SILS 早稲田大学国際教養学部合格体験記 Nambear17さんの場合

<お名前>

Nambear17

<プロフィール>
都内私立高校

<受験形態・合格年度>

合格年度 = 2014

一般入試(センターなし)

<予想得点>

国語得点 = 60%
選択得点 = 世界史:85%
英語得点 = 80%

<併願校>

上智大学 総合グローバル学部 総合グローバル学科
法学部 国際関係法学科
青山学院大学 国際政治経済学部 国際政治学科
法政大学 グローバル教養学部 グローバル教養学科
中央大学 総合政策学部 国際政策文化学科
獨協大学 外国語学部 英語学科

<SILSを受験するまでのいきさつ>

めはMARCHレベルに行ければ十分だと思っていましたが、高3にあがるときの面談で学校の先生に早慶レベルを狙わないかと提案されて意識するようになりました。調べていくうちに、早稲田大学に国際教養学部があると知り、カリキュラムが私の理想とするものに限りなく近かったので行きたいと思うようになりました。

<SILSへの期待>

一年間の留学。

-入試対策-

<現代文>

私は現代文が3年の春で偏差値49と大の苦手科目でした。それまでは対策といっても何をしたらよいか分からず放置していましたが、夏休みになってまとまった時間をとれたので、とりあえず毎日触れるようにしてみました。できなさすぎて50点満点の問題集で6点とった日もありましたが、泣きながらでも毎日3題ずつ欠かさずやっていました。すると夏休み後からみるみる成績があがり、夏休み以降ほとんど手を付けていなかったのに最後の模試では偏差値が65.8に。本番でも過去問では最初3割でしたが6割とることができました。

<古文>

古文はもともと苦手意識もなく、楽しんで解いていたので苦痛でもありませんでした。SILSの古文はくせがあるというわけでもないですが、私的には上智の問題を解くのが結構練習になると思います。選択肢にたまにかなり際どいものがあるので、上智の問題でその力を養うと役に立つと思います。

<世界史>

世界史は暗記と問題演習を絶えず続けることが大事です。SILSの世界史は単語の記述もありますので、正確に暗記すること。他に出るジャンルとしては、正誤判定、単語選択などです。私は正誤問題がすごく嫌いだったのでかなり苦戦しましたが、それも量と集中的な特訓で克服しました。その時に役に立ったのが正誤だけを集めた問題集で、これを毎日結構なスピードで解き、何周もしました。暗記に飽きて集中が続かなくなったら問題演習をやり、それに飽きたら暗記に戻るといったように、とにかく間をあけず時間に無駄を作らないようにしていました。暗記と演習の比率は特に決めず、このように気分でやっていたので、量をかなりこなすことができたんだと思います。

<英語リーディング>

最初は時間もReadingだけで100分かかっていたし、正答率も3割。問題形式がかなり苦手でした。第一志望だったのでどうしても解けるようになりたかったのですが、これもやり方が分からず、とにかく過去問演習しました。手に入るSILSの過去問が少なかったので、形式が非常に似ている法学部の問題を使って練習しました。法学部の問題は10年分あったので、まずはとにかくこれの演習でした。無駄のないように文法問題はやらずに長文問題のみを時間をはかって解きました。長文を解くときは常に根拠を見つけることがポイントだと思います。毎回それを意識しながら解いていくうちにだんだんと得点率があがり、2013年度の長文パートでは1問ミスにまで成長しました。SILSの問題を解くのは自分の実力の上昇が感じられた時にして、力試し程度の感じでした。また、私は超長文を解くだけの集中力をつけるために、毎日早慶上智レベルの問題をとくと決めていました。なので法学部の問題と並行して長さのある慶應大学のSFCや、根拠を見つける練習になる上智大学の過去問と交互にやっていました
SILSは独立した文法問題はでないので、長文に焦点を合わせてやるのが重要だと思います。

<英語リスニング>
リスニングはここのリスニングCDのみ。私は小学生の頃から英会話をやっていたし、学校でリスニングを多くやらされていたので得意だったため、ここのリスニングCDを寝る前携帯電話をいじってベッドにいる時間にだけだらだらと聞き流していただけです。もちろん、問題も解きましたが一周だけでした。毎日聞くのが効果的だと思います。

<英語ライティング>

先ほども書いたように、英会話を長年やっていたおかげで頭で日本語を英語に変換する能力は他の人よりは自信があったので、あまり困ることはありませんでした。過去問演習で書いたものは予備校の先生に添削してもらっていました。英作文では言い回しのストックが大事になるので、洋楽など自分の親しみやすいものから吸収するといいと思います。

<その他受験に関するアドバイス>

試験場では緊張せずに自分の世界を保ってください。私は友達とLINEしたり、音楽を聴いたり、チョコを食べたりと本当に自由に過ごしていました。

<最後に一言>

はっきりいって周りの子は10時間以上やってる子もたくさんいましたが、私は予備校があいてる時間しか勉強していなかったです。それだけの勉強で合格できたのは効率のいい勉強法だったこと、とにかく予備校には開館時間中はずっといて間をおかずに勉強したことだと思います。夜遅くにやるなど、自分の集中力のないときにやっても意味はありません。ですがやれるときは集中的にやるといいと思います。早稲田合格は誰でも実現できることです。頑張ってください。

BUCHOさんの教材は本当に助かりました。ありがとうございました。