早稲田国際教養 英語の授業

Wさんインタビュー第2回

(英語教育に関してさらに伺って参りたいと思います。Wさんの場合、週にどれくらい、語学としての英語の授業がありますか?)

私の場合、TOEFLのIPTで550点以上が取れたので、リーディングとリスニングは免除になっていて、週4コマですね。ライティング2回、スピーキング2回です。

リーディングとリスニングがある場合はさらに2コマずつなので、かなりの分量になりますね。

(なるほど。ライティングはレベルによって履修期間が異なるとの事でしたが、リーディングとリスニングの授業もレベル別ですか?)

入学前のプレイスメントテストでA~Zのクラスに分けられます。
Zクラスが1番レベルが高いです。

クラスによってリーディング、リスニングのレベル別の授業が行われます。

なおライティングは全員必修で、レベル別ですが、TOEFLのスコアとは別で、プレイスメントテストのライティングセクションでの出来によってレベルとクラスが分けられます。

(実際の授業の様子はいかがですか?)

SILSの英語の授業に関しては、高校のものと比較すると、より積極的に授業に参加して、とにかく声を出すことが求められますね。

グループディスカッションがたくさんあって、質問をしたり、どんどん意見を言ってほしいという雰囲気の授業が多いです。

ただしTOEFLのスコアは近くても、学生のタイプはそれぞれです。

例えば海外経験のある学生は話すのがが得意だが、ライティングが苦手というパターンも結構ありますね。

私のような国内生は文法やリーディングなどはしっかりしているが、しゃべるのは苦手、という人が多いです。

全体に雰囲気はよくて、お互いに助け合って授業を作っていくという雰囲気はあります。
(SILS生はしっかり勉強しているし、そういう意味ではW大っぽくないですね(笑))

他学部とは雰囲気が違うかもしれませんね(笑)。出席も求められますし、英語の授業の予習や課題等だけでもかなりの量ですので。

また、SILSの場合全員が留学するので、1年夏までの成績が重要になります。

しっかり成績を維持していないと、留学の時期が遅れてしまうこともあるようです。

その意味でもみんなしっかり勉強しなくてはという意識はあると思います。

(具体的にはどれくらいの成績を維持する必要があるのですか?)

SILSの規定では、1学期間の修得単位が10単位未満の学生が対象となるようです。
ちなみに、1学期間に修得できる単位の上限は21単位です。

Academic Probation(アカデミックプロベーション)という、いわばチェックが入るような状態に置かれます。

また、留学に関しては受け入れ先の大学にGPAを提出しなくてはならないので、一定成績を維持する必要がありますね。

 

早稲田国際教養 入学式、オリエンテーション、TOEFL、英語の授業他

早稲田国際教養 入学式、オリエンテーション、TOEFL他

今回は2013年度一般入試で早稲田大学国際教養学部に合格した、Wさんにインタビューさせていただきました。

Wさんインタビュー第1回

(早稲田大学国際教養学部の入学式、オリエンテーションの様子などを教えて下さい)

はい、早稲田大学の場合、入学式は毎年4月1日と決まっています。

そして例年翌日に学部別の入学式があります。

ちなみにSILS(早稲田大学国際教養学部)の場合、公式な場面ではなるべく英語を使うようになっていて、入学式のあいさつなども英語と日本語両方で行われていました。

オリエンテーションも一部英語で行われました。

ただSP1の学生に向けた履修登録などのオリエンテーションは日本語で行われるので、その点は心配しなくても大丈夫です。
(SP1というのは?)

SPはStudy Planの略で、1から4まであります。

SP1は4月入学の学生で、ほとんどが純ジャパ(海外経験が(あまり)ない、日本の高校出身の日本人学生)ですね。今年はたぶん600人くらいだと思います。
(なるほど、その他SP2,3,4は?)

SP2はその他学生で、日本語以外を母語とする学生が中心です。帰国子女向けの入試を受けて入学する学生ですね。

SP3は交換留学生です。アジアとアメリカの学生が中心です。

SP4はアジアからの留学生です。

(SP1と2はどのように区分されるのですか?入学する時点ではすでに決まっているので?)

