早稲田国際教養 国語・世界史対策

早稲田国際教養 一般入試合格者インタビュー aicさん4

(国語はいかがでしたか?)

国語は苦手でしたね。特に現代文が苦手でした。
現代文はある程度諦めて、古文で取ろうと思っていました。
早稲田国際教養の古文でも、単語が分かればそれなりに取れます。
古文は単語ばかりやっていました。

現代文に関しては、過去問を解いて解説を読んでも納得のいかないとところが結構ありました。早稲田に限らず、私大の問題には答えが絞りきれない問題が多いという印象があります。

なので、まずは古文でしっかり点を取ることだと思います。

早稲田国際教養の場合は国語の割合が低いので、自分としてはありがたい試験でした。

もっとも難関私大の問題でも現代文をすらすら解けるという人もいるので、適性がある人もいるのかもしれませんね。
(世界史はいかがでしょう?)
教科書で基礎的な部分をとりあえず押さえ、後は問題集で演習を重ねました。

早稲田の問題でも基本レベルをしっかり押さえていれば6割くらいは取れます。

応用問題や文化史など、暗記が問われる部分は直前にやりました。

早稲田の中でも、国際教養学部の世界史は、他の学部に比べたら基礎的な問題が多いかもしれません。自分の受けた年度は特に基礎的な問題が多かったと思います。
また比較的近代史が多く出ています。

とにかく世界史は範囲が広いので、あまり教科書の暗記で根を詰めるようなことはしないで、MARCHとか他大学の問題も含めて演習を繰り返して、問題をやりながら覚えることを心がけていました。特に書きながら覚える意識していました。

また、図説も積極的に使うようにしていました。例えば文化史などは図説の方が細かく書いてあるので、教科書や問題集だけではなくて、時折図説で確認しながら勉強した方がいいですね。

後は青木先生の世界史実況中継を使っていました。CD付きで、講義を聴くように勉強できて、歴史の流れを把握する意味ではよい教材でした。

早稲田の世界史では細かな問題も出るので、細部に気を取られがちなのですが、勉強をする時は個別の問題の単語レベルばかりにとらわれて学習するのではなくて、例え細かな内容であっても、大きな視点で、歴史流れを意識しながら覚えることが大切だと思います。

 

早稲田国際教養 国語・古文・世界史対策

(早稲田大学国際教養学部の古文対策に関して教えてください)

自分の場合現代文より古文の方が苦手でした。
助動詞なども覚えていなかったほどです。
最後の方に古文単語の暗記をした程度です。
Marchレベルの過去問を読んで、早稲田国際教養の国語はそれほど難しくないのでいけるのではないかとは考えていました。

結局古文に関しては、間に合わないで受けた印象です。古文ができていないことを考えると、国際教養学部にはぎりぎりで滑り込みで受かっていると思います。
現代文の塾で同時にとっていましたが、古文そのものは最後まで苦手意識がありました。

(直前期の勉強法を教えていただけますか?

自分なりにスパートをかけました。家では勉強しないので、学校が3,4時に終わり、塾の自習室で10時頃閉まるまで勉強し続けました。

(世界史選択で受験されていますが、早稲田国際教養の世界史対策はいかがえしょう?)

直前期に世界史wよくやりましたね。世界史の問題集を5,6冊買ってずっと解いていたというほどです。

特に直前期は、受験勉強の基本である英語をやりつつも、世界史をなるべくやるという形です。
直前期の世界史の勉強法としては、テキスト・参考書をやるのではなく、問題集・過去問を中心に演習をたくさんやりました。

(直前期の演習は有効そうですね、その際役に立った問題集などはありますか?)

河合塾の早稲田の世界史などは役に立ちましたね。早稲田のレベルが分かりましたし、知識も入っていきました。

(しかし世界史などは暗記項目が多く、覚えるのが大変そうですね。)

覚えるところは最小限にしようと思って勉強を進めていました。
ベースはセンター対策の問題集を持っていてそれを繰り返しやっていました。入りそうなところだけ、難度の高い知識も入れていきました。

(入りそうとは?)

自分の覚えられそうな範囲、「今日はここまでやろう」というところまでですね。

他にはZ会の世界史のテキストも役立ちました。
私大難関校のレベルの問題が入っていて、そのレベルは教科書では入っていない範囲も含まれていました。
問題集の形で、有名私立の問題がたくさん入っていました。
なんとなくではありますが、私大の世界全般、そして早稲田の世界史の傾向が掴めたと思います。

(どんな問題が出るか、分かってきたというところですね。)

そうですね。やはり問われやすい箇所が分かってくると、覚える気にもなりますし、自信になりますね。

(次回に続きます)

早稲田国際教養入試合格者インタビュー5 世界史対策

早稲田大学国際教養学部合格まっきんりーさんインタビュー5 早稲田国際教養の世界史

(それでは早稲田国際教養入試の他の教科に関しても伺っていきます。世界史は得意にされていたのですね。)

ええ、でも高3の春までは世界史のテストで10点を取るなど、あまり勉強していませんでした。
1学期以降一気にやって点が伸びました。

(どのような勉強をされたのですか?)

センター終わるまではひたすらセンター対策をしていました。
難関校対策はしていなかったので、センター終わった時、早慶の過去問をやってなんだこれはと思いました。
全然知らない問題があったのでもっと早くやっておけばよかったと思ったとその時は思いました。

焦りからセンター終わってからの1ヶ月で早稲田と慶應の過去問を解きまくりました。

センターを完璧にしている基礎があったのでできたかもしれないですね。
赤本で勉強していく感じす。

(問題集などでは勉強されなかったのですか?)

世界史はあまりいい問題集がないので実際の過去問をやった方がよいと思います。
早慶に出やすいたまにしかでない問題に焦点を当てた問題集もありますが、そういった問題集はやっていません。

(なるほど、しかし知識問題が中心の世界史では、一度出た問題はあまり出なくなるのではありませんか?)

いえ、結構過去問から出ていますよ。また、過去問をやりながら、間違えた範囲や理解していない範囲を教科書や資料集で復習すると効果的です。アメリカ史を間違えたとするとアメリカ史全体を見直す必要があります。その際、問題集だとその1問だけを見直す形になってしまいますが、教科書と資料集を使うと、流れや全体での位置づけなどがわかります。

(早慶に合格されているのに難問を取り扱った問題集をやっていないといのは意外です。特に早稲田は奇問が多いですよね。)

自分でも難易度の高い問題集を買いましたが、細かすぎたり、流れや全体像が見えなかったりしていたので、あまり役に立たないと判断しました。

(教科書と資料集とでここまでいけるのですね。世界史の併願対策はいかがでしょう?)

慶応の経済は近代、特に1500年代以降からの出題という指定がありますので、指定はないものの同じく近現代が中心の早稲田国際教養の併願には適しています。

(その他世界史のポイントはありますか?)

世界史が得意だったので友達に教えてくれと頼まれていまして、2学期の間ずっと学校始まる前1時間、自作の虫食い教材を友達3人と勉強していました。結果的に自分の勉強になりました。

またどこかに山川用語集からそのままでることも多いと書いてあったので、辞書的に山川の用語集を調べていた
これは暗記するというよりは辞書的に活用していました。国際教養の問題は早稲田の中でも政治経済学部などに比べると比較的基礎的な問題が多いので、センター対策をまずやっておくことが大切だと思います。

早稲田の中では国際教養は世界史と国語は簡単ですね。
早稲田国際教養の数学もたぶん簡単だと思います。英語がとにかく難しいです。

(次回に続きます)