言>
絶対に落ちたと思っていても合格している場合があります。(私がそうでした)最後まで希望を捨てずにがんばってみてください。