はい、SP1と2は入試の区分で大学によって分けられるので、入学の時点ですでに決まっていますね。

SP1と2の大きな違いは、SP1は英語が必修で、SP2は日本語が必修です。SP1は英語をしっかりやることになりますし、SP2だと日本語の授業がありますね。

ちなみにSP1でも海外経験のある学生は結構多いです。

(なるほど、SP1の英語の授業について教えて下さい)

まず入学式の前の3月20日にTOEFL ITP(TOEFLの団体試験)によるPlacement Testがありました。また同時にライティングのテストもあって、これは学部独自のものでした。

少し記憶が曖昧なのですが、今年は犯罪を題材に、自分の意見を書きなさいというものでした。

制限文字数などはなくて、一定のスペースに英文を書くというものですね。
制限時間は20-30分くらいだったと思います。

また、問題の後に、3行くらいのスペースで、今までの英語学習経験を書けという質問がありました。

(なるほど、TOEFLとライティングテストの結果で英語の授業が決まるわけですね)

基本的にはそうですね。SILSの英語の授業はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングがあるのですが、TOEFLが550点以上だと、リーディングとリスニングは免除されます。

スピーキングに関しても一定点を取ると免除されるのですが、免除となった場合も自由選択で取ることができます。

TOEFLの点数が高くても、スピーキングは苦手という人もいて、スピーキングの授業を自由選択で取る人は結構多いようです。

(ライティングはいかがですか?)

ライティングだけは全員必修で、生徒ごとにレベルが異なります。

授業は1年の春学期から受け始めますが、生徒によって、受け始める授業の
レベルが異なります。

例) パターン1 1年春学期にLevel1→1年秋学期にLevel2→2年春学期にLevel3
パターン2 1年春学期にLevel2→1年秋学期にlevel3
パターン3 1年春学期にLevel3

このように、プレイスメントテストでLevel3に選ばれた生徒(パターン3)は同学年のなかでも一番早くライティングの授業を終えることができ、Level1から授業を受け始める
生徒は、ライティングの授業を終えるのに一番長く時間がかかります。

ですから、プレイスメントテストのライティングセクションは事前に対策をしておくと
後々得をするかもしれません。

(英語の授業は週にどれくらいありますか?)

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングで各2単位ですね。

(リーディングやリスニング等が免除されている場合は、自分の好きな授業を取ることができるのですか?)

はい、むしろ必ず何か取らなくてはいけないことになっていて、自由選択ではあるのですが、言語の英語の授業がない分、ゼミや演習など、他の授業を必ず履修することになります。

(それだけ英語の授業があるとなると、単位が取れなかったりすると大変なことになりそうですね)

そうですね、成績に関しては特に留学に関連してくるので、成績をチェックしている先生がいるそうです。

(次回に続きます)

早稲田国際教養留学 学内生インタビュー

今回はWasedaSILS.comのオンラインレクチャーを利用し、早稲田大学国際教養学部に合格されたKさんに、早稲田大学国際教養学部の様子を留学制度などを中心にインタビューさせていただきました。

(今回は早稲田大学国際教養学部の留学の様子を詳しく伺えればと思います。国際教養学部では基本的に全員が留学するそうですが?)

そうですね。SP1だと基本的に強制ですね(笑) ただ経済的事情などで留学が困難である場合など、レポート等を提出して免除されるケースもあると聞きました。

(SPというのは?)
SPはStudy Planの略で、いわば語学や履修の区分けですね。

SP1というのは日本語を母語とする人で、人数は一番多いです。
自分の学年だと大体300-400人程度だと思います。

ちなみにSP2は英語を母国語とする人、SP3,4は9月入学の人などです。

(なるほど、SPによって履修が異なったりするのですね?)

そうですね。基本的にどのSPかは最初の申請で決まって、カリキュラムが変わってきます。例えば英語を母国語とするSP2だと語学の英語の授業はありません。また日本語のゼミもないです。

一方SP1だと基本的に留学することになります。
(留学先はどのように決まるのですか?)

1年の10月に早稲田大学内の選考があります。そして12月に結果が出ます。
留学可能な大学のリストがあって、自分の時は第7希望まで書いて出すように言われました(笑)

(10月に選考となるとかなり早めから準備が必要そうですね)

そうですね。国際教養学部に入学すると早い時期から留学準備のオリエンテーション等があります。
またTOEFLのスコアが必要ですのでこれも早くから受ける必要あります。
さらに10月に応募して、決定後はビザの手続き等もあるので、早め早めに準備する必要がありますね。

(選考基準はどのようなものですか?)

