早稲田国際教養 AO入試 筆記試験 Critical Writing

(最後に早稲田国際教養のAO入試の筆記試験、Critical Writingに関して教えて下さい)

はい、これはCritical Writing という名前が付いていますが、いわばAO入試受験者全員が受ける一次試験の英語試験のようなものですね。形式としては大問3題です。各大問では、1000文字程度の英文を読み、正誤問題が3題程度、さらに2問の筆記問題が出ます。

筆記問題は英語で答える問題で、各100文字程度です。
Critical Writingの試験時間は150分です。
(過去問を見ると早稲田国際教養Critical Writingの出題はその形式で定着していますね。大問3題で100文字程度に筆記問題が2つずつということは、Critical Writingでは600文字程度の英文を書く必要がありますね。)

普通にすらすら英文を書かないと厳しいです。
一般の大学入試ではそこまでの英作文は出ないので、通常の受験勉強だけでは難しいかも知れません。
ただ早稲田国際教養のCritical Writingの内容自体はそこまで難しくはなく、早稲田国際教養の一般入試の英語の問題が解ける人なら十分に読みこなせる内容だと思います。
また一般入試よりライバルが少ないかも知れません。

(どのようなCritical Writing対策をされましたか?)

高3の時に英作文の添削を先生にしてもらっていました。
またTOEFLのライティングの練習をしておくと250文字から300文字程度なので、100文字程度のCritical Writingは楽に書けるようになると思います。

その他海外で知り合った友人とメッセンジャーでチャットをしていたりしていたので、
普段から英文をタイプする機会はありました。

(確かにチャットはリアルタイムでタイプしていかないといけないので、スピードは付きそうですね)

はい、どちらかというとそういう日常生活で使うような英語力が、早稲田国際教養のCritical Writingには必要であるように思います。
受験英語ではなく、使える英語という意味で。
つまり英検一級ほどのマニアックな単語力は必要なく、自分の言いたいことが書けるような英語力ですね。

(貴重なお話をありがとうございました。次回から数回に渡り、早稲田国際教養オープンキャンパスの様子をお届けいたします)。