基本的に早稲田大学全体でのセレクションになります。

ですので国際教養学部だけではなく、他学部の学生も含めて選抜され、留学先が決まるという形ですね。

評定平均、TOEFLの点数、エッセイ、成績、教授からの推薦状(簡単な紹介状)、そういうもののの全部の総合点で決まっていく感じでしょうか。

留学には主に2種類ありまして、交換留学と語学留学があります。

おおざっぱに言うと交換留学は現地大学の授業を取って単位編入するもので、語学留学は留学生向けの語学研修を海外で履修する形です。

もちろん交換留学の方が高い成績が必要で、大学にもよりますが、研修等を受けないで最初から現地大学の授業を履修したいという場合、GPA(評定平均のこと。4.0が満点)で3.0以上は必要ですね。また留学先の大学が要求するTOEFLのスコアも満たす必要があります。

(国際教養学部と他の早稲田大学の他の大学とで、選考の違いはありますか?)

そうですね、国際教養学部は全員が留学する前提で、英語の授業もしっかりあるので、面接なしで書類だけで通るケースが多いようです。一方他学部から留学する場合は面接が課せられるケースが多いようです。

ただし国際教養学部から留学する場合でも、一部のレベルの高い大学、例えばコロンビア大学などは、独自の面接と筆記試験があるとも聞きました。

(ご自身はどの大学に留学を予定されていますか?)

ロサンゼルスの大学への留学を予定しています。こちらは語学研修も含まれていて、サポートが充実しているのが魅力的でした。

また、最初の3ヶ月は学内の寮に入る予定です。

(留学は基本的に2年生ですか?)

そうですね、自分の場合2年の6月-3年の6月、というイメージでしょうか。

2年の後期と3年の前期というイメージです。
その他にも3年の前期、後期、2年の前期、後期に留学するケースもあるようです。

(就活が3年後期からなので4年で卒業できそうですね。)

基本的にはそうですね。
国際教養学部の入学して思ったのは、1年生にとってはすぐ上の学年が全然いないという印象でした(笑)2年に留学に行く学生が多いですので。

(早稲田大学国際教養学部に来ている留学生も多いのですか?)

学部には200人くらいは留学生がいるらしいです。
早稲田全体では千人単位で留学生がいます。

(それだけいると学内での留学生との交流もありそうですかね?)

いや、普通に過ごしていると正直あまり留学生との交流はないですね。
早稲田大学自体が本当に大きな組織ですので。

学内で積極的に留学生と交流したい人は、ICC(国際コミュニティセンター)などを利用するといいみたいです。

(なるほど。その他留学準備に関して後続の受験生にアドバイスなどはありますか?)

そうですね。とにかく早めに準備することですね。早稲田大学留学センターというのがありますので、そちらに各種資料が揃っています。先に留学した先輩方のレポートも閲覧できますので、とても参考になりますよ。留学先のイメージなどもよく分かると思います。

 

早稲田国際教養 入試受験アドバイス

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん5

(その他受験に関するアドバイスはございますか?)

そうですね、勉強の息抜きの時間を意識して入れた方がいいですね。
たまには塾にいかないで早く帰ったりとか。

また、幅広く勉強することも大切だと思います。
自分は元々国立大志望の勉強をしていたので、センターも受験しました。

もし国立型の勉強をしている人がいたら、私大を受ける際も、国立型の勉強を続けた方がいいと思います。

私自身、途中で早稲田の国際教養が第一志望になって、私大の勉強だけに特化したくったのですが、担任の先生に相談したら
「数学をやっておけば、入学後にも役立つ。理系の知識は大学の研究でも使える。」というアドバイスをもらって、結局最後まで理系の教科も勉強していました。

私大の試験が終わっても、まだ国公立が残っているから大丈夫、という安心感も得られてと思います。普通に理系の授業もあるし、授業で内職をしてしまうよりは、しっかり勉強した方が、結果的には役立ちました。

(実際の試験に向けてのアドバイスなどがございましたらお願いします)

そうですね、私の場合参考書は一応持って行って、休み時間の勉強は分かる範囲をやるという感じで軽く読んでいました。もし知らない範囲や曖昧な箇所を読んだりすると焦って不安になると思ったので。
やはり長くつきあった参考書が鞄に入っていると安心しますしね(笑)

また、部活の後輩が受験に向けてメッセージをみんなで書いてくれて、それには本当に励まされました。試験にも持って行きましたし、今もお守りとして大事に持っています(笑)。

入試は何かと不安になると思いますが、しっかりと勉強していれば、必ず道は開けてくると思います。

(ありがとうございました)

早稲田国際教養 国語・世界史対策

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん4

(国語はいかがでしたか?)

国語は苦手でしたね。特に現代文が苦手でした。
現代文はある程度諦めて、古文で取ろうと思っていました。
早稲田国際教養の古文でも、単語が分かればそれなりに取れます。
古文は単語ばかりやっていました。

現代文に関しては、過去問を解いて解説を読んでも納得のいかないとところが結構ありました。早稲田に限らず、私大の問題には答えが絞りきれない問題が多いという印象があります。

なので、まずは古文でしっかり点を取ることだと思います。

早稲田国際教養の場合は国語の割合が低いので、自分としてはありがたい試験でした。

もっとも難関私大の問題でも現代文をすらすら解けるという人もいるので、適性がある人もいるのかもしれませんね。
(世界史はいかがでしょう?)
教科書で基礎的な部分をとりあえず押さえ、後は問題集で演習を重ねました。

早稲田の問題でも基本レベルをしっかり押さえていれば6割くらいは取れます。

応用問題や文化史など、暗記が問われる部分は直前にやりました。

早稲田の中でも、国際教養学部の世界史は、他の学部に比べたら基礎的な問題が多いかもしれません。自分の受けた年度は特に基礎的な問題が多かったと思います。
また比較的近代史が多く出ています。

とにかく世界史は範囲が広いので、あまり教科書の暗記で根を詰めるようなことはしないで、MARCHとか他大学の問題も含めて演習を繰り返して、問題をやりながら覚えることを心がけていました。特に書きながら覚える意識していました。

また、図説も積極的に使うようにしていました。例えば文化史などは図説の方が細かく書いてあるので、教科書や問題集だけではなくて、時折図説で確認しながら勉強した方がいいですね。

後は青木先生の世界史実況中継を使っていました。CD付きで、講義を聴くように勉強できて、歴史の流れを把握する意味ではよい教材でした。

早稲田の世界史では細かな問題も出るので、細部に気を取られがちなのですが、勉強をする時は個別の問題の単語レベルばかりにとらわれて学習するのではなくて、例え細かな内容であっても、大きな視点で、歴史流れを意識しながら覚えることが大切だと思います。

 

早稲田国際教養 英語対策2(和訳・リスニング)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん3

(引き続き英語対策に関して伺っていきます。和訳問題の対策はどのようにされていましたか?)

和訳では構文を特に意識して、手順としては全体を読んでから細部の文法を読んでいくことを心がけていました。また、訳出した後に、前の文と後の文だけ読んで、内容がずれていないかを確認することも大切だと思います。

特定の箇所を訳す際も、前後にヒントとなる箇所や、全体を見ると同じ内容を繰り返している箇所などがあるので、時間があるときはそのようなチェックもしていました。
(リスニングに関してはいかがでしょう?)

試験の緊張もあったと思うのですが、試験ではとにかく放送のスピードが早いと感じました (笑)

大問が2つあって、1問は1回しか放送されないのですが、そちらの問題は厳しかったです。

なので、1回で聴き取る練習をすることが大切だと思いました。
2回流れる問題でも、まずは1回で聴く練習した方がいいですね。

(リスニングの教材はどのようなものを使われましたか?)

WasedaSILS.comのCDと、CNN 英文の訳とCDが付いている教材(CNN ENGLISH EXPRESS)を使っていました。内容も役立つし、CNNのニュースを元にしているので、知識も付く点が気に入っていました。また、これは少し特殊な本なのですが、TOEFL/TOEIC対策用の本で、オーストラリア、ブリティッシュなど、北米以外のアクセントが流れる問題集もやりました。教科書の付属教材はきれいな米語の発音ばかりなのですが、実際の試験ではイギリス英語などのアクセントで話す人もいるので、そのような意味では役だったと思います。

発音が違っていても聴き取りはできるので、あまり気にする必要はないと思いますが、北米以外の発音に慣れるという意味では、Youtubeなどにも各国の英語の発音の動画がアップロードされているので、そちらも参考になると思います。

早稲田国際教養 英語対策1(リーディング・英作文)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん2

(個別の科目に対策に関して伺って参りたいと思います。まず英語のリーディングはいかがでしたでしょうか?)

早稲田の国際教養の英語はとにかく長文対策が重要だと思います。
リーディングではよく言われていることではありますが、特に語彙や文章のレベルが高くなるほど、全文を理解できるということは難しくなるので、前後からの類推がとても大切です。
一応分からない箇所は線を引くなどしていましたが、前後の文がちょっと分かれば、その間に入る文の意味も分かるということもよくあります。
最初と最後のセンテンスは大事なので、そこは分からなくても読み飛ばさないようにしていました。
また分量が多いので、速読の意識を持って過去問をするようにしていました。
試験時間を考えると、早稲田国際教養の過去問で、長文1問で30分を超えると厳しいので、大体20分くらいでやるようにしていました。

(早稲田国際教養の英語長文はか語数が多いので、20分は速いですね)。

そうですね、WasedaSILS.comのオンレクの過去問を解く際はいろいろな解き方をためしてみたのですが、ばーと20分でやって、その後冷静になって5分見直しをした方が得点がよくなるケースが多かったので、最終的にはそのような形になりました。

文が長くても大問1問を20分で一通り答えを出す、5分で見直す、という時間配分ですね。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

実際の試験では急いで解いて時間内ギリギリに終わったという感じでした。
入試は実際に受けてみないと分からないところがあって、思わぬタイムロスが結構ありました。
そのような意味でも普段から短めの制限時間でやっておいた方がよいですね。
(参考書などはどのようなものをお使いになりましたか?)

単語はZ会の『オンタン』(音読英単語)を、文法は『Next Stage』をやっていました。どちらも高校で配布されていた教材でした。

WasedaSILS.comの講座以外では特別早稲田対策をやったというわけではないのですが、
単語や語彙はきっちりやっておいた方がよいです。

最も語彙に関してはきりがないところもありますが。直前期に周りが一斉に即単(速読英単語)などを買い始めたので、焦って買ってしまいましたが、結局やる余裕がありませんでした。

早稲田の国際教養は単語・文法をずばり問うような問題は少ないので、基本は長文対策になると思います。

(英作文ライティングに関してはいかがでしょう?)
WasedaSILS.comのオンレクの添削はもちろんやりましたが、それとは別に、高校の先生に添削してもらったりもしていました。
早稲田国際教養の問題に似た題材を出してもらって添削してもらっていました。

ライティング用の参考書などは特に使いませんでした。

また、高校の活動でドイツに行ったことがあり、そこでできた友達とFACEBOOKを通じてやりとりをしている時の相手の書いた文章が参考になりました。砕けた文章はリスニングの会話文の聞き取りでも役立ったりもしました。

(実際の試験ではいかがでしたか?)

本番では結構浮かんでこないものといいますか、今思うとありがちな内容の浅い文章になってしまったと思います。ライティングの点数はよくなかったかもしれません。
反省点としては、ライティングは時間決めてやる練習をしていなかったことでしょうか。
普段から時間を決めてやっていなかったので、本番でたった20分しかないという感覚になりました。
また、教育や国際関係の分野からよく出題されているので、ある程度知識を入れておいた方が英文を書く際にアイディアが出てくると思います。
本や新聞で知識を広げておくことも大切だと思いました。

(次回に続きます)

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー 

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん1

(今回は早稲田大学国際教養学部に合格された、aicさんにお話を伺って参ります。aicさんは昨年度のWasedaSILS.com、早稲田大学国際教養学部総合英以後対策講座、オンラインレクチャー受講生です。)

(早稲田大学国際教養学部の受験を意識されたきっかけと時期を教えていただけますでしょうか?)

最初は外語系統に行きたかったので、外語大、上智などを調べていました。
指定校について調べているうちにICUなどを知り、そして英語で授業を受けられるワセダ国際教養(SILS)を目指すことにしました。
時期としては遅くて、3年夏以降でした。

元々英語に関心があって、国際的な仕事をしたい、人と関わるような国際的な仕事をしたいと思っていました。

語学の習得という枠組はかなり絞られてきてしまって、外国語学部だと語学の研究がメインで、専門性が絞られてきてしまいます。

早稲田国際教養でビジネスや国際関係を学んでおいた方が自分の希望に近いと思うようになりました。早稲田の国際教養では、幅広く様々な分野を学べるところも魅力ですね。

(なるほど。高校は比較的しっかり勉強をするような学校でしたか?)

そうですね、地元では進学校で、進学の成績はよい方でした。
しかし校風は比較的ゆるくて、勉強の取り組み方も人によってばらばらでした。
縛り付けて勉強というより、自主性に任せるというところでしょうか。

夏休み明けの文化祭なども熱心にやりましたし、私の場合劇に出演してそればっかりやっていましたね。

スポーツ大会も熱心にやる学校でした。

(なるほど。インタビュー等でお話を聞くと、地方の進学校には勉強以外に部活や行事をそういうところも結構おおいようですね。受験勉強はある程度学校で用意されていたのですか?)

いえ、塾に通っていました。家だと集中力が持たないので、学校から予備校に直接行ってしまうやり方でした。
電車通学の登下校にリスニングのCDを聞き流したりよくしていましたね。

塾だと周りの雰囲気的にも集中できました。

(なるほど、勉強時間はどれほどでしょう?)

基本的に直前期は勉強が中心の生活です。
特に試験近くになると早く勉強を切り上げて、朝方の勉強に切り替えていました。
具体的には朝5時に起きて、日付変わる前に寝るという生活ですね。
朝起きて7時くらいまで勉強し、そのまま学校に言っていました。
直前期は5-7時をがんばろうという気持ちで、学校が終わって予備校にいって、10時まで勉強しました。
文化祭などは落ち着いてからの秋口からはそのような生活でしたね。

(次回に続きます)

2011年度 早稲田国際教養オープンキャンパス2

 

  引き続き早稲田大学国際教養学部のオープンキャンパスの様子をお届けいたします。

今年も大学生協の早稲田グッヅ販売が行われていました。
ちなみに国際教養学部など各学部の赤本も販売されていて、5%引きで購入できます。

今年は節電の影響で空調や照明等控えめにしている建物が多かったようです。
建物の外では噴霧扇風機が各所に設置されていました。

国際教養学部の入っている11号館の様子です。
内部は見学可能で、商学部の説明会なども行われていました。

15号館で行われた国際教養学部の個別相談会の様子です。なかなかの人気で順番待ちのスペースにかなりの方がいらっしゃいました。SILSの受験生は、帰国生等特殊なケースも多く、また学部のカリキュラムにも特色があるので、個別相談を希望される方は他学部より多いようです。

 国際教養学部の資料閲覧コーナーです。学生による授業やキャンパスライフのレポートなどが展示されていました。授業要項や学生向けのハンドブックも閲覧できました。

その他国際教養学部の学部説明会、モデル講義なども15号館で行われました。

早稲田きたらせっかくなので学食で食べていきましょう。
写真は学食名物の大隈ランチです。
かなりボリュームがあって、日によって載せられる具が変わります。
オープンキャンパスでも昼の時間帯はかなり混雑するので、少し時間をずらしていくとよいかもしれません。

2011年度 早稲田国際教養 オープンキャンパス1

今回は、2011年8月に行われた、早稲田大学国際教養学部のオープンキャンパスの様子をお伝えします。

早稲田大学のオープンキャンパスは例年3日行われていましたが、今年は節電への配慮などから2日間のみ開催されました。

オープンキャンパス当日の大隈講堂付近です。今年もマスコットのWaseda Bearが立っていました。大隈講堂では大学全体の説明会や学生による講演などが行われていました。

大隈講堂前から西早稲田キャンパスへのシャトルバスも運行されていました。理工学部などを見学したい方はこのバスを利用して西早稲田キャンパスに移動できます。移動時間は10分程度。

なおこのシャトルバスは普段でも運行していて、赤バス、理工バスなどと呼ばれており、学生は無料で利用できます。

大隈講堂のすぐ隣にはUni.Shop & Cafe 125という建物があり、ここで早稲田グッズを買ったり、お茶を飲んだりできます。普段も8:30~18:00まで営業していて、気軽に入れる雰囲気なので、オープンキャンパス以外の日に早稲田を見学する場合もチェックしたい場所です。

なお奥に見えるのは大隈会館(20号館)で、隣にはリーガロイヤルホテル東京が立っています。

正門付近の様子です。今年は3号館(政治経済学部などが入居していた建物)の工事の影響でエントランスが狭く、やや混雑していました。

入り口で大学案内とオープンキャンパスのタイムスケジュールなどの資料が、もらえます。

資料は早稲田大学のネーム入りバックに入っており、団扇もついていました。

正門を直進してすぐにある大隈像付近です。記念撮影をする受験生が多数みられました。

大隈像の後ろの高層の建物が、国際教養学部の入居する11号館です。

(次回に続きます)